
仕事が忙しくてせっかくのBSTCのツーレポが書けませんでした。細部、忘れてしまってるところもあって、ごめんなさい。
蓮田SAは工事中だった。駐車場内を1週したが先着メンバーを見つけられず、駐車場入り口付近まで戻ってバイクを止め、うろうろ歩いていたら反対側に集合しているメンバーを見つけた。さっき通ったとき見過ごしたみたい。
今回は、少ないメンバーを覚悟していたが、なんとズッキーとエビちゃんが来ていた。うーん、惜しい! TMAXの‘まにた’さんにぜひ紹介したい二人だったのに。そして、彼らが参加できると最初からわかっていたら、茨城なんて平らなところじゃなく、凍結を恐れずに伊豆箱根にくり出していたのにぃ!

と、いうようなことは置いておいて……今回は、駆動系を変えたりマップを書き換えた銀翼とノーマルの乗り比べがメインなのである。まずは、高速性能テストだ。宇都宮直前の大谷PAで集合することにして、各自、勝手に走り出した。おやじさんはtwocimaさんのTMAXと乗り換えして一緒に出て行ったようだ。
出遅れたぼくは、気づくとほとんど誰もいない状態。まあ、皆好きにやってちょーだいと、出発する。このとき、エビちゃんがまだ駐車場でもたもた(?)していた様子だった。
クルマの流れ+αで適当に走ってると、今回初参加の池田さんに追いついた。こういう中途半端な速度域でバイクがつるんで走るのは危険だ……というのがぼくの考え。初参加の人ならなおさらだ。相手のペースに合わせようとするところに無理が生じるから。
ということで、これまで、まったりペースで走っていたのをやめ、一気に池田さんを追い越し視界から消える。うん、これが集団走行の親切心というものなのだ(笑)。……視界から消えたら再びまったり。するといつの間にか視界の端に銀翼が。ほんじゃ、とまた一気に加速。と、そんなことをくり返した。いじめてたわけじゃなんだからねー(汗)。
そうこうしているうちに、まったく別次元の速度で走る銀翼が迫ってきた。エビちゃんに違いない。……うーん、高速の全開走行ってぼくの主義じゃないんだけど、そーはいっても……海外仕様+マップ書換+SP忠男の銀翼改を試す千載一遇のチャンスである。
と、自分に言い訳をしてエビちゃんに追従。アクセル全開! メーター読み177、178……。回転数はレッドゾーンに入りかけた9,300を超えたあたり。そのとき、断続的につんのめるような感覚に襲われる。おっとこれはリミッターだ!
大谷PAに到着したぼくは、さっそくリミッターが効いたことをおやじさんに伝える。
すると、下り坂なら前から効いてたよと、こともなげな返事。さらに、一緒に走っていたエビちゃんは、同じ速度のはずなのにリミッターは効かなかったという。どうも、車体により差があるみたいだ。少なくともぼくの銀翼は178あたりで燃料噴射がカットされる感覚である。
好き勝手走った高速から降り、ここから先は千鳥走行によるクラブツーリングである。宇都宮市街から293号を最初の目的地、鷲子山上神社を目指す。
次第に交通量が減ってきて、やがて、信号待ちで先頭に立てる機会がやってきた。「やるよ」「もちろん」「エビちゃんが嬉しそうな顔している」「うひひ」「……2、1」
大人げもない、信号グランプリ大会の幕開けだった。おやじ号は駆動系交換+マップ書き換えなし。エビ号は完全ノーマルである。駆動系交換+マップ書き換えあり+忠男付きこめ号はさすがに一歩リードする。しかし、一歩に過ぎない。車体1つ分先には出るが、それ以上引き離すことはできない。感覚的にはめちゃくちゃ速くなってる気がしてるのに、実際の差はないのだ。
もっとおかしいのは、完全ノーマルのエビ号のほうが、駆動系交換のおやじ号より加速が良いのである。1列目におやじ号、2列目でエビ号とズッキー号(これもノーマル)が同時スタートしたときを後ろから眺めていたら、おやじ号に前をふさがれとなりをズッキー号に阻まれたエビ号が、じだんだ踏んでラインを探してる様子が伝わってきた。
道の駅で休憩後、それぞれの銀翼を交換して走ることになった。こめ号におやじさん、おやじ号にエビちゃん、エビ号がぼくである。
ひさびさのノーマル銀翼の感覚は、やっぱりジェントルだ。どんなにアクセルをひねっても一定の加速しかしない。感覚をノーマル車でリセットすれば、銀翼改のありがたみをあらためて味わうことができるかも(しかし、先ほどの実験の通り、実際の速度差はあまりないのだから不思議)。
こうして、我々は結論に達したのである。駆動系を改良しても、体重100kgのおやじさんが乗ると、ノーマルに負けるのだ。30kg差はでかいのだ。
「くそー、皆は昔(ノーマルのとき)から、この加速を味わっていたのか!」(おやじさん談)

集団ツーリングというのに、こんな馬鹿やっていたものだから、目的地を通り過ぎてしまった。なんとか先頭を止めることに成功し、初詣をすることができた。
鷲子山上神社は栃木と茨城の県境にあり「とりのこさんじょうじんじゃ」と読む。日光東照宮の流れを汲む彫刻で、地元ではけっこう知名度のあるところらしい。
参加者にはそれなりに気に入っていただけた様子。「交通安全」が御利益にあることもちゃんと事前に確認してたし、こめツーリストとしてはまあ成功の部類にしておこう(笑)。


次の目的地、日本三名瀑の「袋田の滝」である。滝までの沿道は、唯でクルマを止めるものかと待ち構える典型的な観光商店街だ。商店街の入り口のまだ道が広いうちに路上駐車し、歩いて滝に向かう。300円の通行料を払って滝まで掘りぬかれた隋道を通る。……あとで気づいたが、商店街を通らず、橋を渡らず、川の右側をそのまんま突っ切っていけば、300円を払わなくても滝の見えるところまで行けるのであった(笑)。
滝を満喫(笑)したあと、適当なお店で昼食を取る。ぼくはうどんを頼んだが、はっきり言ってまずかった。こんな観光地で期待しちゃいけないけど。
滝の次は、竜神大吊橋へご一行様をご案内。
まだできたばかりの吊橋みたいで、ツーリングマップルにもナビにも、吊橋までの道は記載されていない。
元旦にたまるさんの案内で渡った和歌山の木製の吊橋とは違い、頑丈に作られた吊橋は怖くも何ともない。たまるさんは日本一の吊橋と自慢していたが、この吊橋にも日本一の看板が出ていた。……詳しく見ると、高さ日本一だそうだ。

吊橋を渡った先には小さな公園となにやら怪しげな鐘があるだけ。お金を入れると、あまり美しくない耳障りな鐘が鳴る仕組みである。この鐘に、小銭を入れるためだけに、この吊橋は作られたのである。馬鹿な観光客がお金を投じてくれたことを、対岸に知らせるための鐘か?
こんなもの作っても観光客は増えないと思うぞ、茨城県。観光地のそばやうどんの平均を底上げすることが第一だ(食い物の恨みは根が深い)

これで、用意したツーリングポイントはすべて終了。
だが、本当のツーリングポイントとして用意していたのは、ここからの帰り道、日立北ICまでの県道だったりして。けっこううねうねして楽しげな道だったはずなんだけど、後ろからエビちゃんに追いまくられるとそれどこではなかった。ひ〜、怖いよ〜。うしろからいじめるよー(笑)。
常磐道に乗ると、先頭のおやじ号に続き、エビ号、こめ号が続く。当然おやじ号のペースだ。直線ではリミッター効きまくりである。
まったく同じ性能のバイクで3台目を走るとき、ためらいは敗北を意味する。一度離れたら二度と追いつけないのだ。だが、このときぼくは結構、ワンテンポ遅れての加速を開始して付いて行った。逆説的に忠男マフラーによる+αは、それなりに効いているということである。
常磐道最初のSA、友部で解散となった。