信州・北陸ぶらり旅

今年のGWで暇をもてあましているのは、なかちゃん@名古屋、コバさん@山梨、ケイさん@福島、そして自分@練馬だった。なかちゃんの掲示板で九州だ、東北だとやり取りしていたが、こんなメンバーですんなりと行き先が決定できるわけもなく、28日の晩ケイさんにお誘いの投げかけをしたが返事がなく、ついに予定の立ってないまま連休は始まってしまった。

日程
2004年4月29日(木)〜5月1日(土)
集合
信州健康ランド 18:00
コース
【1日目】 川越IC〜鎌北湖〜R299(秩父〜佐久〜蓼科)〜R152〜白樺湖〜県道40〜諏訪湖〜R20〜R19〜塩尻北(信州健康ランド)
【2日目】 塩尻北〜県道25〜R158〜県道26〜県道38〜野麦峠〜R361〜高山〜R41〜県道90(小鳥峠通行止め)〜県道479〜県道75〜R360(天生峠通行止め)〜R360(R471富山方面通行止め)〜R471〜県道90〜なんとかトンネル〜R158〜R156〜白川郷〜R156〜R304〜県道42〜R471〜羽咋(民宿はまなす)
【3日目】 千里浜〜県道233〜県道46〜和倉温泉元湯前〜観音崎〜R160〜県道44〜富山西IC〜北陸自動車道〜糸魚川IC〜R148〜白馬〜R406(長野、須坂、長野原)〜R145〜R353〜R17〜都内
参加者
【1日目】 ソロ
【2日目】 ケイさん こめ
【3日目】 糸魚川からソロ

4月29(木)


念のためなかちゃんの名古屋も網羅(笑)

朝8時、ケイさんからの返事がBSTCの掲示板にあった。掲示板書き込みを携帯に転送していたので速攻レスポンス。北陸方面目指して塩尻北の信州健康ランドでの合流が決定した。
すでに9時も回っている。大慌てでナビ(GPS V)のマップを入れ替え作業をするが転送には1時間。その間に身支度を整え出発はようやくの10時40分。いいのかなこんな時間にツーリングに出発して(笑)。

出発が遅かったので川越までは高速を使い都心脱出を図る。
飯能の山の中を抜けるには鶴ヶ島まで行っといたほうが良かったとちょっと後悔。鎌北湖畔をかすめ山中をウロウロして結局R299に出てしまう。


どっちに行こうかと悩むまでもなく……、こんな山の中で左方向は「二輪通行止め」

R299はツーリング日和。1時半ころ秩父市街をようやく抜ける。

R299を走るとき、いつもなら朝の7時前には通り過ぎるところを、午後の1時すぎにモタモタしててまだ下道で行くのかこの男(笑)


志賀坂峠地すべり。看板の雰囲気としてはちょっと前まで完全通行止めだったのか?

いつもの恐竜の足跡で休憩。十国峠は開通していたのでR299を直進できた。

R299の十国峠を走ることができたのはこれが最初だったか?
道の荒れ具合はぶどう峠と変わらず。ただ、道の険しさはぶどう峠ほどではない。


メルヘン街道。標高1,500mくらいからやっぱり寒かった。麦草峠で2,127m、雪が残ってた。

麦草峠で午後4時40分。このまま諏訪まで降りてしまえば塩尻北はすぐそこ。 当然、ナビのルート案内は無視し白樺湖からビーナスラインへ。


ビーナスライン! 無料になってよかった、よかった。

さすがに高原美術館方面へは抜けず、霧が峰から諏訪湖へ降りR20、R19を塩尻北へ向かう。

思い起こせば、バイクに乗り始めたころは麦草峠もビーナスラインもそれだけで立派なツーリングメインイベントだった。中央高速を一所懸命走ったものである。R299でそこまで行くなどと考えたこともなかった(笑)。
ぶらりと昼前に家を出て、ただ通過するだけの「いつもの道」になってしまったなあ……。


少し遅れてケイさんも到着。のんびりお風呂に浸かって宴会場で乾杯。

p.s.
「健康ランド」は決して貧乏旅には向かないことに気づく。
飲み食いせず風呂に入って寝るだけか、もしくは大勢でて割り勘すれば安いが、二人で乾杯してしまうと飲食代の負担が大きすぎ。
さかなさんの「ちょこっと集合」は、必ず夕食を済ませてから来ること、なんてルールをつけたほうが良いかもね(笑)。


4月30日(木)


遠くに北アルプスを望み気分わくわく。

本日も快晴、ツーリング日和。野麦峠を走って白川郷を目指し、泊まりは能登方面と決めて出発する。

なかちゃんが来ても良いと言ってくれたら名古屋方面に走る選択肢もあったが、本日が夜勤明けのなかちゃんは、一眠りしたら夜立ちのツーリングに出発する気配。メールを入れたDr.Cobaさんも連絡ないし、ケイさんとの二人旅を楽しむことで決定なのだ。


道の駅風穴の里で休憩。ここまでは一昨年のおやじん先導のツーリングと同じルート。

奈川瀬ダムのンネル内を左折、県道26から県道39へ野麦街道をトレース。
ひなびた街道を爆走。雄大な風景の中のつづら折りで高度を上げていく。

野麦峠の駐車スペースから乗鞍は見えなかった。展望台へは徒歩らしい。
峠を少し下ったところにあった野麦の館。映画の撮影にでも使ったかな?

R361を高山へ向かう途中、休憩は「飛騨たかね工房」
「うま辛ラーメン」ののぼりが誘うがまだ9時半。昼にはだいぶ早い。

すり抜けていくと先頭にパトカー発見!

高山で高山ラーメンの店を探してみるが、10時ではまだ街は目覚めていなった。
腹のすき具合から、今日は蕎麦よりラーメンの方がありがたいのだが、あきらめて次の目的地である白川郷へ期待を馳せる。うまい蕎麦の店くらいきっとあるだろう。

高山からR41を北上し途中の県道90を左折、R360へのショートカットである。狭い峠道の登りきると道幅が急に広くなる。
しかし、ナビ上では道をはずれ山中を突き進んでいくことになってる。う〜ん、この道はなんなんだ? 状況把握のため道の駅で休憩。


県道90の旧道との分岐を過ぎた先にあった新しい道の駅。駐車場はヘリポートを兼ねる。
みたらし団子と牛串焼きを1本ずつすきっ腹にぶち込む。

お店のおばちゃんに聞くとやはり新しくできた道だった。ケイさんのナビにも二人のツーリングマップにも乗っていない。もともとR360へショートカットするつもりだったので、少し戻って県道90をトレースすることにした。

「旧道との分岐は少し戻ったとこですよね」
「そうだけど、旧道は通れるかねえ」

あまり気に留めなかったおばちゃんの一言だったが……。


小鳥峠への道ははこんな感じ。小鳥山牧場の景色……ってことは峠は越えたはず。

無事に峠も越したし、5月のこの時期に通れないなんてことないよね〜。と思ったとたん……

突然、行く手に雪が現れる。


わだちもあるし、これを越してコーナーを曲がれば……だめじゃん!(とほほほほ)

おばちゃんは正しかった。そこはすでに道はなく自然の山だった。
再び小鳥峠を戻るが、まだR360へのショートカットを諦めたわけではない。ショートカットのショートカットで、県道479を使い県道75へワープ。
県道75は、もう1本北にあるR360へのショートカットだ。保峠には「4月いっぱい通行止め」の看板と仮設ゲートがあったが今日は4月30日。明日から大丈夫なら今日だって大丈夫と突き進む。

無事に県道75を通過してR360へ。あとは天生峠を越せば白川郷である。が……


天生峠もまた通行止めだった。

その止め方がいかにもうそ臭いので迷いに迷うが、先に行ったクルマがすべて戻ってきてはダメダメを連呼するので、終着ポイントは見ずにUターンを決めてしまった。県道90の雪がトラウマになってるな〜。

いっそ白川郷は諦め、R360を少し東に戻りR471を北上してさっさと富山に抜けちゃおう。そう決心してR471への曲がった瞬間、民家の親父に声をかけられる。

「おめ〜ら、そっちは通れねっぞ」

が〜ん。何かに祟られているのだろうか。北陸の雪をなめてはいけなかった。
こうなったら意地でも白川郷へ行ってやるう〜。

高山方面へ戻りって再び県道90。そう、あの牛串焼きを食べた道の駅の前を再び通過。
めっぽう腹は減っていたが、同じ場所で飯を食うのはあまりに悔しいので素通り。そして、新しくできたというトンネルを抜けた。
道自体はまったくの快適というほかない。なんで最初からここを通らなかったと言われても、バイク乗りはさまようものなのだ。


ようやくありついた昼飯。飛騨プラネタリウムがどうたらというポイント。
メニューはそばといなりのみ。すきっ腹を満足させる量も味もなかった。

R158(R472)は東海北陸自動車道とも平行してるが立派な道である。高速道路やあんなトンネル作るお金よくあるね、と思う。と同時に、白川郷への道筋の困難さも実感し、道路が欲しいと思う気持ちもわからんでもない。


たどり着いた白川郷は観光客でいっぱい。屋根の修理中「はめてのお使い」で見た風景。

この写真を撮るためにここまで来たのだ

村の中をバイクで通り抜ける。
なんか上から見下ろした風景が見たいよねとケイさん。
あっちの山のほうに展望台がありそうだと行ってみた先はR360の天生峠から来る道だった。

白川郷での休憩中に今夜の宿を相談。
ケイさん持参の「ツーリングGO!GO!」という雑誌で民宿を探す。1泊2食5千円台〜6千円の宿があちこちにある。あまり深い考えもなしに、半島の西海岸の付け根近辺に集中している6千円台の民宿を上から順に電話するつもりで最初の1件目に決定した。

ここでDr.Cobaさんから昼過ぎにメールが入っていたことに気づき電話する。
今夜の泊まりが能登半島であることを受け「行けたら行く」とのよし、まさかね〜。(^_^; そのお気持ちだけ受け取っておきます。


民宿はまなす

白川郷で3時に電話したときの予告通り6時には千里浜の民宿「はまなす」へ。ルートはナビの案内通り。富山県内R471は民家の中を抜ける1車線国道。部分的には「2項道路」の扱いを受けてるのではないかと思わせるほど。

※2項道路
建築基準法第42条第2項に示された幅員4mに満たない道路で、既存建築物の建替える時に道路中心から2mの後退を義務付けられる。

5月1日(土)

この日、信州から南は暑いくらいだったらしいが北陸は寒いの一言。


美人若おかみとケイさん。若おかみに海岸を走れると聞くまで千里浜に気づいてなかった

和倉温泉の元湯モニュメント

方向が逆なので千里浜は記念撮影に少し走っただけですぐ脱出。
能登島方面に向かうが、最短路である県道2号は使わず、県道233の良い感じのワインディングを経由して県道46へ。県道46もまたお金を取られても文句も言えないような高速ワインディングだった。

「こめさん、どうしてこうゆう良い道見つけるの?」

どうと言われても……ナビのルート案内通り走らないだけなんだけど(笑)。
若い番号の国道よりも3桁国道。国道よりも県道。地図上での「うねうねさ」が、「ここおいしいよ〜」と語りかけてくるのである。(*^o^*)

和倉温泉の元湯前で休憩後能登島には渡らず観音崎を目指すが、漁村の中を道はどんどん狭くなり、どうやら観光地になってないらしい。「せめてトイレくらいはあるよねえ?」「さあ」


立派なトイレ「だけ」があったが自販機はなかった。弁天島に渡れるがそれだけ。

サンドイッチ屋での注文はこれだけ(笑)

避けてきた海岸沿いの国道だがR160の南下は交通量も少なく快適だった。しかしそれも市街地に入るまで。
渋滞のR8を避けるつもりで並行する県道44にそれるが街中はどうにもならず、「サンドイッチ工房」のチェーン店で小休止。富山の市街地をこのまま走ることは止め、北陸自動車道に乗ることを決定した。
ぼくは糸魚川で降りて下道で帰還。ケイさんはそのまま高速で福島を目指すことになる。目的だったはずの滑川のホタルイカは、サービスエリアのお土産でお茶を濁そう!


有磯海SAでケイさんと最後の休憩。「ネギトロ丼うどん定食」はゲソ入りでお腹いっぱい。

遅い集団の先頭はいつだって警察車両。

糸魚川ICを降りたのは午後1時。
R148はツーリングで使うべきではないと気づいたときは時すでに遅し。黄色の線を踏み出すことにためらいはないが、トンネルが多すぎて思うように抜けきることができない。トンネル出口でトラックを抜きにかかったら、幅寄せしてくるし、この馬鹿野郎。


白馬を望む絶景ポイント

苦痛のR148から脱出できたのは白馬でR406へ抜けてから。
このままR406をトレースして最後はR17というのが予定ルートだ。信州に入ると雲もなくなり絶好のツーリング日和だが、時すでに2時半、こんなところうろついていて良いのだろうか(笑)。

白馬から長野はあまり整備されてない山道だが、ツーリング気分に浸るには絶好の道だった。
長野、須坂の市街地を抜けたのは3時すぎ。ここからのR406はよく整備された高速ワインディング。またまた良い道を見つけちゃった。このままR406を端から端まで制覇するのだと、時間も考えずにほくそえむのだった。

しかし、R144との重複区間からR145、R146と入り乱れ、長野原で右折するべきR06を見失い、R145、R353と直進してしまった。クルマの追い越しが苦痛な観光道路だ。
R406の完全トレースは今後の宿題となった。たぶん、おやじんが「サイッコー」と叫んで飛んでくであろう。


この先でR406を見失ってしまう。R145の道の駅「おのこ」

関東平野に入ってからはR17をトレースして都心に向かう。うーん、ほんの120kmばかりのツーキングだと覚悟したが、深谷バイパス、熊谷バイパスの区間は高速道路不要と思えるほど楽に走ることができた。学生時代以来、R17なんか走ったことなかったのでバイパス整備に感動してしまったのであった。

8時15分帰着。1,236kmの充実した3日間。
お付き合いいただき、ケイさんどうもありがとうございました。

参照