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福知山・天橋立温泉 - ちょこっと集合(2)

「ちょこっと集合」とは、銀翼のオーナーさんがちょこっと集まって「じゃあね」と言って別れる、シャイな性格のさかなさんが主催(?)する集まりです。さかなさんは岡山の人、今回のちょこっと集まる場所は京都府福知山温泉の駐車場で時間は土曜日の朝10時。連休でもなんでもない普通の土曜日に、関西の銀翼オーナーは何気なくちょこっと集まるつもりでした。……まさか東京から押しかけてく馬鹿がいるはずもなし。

日程
2001年10月20日(土)・21日(日)
集合
談合坂SA 2:00/駒ケ岳SA 4:00/多賀SA 7:00(7:30発)/京都府福知山温泉 10:00
コース
中央〜名神〜中国道〜舞鶴道〜福知山
天橋立〜県道45〜国道27,303〜国道161,303,8〜木之本IC〜中央高速
参加者
おやじさん・白髪さん・くろさん・こめ(ちぇんみい)

「行きたい!」
その衝動は、銀翼を買ってしまったときのそれと同じ。

「ほんとに行くつもりですか?」と「おやじ」さんと互いにけん制しあうけど、すでにその行動力と馬鹿さかげんを互いに知ってしまった後では手遅れで、一応、照れ隠しに冗談話を進行しているフリをよそいつつ、行くの行かないのと二人で掲示板で掛け合いをしながら、20日を迎えました。
行くと仮定した上(実は二人は最初から本気)での集合場所を展開していると、不思議なもので馬鹿話につられて、総勢4人の強襲メンバーがそろいました。(^^;

自宅出発は土曜日の深夜1:00。
金曜の晩9:00ちょっと前に帰宅した私は、缶ビール1本+安物のブランデー数杯の晩酌を重ねていつものようにTVの前でカウチする。今日の映画は都合良く何度も何度も観あきてる「インディジョーンズ・魔球の伝説」。得意技の親爺寝で、ものの数分で意識不明になるはず……。う、やばい、やっぱりインディジョーンズは面白すぎる!
このまま観つづけたら死んでしまうと判断し、猿の脳みそのシャーベットが出てきたところでTVを消し、ソファで寝る態勢に入る。しかし、寝れない。ほんとに死ぬかもしれない……

おやじさんとの待ち合わせは、中央高速談合坂SA2:00。ほぼ時間どおりに到着するとすでにおやじさんが待っていた。今日は、おやじさんの無線(自作のヘッドセット)が完成し、はじめて相互会話できるツーリング。さっそく周波数をあわせてさあ出発だ。
……と、思ったら、私からの声が電波に乗っていない。使い方のよくわからないVX-5をあれこれいじりやっと声が電波に乗る状態に。予定より、15分遅れでの談合坂出発となりました。でも、走り出すとほとんど聞き取れません。おかしいなあ、他の人とはもっとクリアに聞こえるのに……。どっちの装置が悪いんだろ。
先導は私。途中、ほどほどのペースで快調に飛ばしているとミラーの中にちらつく赤い回転灯。いくらなんでもあんな後方から我々を追跡してくるはずもないと理屈ではわかってるけど……。走行車線を100km/hまで落として待ってると、パトカーが一台追い越し車線をかっとんでいく。あ〜びっくりした。何だろうねえ……と無線で話し合っていると、うわ、これだー。
中央分離帯を破壊して横転している大型トレーラー! 反対車線からだね。まさに陸に乗り上げた鯨。さっきのパトカーは交通整理にやってきた最初の一台でした。もうちょっと通過時間が早かったら、トレーラーが正面から飛び出してくるところに遭遇してたかも!


この手袋で4℃の中央高速を走破!

諏訪湖SAで給油。くろさんとの待ち合わせは駒ケ岳SA4:00。休憩している暇ないねーってことで、駐車場には寄らずに出発。それにしても寒い。中央道の折れ曲がり地点、ここが一番冷え込むところかな。ガソリンスタンドのおっちゃんは4℃とか言っていた。寒いったってなんたって、今回私がしているグローブは、夏用も夏用の、指だし皮手袋である。ハンドルプロテクター+グリップヒーターの効果はこれで実証できました。真冬も私はこれでいきます。(^^;
約束の10分前に駒ケ岳SAに到着してくろさんと合流。第2ラリーポイントも無事クリアといったところ。くろさんとは今回が初お目見え。分厚い冬手袋して、それでも寒い寒いと連呼。ハンドルプロテクターの威力にしきりと関心していました。


駒ケ岳SA 4:00

休憩所で15分くらいお話して、体もあったまったところで3台そろって出発。出発直前におやじさんが無線機のパワー設定をいじったところ、これまで聞き取れなかったか細い通話がいきなりクリアに。念願のおしゃべり走行がやっと実現しました。

次のラリーポイントは多賀SAに7:00、白髪(しらが)さんと合流です。白髪さんも東京ですが、昨晩のうちに自宅を出てマイペースで多賀SAまで走り、一風呂浴び、休憩室で一眠りする計画です(しかし、そのころ白髪さんは休憩室に寝場所を確保できず、まんじりともできずにうろついていたのでした)。
長い長い網掛と恵那山の二つのトンネルを抜け、そろそろ休憩ポイントを考える。けど、駒ケ岳から多賀までの2時間半を考えると、休憩は途中1回が限度。ガソリン2目盛りを残し、多賀まであと1時間というあたりで、内津峠PAにガソリンマークを発見し寄ることを決定。10分ほどの休憩で時間調整もばっちり。カーナビは便利です。


多賀SAでようやく全員そろう

白髪さんはぼくらより一回り上の最年長。私は初面識ですが、おやじさんが1週前に連れ出し、高速で日光までワープした後、関東平野の外郭の峠をいくつも超え、青梅街道で都内に戻るという、とんでもないコースに付き合ってくれたということで、僕らと同じ「走るのが嫌いじゃない」部類の人。安心して引っぱりまわすことができます。
「多賀SA7:00集合(7:30出発)」という宣言どおり、7時ちょっと前にSAに到着して白髪さんと合流。そして、初めての長めの(30分だけど)休憩を取ることができました。私はすっかりお腹を冷やして下痢気味です。夏に北海道目指して東北道を自走したときも同じ。高速を長距離走るときは、腹冷え対策をとらないとスクーターはダメですね。次からホッカイロを用意しようと心に決めた。

さあ、最終ラリーポイントは福知山温泉に10:00。中央、名神を順調に飛ばして来たけど、中国道に入るあたりから渋滞が始まる。先頭の私は「いつものように」2車線の中央をすり抜けていく。おやじさんは真後ろに。しかし、後ろの2台がだんだん離れてしまう。車間を空けちゃうと自分の判断ですり抜けなきゃならなくなるから、無理してでも付いてきて欲しいね、などとおやじさんと無線で話しあう。
クルマの流れに乗って後続が追いつくのを待つことに。そのうち、クルマの流れが微妙な速度に上がってくる。一人なら間違いなくヒラヒラ走りしちゃうけど、今日は流れに乗ってじっと我慢。舞鶴道への分岐はもうすぐで、渋滞は終わることが予想できたからね。(^^;

西宮名塩SAで給油。あれ、白髪さんが給油してないと気づくけど、ま、いっか。――次からは中途半端でも一緒に給油しようね、白髪さん。同じバイクだから満タンをそろえておいたほうが何かと良いから。
目指す福知山温泉の到着予定時刻はナビによると10:12。まあ、ここから先の舞鶴道はすいてるから大丈夫でしょう。これまでとはちょっとペースを上げて北上を続け、福知山ICで下りて福知山温泉駐車場へ。到着の瞬間の時刻は10:00ジャストでした!



福知山温泉駐車場で記念撮影

福知山温泉の駐車場には16台の銀翼が。わー、さかなさんだ。あっ、タンスキさんこんにちは!
輪になって自己紹介の後、三脚を立てて記念撮影。その後も銀翼談義は続く。

コアラ仕様(ハンドルプロテクタ装着)は関東勢3台のほかは、京都のといちろうさん1台だけ。どうも関西勢の人気はGIVIスクリーンに集中してます。すでに翌日の掲示板ではスクリーンを注文した人が何人も。関東と関西の銀翼乗りの比較って面白いね。
前回、関東でおこなったミーティングでは10台集まったうちグレーは1台。大抵シルバーなら即納でグレーは納期未定だから、関東人は短気というかせっかちなんでしょう。その1台のグレーも、たまたま在庫があってグレーなら即納と言われたから購入したということ。関西では、グレーを手に入れるため納車を待った人がかなりいましたよね。江戸職人気質のハンドルプロテクターと豪華一点買いのGIVIスクリーン……?(^^;



出石(いずし)そばのこれが1人前

話の尽きない銀翼談義ですが、そこはタンスキさんの仕切りで出石(いずし)そばツアーへ。
無線を持っていたのは私とおやじさんの二人だけだったので、おやじさんが気を利かせて最後尾へ移動。わたしはさかなさんを追い越して2番手にあがり、タンスキさんの後ろに。
これだけの人数になると千鳥でひたすら我慢走りです。でも、前方がちょっと開けたときのタンスキさんの走りを見て、「走るのが嫌いじゃない人」と感じた! 信号待ちで、タンスキさんも実は飛ばすほうでしょう?と声をかけると、タンデム席の奥様が大きくうなずいてた。(^^;
先頭のタンスキさんがいくらアクセルを開けても、十数台で間延びして最後尾はまったくの一定速度。無線からはおやじさんの苦悩の叫びが聞こえてました。(^^;

銀翼乗りも間違いなく二通りいるね。とことこ風景を楽しむゆとりの走りをする人と、走るのが嫌いじゃない人。その違いは、こーんなきれいな田舎道の風景を見たときに、止まって写真を撮るか止まれずに通り過ぎちゃうかでわかる。私のツーレポってSAでの休憩風景しか写真はないし、道の幅と曲がり具合しか感想がないのだ。(^^;

出石城というお店で名物の出石ソバをいただきました。
誰が誰だか確認できないうちに、くろさんが早く出発しようとせかしだしました。奥さんに「本気で行く気?」と見送られ、今日中に長野の自宅に戻るつもりなのです。でも、関東勢の予定コース天橋立までは付き合いたいのです。(^^;

さかなさんともあまり話をしてないし、名残を惜しみつつも、関東組の都合で「ちょこっと集合」は解散となりました。我々は天橋立へ、タンスキさんは何人かを引き連れて福知山温泉に戻りました。

天橋立へは426号線に来た道を少し戻ります。白髪さんのガス欠にあわせ、482号線との分岐直前にJAのガソリンスタンドを見つけて給油。福知山への帰り道の分岐交差点では何気なく銀翼が一台増えています。同じコアラ仕様のといちろうさんです。
帰り道が一緒なんだろうなあ程度に考えていましたが、福知山方面にもどる予定だった大阪のたまるさんが、といちろうさんを見つけて、「一緒の行くの?」と聞いてきました。といちろうさんは大きくうなずいてました。あれ?そういうことになってたんだ。(^^; じゃあ、おれもってことで、たまるさんも同行することになりました。

482号線から県道2号線へ、台数も少ないので信号待ちでクルマの前に出て自分たちのペースで走ります。途中岩屋峠にコーナーが2つ3つあるくらいで、あとはなだらかな直線道です。うわさでは、私がメインスタンドから火花飛ばして疾走していたことになってますが、否定しておきます。(^^; 今回の旅では一度もスタンドすってませんし、ましてや、可能性があるとしたらこのコーナーだけですが、このときは本腰入れませんもん。火花とばしてたのは、後ろを追走してた本人さんだよ。ぼくはこの程度ならスタンドすらない走りが身についてきたもんね。ヽ(^o^)ノ


天橋立・飛龍観を背景に記念撮影

天橋立には2:30ごろ到着。地元二人は対岸を指差し展望台は向こう側と主張。うーん、でもこっち側からは飛龍観と呼ばれるうねった雄大な砂州が見れるはず。ナビ上に「ビューランド」という場所を見つけ、「ビュー」というからには展望台があるに違いないと、ナビが示す裏路地へ銀翼で乗り付けました。ありました、ロープウェイ&リフト乗り場が。どこに銀翼を止めようかと物色していると、駐車場のおっちゃんが1台250円でここに止めろと交渉してきました。路地はどの民家も私設駐車場と化していますから、バイクとはいえ、無断で気軽に止める場所がありません。250円払って銀翼をあずけ、リフトで展望台に上りました。温泉がなかった頃は天橋立の景観だけで宿泊客は他に取られ、駐車場商売で小銭を稼いでた街……なんですかね?(^^;


まっすぐよりうねってるのが好き(^^;

リフトで上るとそこは、小さな観覧車を中心とした時代錯誤の遊園地。営業しているみたいですが、観光客の誰一人として園内の乗り物なんか乗ってません。天橋立をバックに記念撮影したらとっとと下りリフトでおりるまでです。関西のお二人も、こちら側からの眺望ははじめてとのこと、ご招待の甲斐がありました(笑)。

くろさんと関西のお二人とはここでお別れです。くろさんが今日中に長野に帰るというので、お二人はくろさんを道案内するため敦賀周りで京阪に戻られたご様子。どうも、ご愁傷さまです。(^^;

残った親爺3人は、ここで宿を探すことに。日はまだ高いので、時間的には敦賀か福井あたりまで走れそうだけど、「ビール飲みたいよね」の一言で決定。福知山で入り損ねた温泉ですが、ここ、天橋立にも掘りたての温泉があることはホームページで事前学習済み。民宿の相場は7,200円と高めだけど、素泊まり+温泉5,100円で手打ちとする。
まだ午後の3時。(^^; 温泉につかったらどこかで酒をかっくらって、たぶん7時やそこらには寝ちゃうので、朝はおばちゃんたちが寝てる間に朝立ち。だから素泊まりでいいやという計算式です。


お世話(?)になった民宿くらた

民宿のお風呂にしては、親爺3人が同時に入れる立派なもの。
天橋立温泉は、ナトリウム―炭酸水素塩泉で、お風呂のお湯でしもを流した瞬間、やけにぬるぬるしてドキっとする。洗い流しても洗い流してもぬるぬるが落ちず、バイクに乗りすぎて尻が溶けちゃったんじゃないかと錯覚した。(^^;

宿のおばちゃんに近所の飲み屋を教えてもらう(まだ時間が早かったけど電話で開けてもらった)。安いところが希望だったけど、旅館と表裏商売のけっこう高めの料理屋。一品料理頼んだら支払いの想像ができなそうだったので、刺身とつぼ焼きの定食2,300円をツマミに、大ジョッキで乾杯! やー、今日はよく走ったね。
すっかり出来上がって店を出てもまだ7時前。それにしては、町並みは夜の11時と言われてもおかしくないくらい、灯が消えて真っ暗。半分シャッターの下りた酒屋で買出しをして宿に戻る。

宿に戻ってもバイクの話はつきない。いい年こいた親爺が、コーナー曲がるにはイン側の肩と腕の力を抜いてどうのこうのと、銀翼の操縦理論を展開する。そういやこれって高校んときの休み時間の話題、そのものだよな(笑)。
そんなこんなで酔いと睡魔が誘い、3人、川の字に敷かれた布団で就寝準備。寝る前にトイレに立って戻ってみると、私が真中らしい。うっ、二人ともいびきをかくって言ってたじゃん、ステレオ地獄ですかー?
世の中二通り理論、その2……いびきかく人とかかない人。かく人は瞬間芸で寝付くけど、かかない人は普段から寝付きが悪いんです。酔いのおかけで数時間は寝れたけど、案の定夜中の12時には目が覚め、あとはステレオ放送でまんじりともできなかった。(--; ふあー。


年寄りの朝は早い! なんと3時に全員目が覚めてしまった。まあ、寝たのが8時だから十分すぎるほど寝てるんだよね(ぼく以外は・笑)。ということで、約束通り、宿のおばちゃんたちを起こさないようにこっそり抜け出し、4時に出発。

ナビのルート通りだと海岸沿いの国道で舞鶴へ。だけど、昨夜のうちに、県道45号線をこっそり経由地に指定しておいた。だって楽しそうなんだもん。選んだルートは大正解。こんな楽しい道はそうないだろう。だだし、昼間だったら!
ダメじゃん、夜明け前の県道45号は。一寸先も見えない闇。HIDなんて要らないと思ってたぼくはやっぱ東京もんだったのだ。だけどHIDがあってもこの道はたぶん見えないよ。ハイビームにしていても見えるのはコーナーの途中までで、その先まだコーナーが続くのか逆に切り返すのかまったく見えない。
路地のように狭くつづら続く県道。ときどきある街灯に浮かぶ民家、銀翼のヘッドライトで瞬間照らされる風景は、竹やぶだったり、軒先に積まれた薪の束だったり。物心ついて間もない頃の練馬の風景が通り過ぎる。
ここは京都、先頭を走るぼくのバックミラーに映ってる2つのヘッドライトはひょっとして狸の目で、最後尾を追いかけてるおやじさんが見ているテールランプは狐火かも、なんて冗談が本気に思えてくる。確かめるように無線で何度もおやじさんに呼びかける……。

夜が明けてきたのは、舞鶴も過ぎて海岸線を国道27号で走ってるころ。明るくなって先が見えてきたので、黄色い線もお構いなしでトラックをかわす。303号線を右折すると、北川という川沿いを走る山間ルートだ。真っ暗闇の県道のうっぷん晴らしができそうな予感。峠ではないが、蛇行する川が作り出した美味しいコーナーに、ちょっと本腰入れた攻めを数回くり返すと、あっという間にバックミラーから後続は消える。

「白髪さん辛そうだから、ちぇんみいさん先行って、楽しんでください。後姿に本気感じたよ」とおやじさんの声。ぼくが先に行ったら、かわいそうなのは白髪さんではなく、楽しめないおやじさんかなあ。(^^; そう思ったからペースを落として風景を楽しむことにする。
琵琶湖に突き当たり左折して161号、303号、8号と湖を右回りする。あ、ここって鳥人間コンテストで見覚えのある風景だね、とおやじさん。途中、303号沿いの駐車場で休憩を取ってから、午前7時、木之本ICから北陸道へ。

帰りは特に目標とする時間設定はないけど、ナビの通りなら12時すぎには自宅にいることになってる。そりゃ休みなく走った場合だ。
養老SAで給油休憩、とともに、朝食を取る。私は海老掻揚うどん。ここで、「聖子ちゃんMT」なるBSC東海の集まりで浜松に向かう一団と遭遇。そういえば今日は彦根でBSC滋賀の発起MTがあったはず。全部顔出したらすごい記録になるだろね。(^^;


じっちゃんばっちゃんの人気の的

駒ケ岳SAではトイレ休憩。ガソリンだけなら諏訪湖SAまでいけたはずだけど。(^^;
駐車場に銀翼を止めるとすぐに、修学旅行の一団に混ざった先生らしき人から声をかけられる。ぼくらのハンドルプロテクターにいたく関心ももたれた様子。12月にすぐ予約してすでに1万キロ走ってるというから、立派な銀翼オーナーさんです。……カブ用のオプションの流用ですよと教えただけで、ホームページURLを教えるわけでもなく、先生の熱い視線を無視してそそくさと銀翼から離れる。ごめんなさい。だって、トイレが我慢できなくてここに来たんだよ、ぼくらは。(^^;

修学旅行のバスが去ると、今度はご年配の集団を詰め込んだバスが数台、入れ替わり立ち代り入ってきました。
休憩所のど真ん中に止めた我々の銀翼3台はこのご一行の関心の的。「これ何cc?」「600」「へえ」……何度この会話を交わしただろう。物知り顔のおじさんからは「シルバーウィング」という名が結構でます。おじさんどころか、おばさん……というかばあちゃんすら銀翼に振りかえる始末。――巣鴨に出向いたら、入れ食いでナンパできるぞきっと。「ねえ、そこのばーちゃん、後ろ乗んない?」ヽ(^o^;)ノ

駒ケ岳を出るとき、おやじさんに前を走ってよと声をかける。ずーと先導ばかりで、そろそろ他人にペースを任せたいとふと思ったから。でも、これが大失敗。……「いいの?」と嬉々とした顔をみせるおやじさん。しまった!
すでに手遅れ、先頭切ったおやじさんがフルスロットルでかっ飛んでいったのは言うまでもない(爆)。
2番手をいく白髪さんも最初は何とかついていこうとするが、途中から、最高速度に自制をかけるように。まあ、それが普通の神経です。何の心配もいらないっすよ、白髪さん。(^^;
双葉SAでトイレ休憩した後もおんなじ調子でおやじさんはかっ飛んでいく。ぼくは2番目を走り、おやじさんを無視してのんびりペースで白髪さんを先導しようとしたら、おやじさんの速度に慣れてしまった白髪さん、ぼくが抜かれるために速度を落としたと思ったらしく、脇をすり抜けどびゅーんと飛んでいく。(^o^;
しょうがないね、白髪さんにペースを任せて後をついてだけ。おやじさんはどこまでも先に行ってしまうが、中央ツーリングでのライダーのお約束、談合坂SAにはちゃんと入った様子。三人そろって昼食を取ることができました。

談合坂で給油して再出発。先導役をおやじさんから奪い、最後はまたのんびりペースで終わろうとすると、無線でおやじさんが、「前を行くバイク集団にTMAXが混じってるよ」と教えてくれる。
「それって、ちょっと気合いを入れたらTMAXと一緒に走れるってこと?」「そうそう」……ぷつん。何かが切れる音。TMAXと一緒にツーリングするのがぼくの念願。アクセル全開。きっと白髪さんはびっくりしただろうけど、この状況だと諦めて、マイペースで自分の走りを保ってくれるに違いない。だって、みんな大人だもん。

TMAXが混じってるのはリッターバイクばかり集まったどこかの走り屋ツーリングクラブの一団。結構ハイペースで飛ばしてます。その集団のほぼ先頭グループにTMAXがいた。
集団に追いつき、先頭のTMAXに追いつくのはそう難しいことではなかった。ぼくはそれで満足。いきなり通常速度に落としてバイク集団をやり過ごす。そのとき、無線から「まだまだ」という声。おやじさんの影がすり抜けたと思ったら、一気にバイク集団を追い越し、そのはるか前方に飛んでいった。

突然追いついて先頭に達したと思ったら速度を緩める1台目の銀翼。その直後に、追いついて追い越していった2台目の銀翼(爆)。彼らを怒らせ、本気にさせるには十分な挑発態度です。おやじさんに追い付くためにもう一度TMAXを捕らえようとしたときは時すでに遅し。集団全体が、ハイペースから超ハイペースへモードチェンジしてました。そのまま、料金所まで集団の中に飲み込まれたままなだれ込む。(^^;

どうやらおやじさんは逃げ切ったらしく、料金所に先頭で進入していくところだった。おやじさんと同じレーンを選んで2台後ろで進入。おやじさんが7,500円払ってることを確認し…… あ、あれ? な、ない。うあ、高速券飛んでしまった――右のチケットボックスから(笑)。

練馬の自宅マンションに2:30帰着しました。

参考