
春を待てずにくり出した2度目の熱海。天気予報はくもりのちの晴れ……のはずだったよなぁ。
今回の熱海の無料宿泊施設(おやじさん提供)の利用は、名古屋のなかなかさんの関東遠征を迎え入れるため。という理由で集合は沼津IC出口に10時。でも、きっと皆いるだろうと思って足柄SAを目指すが、箱根の右コースを快調に抜け切ったところで、何やら白いものが……!?

足柄SAには、おやじさんをはじめとする数人が先着していた。「おはよーっす」「これ、雪?」「足柄だから」「そうだよねー」
おやじさんたちはすでに出発するところだったらしいけど、空気の読み取れないぼくが余計な長居をさせてしまった。そうこうしているうちに雪の結晶が次第に大きくなってくる。これはやばいってことで出発。高速道路の一番左車線を時速100キロ以下の速度で編隊走行。高速の編隊走行なんて、一番最初の富士山一周以来のことじゃない?
高度が下がれば雪はやみ道路も乾いてきた。目指す南の空は雲が切れて明るくなっている。天気予報では強い冬型で「くもりのち晴れ」ということだったから、寒さは覚悟してるが、いずれ雲ひとつない晴天だ。
沼津の出口に到着すると、なかなかさんから無線が入る。料金所出口には駐車できなかったので第2集合ポイントであるジョナサン前にいるということ。だが、ぼくらが料金所に到着したこの時間、管理事務所の駐車場は空いていたので、後続のことを考えてここで停止。しばらくすると、足柄メンバー以外も続々とやってきて、ジョナサン前の3人と合わせて全員集合の様子。ジョナサンへ移動してなかなかさんたちと合流した。

しばらくジョナサン前で談笑。なかなかさんとは初対面だけど、写真も見ていたしおやじさんのツーレポのおかげではじめての気がしない。この後のツーリングでは殿軍(しんがり)を務めてくれたが、無線で聞こえてくるなかなかさんの声、はじめての気がしない。そうだ、今回は参加してない‘をかしさん’とキャラがダブっているのだ。(笑)
今回の初対面はほかにも、Enoさん、くんちゃん、ラッキーヨシダさん、おなかさん、Dr.Cobaさん、カラスさんと、なかなか個性者ぞろいで、これからがとっても楽しみ。
「すごいねー、ついにTMAXのほうが多いよ」「何いってんの同数じゃん」「え? 13台でしょ」「これマジェだもん」……そうでしたtwocimaさんのはMajesty 500だった。(笑)
さて、最初の目的地は下田のとんかつ屋をである。本当なら、西伊豆の海岸線を走りたいけど、石廊崎経由の半島一周なんてこの大人数のこの集合時間では無理。今回はナビ任せてでR414を順当に下るだけである。相変わらず沼津ICを出てしばらくは大渋滞。程ほどにすり抜けしつつ前進あるのみ。三島の市街地を抜ければ渋滞も終わるし、伊豆中央道、修善寺道路を疾走……できるはず。

市街地を抜けても渋滞は続く。伊豆中央道と伊豆修善寺道路でそれぞれ150円の渋滞税を払う。ここまで、ずっと路側帯すり抜けが続いているのだ。「海岸走ればよかったね〜」と無線からぼやきが聞こえる。
これでも、すり抜けの合間にさっきからナビで道を探しているだ。有料道路の高架の上から、クロスする国道や県道に飛び降りるわけにもいかないし……。ようやく、修善寺道の最後のトンネルを抜けたところで、川の向こう側を並行して走る県道を見つける。銀翼のステップに立ち上がり眺めると、交通量もほとんどない田舎道。だか、狩野川が間を阻む。「あっち行きたい!」
ナビで川を渡る道を探すが、どうやら、さっきのICで降りて修善寺に向かうのが正解だったらしい。「次、曲がります」 何台かのクルマが渋滞列から離れる交差点を曲がる。「ほんとに渡れるの?」「大丈夫!」
見つけた道は大正解。適当にクルマをパスして、このツーリングで唯一の快適な走りが出来た。が、それもつかの間。湯ヶ島の手前で再び国道と合流する。
渋滞と合流したことで観念して休憩場所を探す。右手に道の駅っぽい施設を発見して駐車場に飛び込むと、村営の温泉施設だった。「はいる?」と聞いたけどもちろん誰も入らない。(笑) トイレを借りて、さらに記念撮影。

休憩後、湯ヶ島温泉を通り過ぎるとようやく交通量が減ってきた。ところが、天城トンネルを抜けてループ橋を下るころには雪がちらついてくる始末。まだ今日は、ちらついてるだけだから良いけど、明日になったら路面凍結じゃない?

午後1時半ころ、下田の「とんかつ一(はじめ)」に到着。裏の駐車場にバイクを止めて店内になだれ込む。お客さん数人がいたけど、難なく全員が席につくことができた。一挙13人の(しかもほとんどが初来店の)お客とあって、名物親父は嬉々として「ミックスフライ」を勧める。ぼくは、インターネットで事前学習がばっちり出来ていた。
この2点は絶対厳守である。みんなが知らずにミックスフライを頼む中、Enoさんにだけは「絶対食えないから」と忠告して、一緒に女子供用のひれかつを注文したのだった。
同じく、事前学習が出来ていた‘おやじ’さんは、怖いもの見たさが優先し、カウンターに座り、ミックスフライ(牡蠣フライバージョン)を注文していた。しかも、味噌汁をテーブルに配る仕事を率先したおかげで、「お礼に生姜焼き2枚つけてあげよう」攻撃を受けていた。さすがに、この攻撃は予想外だったに違いない。(笑)
その量にびっくりしながらも、おなかさんやtwocimaさんはぺろりと平らげていた(twocimaさんはごはんおかわり!)。やっぱり若さが違うね……と言おうと思って顔を見上げると、完食したしんちゃんの涼しい顔があった。恐るべし。

全員、大満足(笑)した後は、熱海を目指してR135を北上する。海岸線はやっぱり大渋滞である。しかも小雨交じりだ。伊豆スカイラインへの上り口がはるか遠くに感じらる。
例によってナビで道を探して伊豆高原手前で国道を離れ、シャボテン公園をパスしてショートカットを図る。徐々に標高を上げていくと、雨はいつしか雪に変わり、周囲の風景もとてもバイクでツーリングしている場所に見えなくなってきた。
料金所までたどり着くが、どう見てもこれは「チェーン規制」である。最後尾のなかなかさんからは本当に走れるか確認してくれと悲痛の声が。駄目なら駄目と向こうが言うだろうと、通してくれるなら走るつもりでゲートに侵入するが、次の冷川ICまでしか走れないとのこと。
ここまで来てUターンである。勇んで登ってきた道だが、下りは怖い。大室山で左折して伊東で再び大渋滞の国道と合流だ。こうなると、熱海までひたすらすり抜けをするしかないのであった。
ヘボいドライバーほどキープレフトで行く手を邪魔をする。SP忠男の管巻き音を響かせて無理やり通り抜けると、こういうクルマほど反応して退く。先頭の限度ないすり抜けも、多少は後続の役に立っただろうか。(^^;

熱海市街直前でGSに寄る。日帰り参加の人たちとのお別れを兼ねるためだ。twocimaさん、ラッキーヨシダさん、カラスさんがここでそれぞれの帰路に着いた。残る10台は市内のダイエーへ。皆ミックスフライでおなか一杯の様子なので、今回の鍋は中止(予想していたので土鍋やガス台は積んできてない・笑) それぞれ、自分が食べる分を買い出すことにした。ビールは3リットル缶2本と500ml数本をまとめ買いしたが、後で清算すれば一人あたり600円である。
ごく普通の量の昼食しか取っていないぼくは、折り詰めの寿司をゲット(握りセットと海苔巻)。実際に宴会がはじまると、皆、乾き物のおつまみをちょっと口にするだけで酒を飲んでいた。お寿司、美味しいのに。(笑)
目覚めると、くんちゃんとEnoさんが千葉談義を交わしていた。まだ7時前で、皆寝てるのに。(笑)。
そういう私も年寄りの早起きだ。寝てる人の邪魔しちゃ悪いし酒を抜く目的もあって、例によって一人で朝風呂へ行く。風呂から戻るとおやじさんもいて、皆起き出していたところだった。
今朝はなぜかハム談義である。4アマ取っただけのまがい物では何のことやらさっぱりだ。そんな宇宙語しゃべってるからハムはオタクだなんて思われるんだよ〜(笑)

今朝は晴天! 「行くっきゃないでしょ」
西湘バイパスで帰るHiroさんと別れ、芦ノ湖スカイラインを目指していざ出発。最初のうちは乾いた路面を軽快に駆け上るが、日陰は湿っぽく、足裏センサーで路面状態を何度もチェックする。しかし、スカイラインの路面は濡れ濡れで、場所場所で明らかに凍結しているのであった。路上には、乗り捨てられ氷漬けのバイクが……。
「無理でしょ、これ以上」「じゃあ、降りますか」と湯河原パークウェイを見ると料金所は閉鎖。R1で降りるしか道は残っていなかった。路面の状態を見ながら慎重に箱根峠まで進む。ここで、なかなかさんとDr.CobaさんはR1を左に降り、我々は右に。おやじさん、しんちゃん、まにたさん、Enoさん、おなかさん、こめの6台である。

当然といえば当然の成り行きでR1は大渋滞。最初のうち路側帯はシャーベットなのですり抜けも無し。一体この渋滞はどこまで続くのかと思ったら、宮ノ下の駅前商店街で、軽自動車が駄菓子をおろしていた。べつに道をふさぐほどの障害ではなかったが、そこから先は空いていた。「ええ!? あんなのが原因?」
ようやくたどり着いた小田原厚木道路。厚木で降りるメンバーもいるので、大磯PAで最後の休憩を取る。
まったく、雪と凍結と渋滞で、とんでもないツーリングでした。
しかも今になって、のほほんとしたツーリング日和で、まだお昼前。今からどっかツーリングに出かけたい気分。でも、どこに登っても峠は凍ってるだろう。
p.s.
東名をちんたら北上していると黄色のTMAXが迫ってきた。おなかさんである。その後はどういう走りになったか……おやじさんの想像の通りだよん。(^o^;