
秋の台風前の晴れ間を狙って風力発電機AIR403の建設をしました。 このAIR403はSouthwest Windpower社製の発電機で、超小型軽量高出力が特長です。
以下の材料と工具を準備しました。
材料
風力発電機 AIR403
屋根馬 :北辰産業社製HS-1800RT
足場パイプ 3m
配線材料
マスト内 2芯IV線 容量不明
マスト外 3芯銅線 容量不明
バッテリー 自動車用12V38AH 2個
ナイフスイッチ
ブースターケーブル 4本
グラスファイバーワイヤ
シャックル 滑車 シンブル ワイヤークリップ ターンバックル その他 少々
工具
電気ドリル
半田ごて
電工ドラム
ペンチ
レンチ
ラチェットレンチ
ディープソケット
ドライバ
安全ベルト
ヘルメット
軍手
安全靴
ビニールテープ
などなど
対候性を考えてアルミダイキャストの本体を白く塗装してもらいました。また、シャフトのベアリングが外見はシールドベアリングなものの、中国製で手で回すとすでにゴロゴロ言っていて、サビが浮いている状況だったので、日本製のベアリングに交換してもらいました。これとほぼ同じ仕様にしたAIR405という製品が発売されています。信頼性をお求めの方はこちらをどうぞ。
まず発電機を立てるためのマストを支える屋根馬を上げました。 屋根馬の写真がこれです。屋根馬はマルドルブランドで有名な北辰産業社製の高さ1800mmの製品を使用しました。 (友常様修正情報をありがとうございました。2000.12.04)
土台はガルバニウム鋼板製の屋根で薄緑色の塗装がしてあります。屋根馬の足の下にはステンレス製の当て板をあててあり、屋根馬は風で倒壊しないようにグラスファイバー製のケーブル6本で支えています。屋根の上に見える黒っぽいパネルは太陽熱温水パネルです。
発電機にマスト内配線用のIV線をはんだ付けしました。AIRにはプラス、マイナス、アースの3本が出ていますが、配線の直径を減らすためにマイナスとアースを共通にはんだ付けし2芯のIV線で取り出すことにしました。足場パイプにドリルで10mmφの穴をあけ、IV線をそこから通しました。通した写真がこれです。
被覆がだいぶ傷ついてしまっていますね。;-< ショートはしないでしょうし、動かさない部分なのでビニールテープをまいて済ませることにしました。
足場パイプに発電機本体を取り付けました。発電機付属の防振ゴムシートは、足場パイプには寸法がきちんと合わないので、切断して複数個を挟み込むようにしました。マストに取り付けた発電機をベランダから突き出したのがこの写真です。発電機後方に見えるのが屋根に登るためのハシゴです。
発電機を取り付けたマスト(足場パイプ)はかなりトップヘビーですし、片手で持つにはちょっと重い。さらにマストは屋根馬の頂部から差し込まないといけません。また、高所で1人で作業することになるので、人間や部品の落下に注意しないといけません。落ちたり落としたりすると痛いでは済みませんので、マストと発電機の重さを支えるために足場パイプを屋根馬の足に縛り付けました。それが左の図です。屋根の向こうに見えるのは電柱の最上部です。間違ってもそちら側にはマストを倒したくない。:-) そこで足場パイプ用自在ジョイントを取り付けて、重さをそちらで受けるようにしました。
発電機の取り付けられたマストが右の写真です。万一手を滑らせたときのための発電機落下防止の命綱(おまじない)が結び付けられているのが見えます。ここからマストをずり上げて、回して、屋根馬の頂部から落とし込みました。


この作業はなかなかタフでした。屋根馬の頂上に立ち上がってマストの最下部を屋根馬の頂上から差し込むのですが、自分の体を支えるのは屋根馬に縛り付けた足場パイプだけ。 このパイプは斜めになっているので、これに命綱をつけて立ち上がるとかえってバランスが悪くなるし、 万一上から抜けたら命が無い。:-) 写真の空の色でわかるように天気も怪しくなってきて風は吹き出す、雨は降り出すで、泣きながら:-pむりやり差し込みました。
めでたく入って雨宿りに帰る直前の様子が左の写真、にわか雨が晴れてブレードを取り付けた完成外観が右の写真です。 この後で電線をはんだ付けし、1.5階のベランダに引き降ろしました。 屋根馬から下に向かって屋根を這っているベージュのパイプは、発電機からの電線の保護パイプです。 しばらくしましたら曲げの部分から割れてしまったので、ビニールテープで保護するようにしました。


このあと台風の接近でいい風が吹いてくれて、ひと騒動あったのですが、その話は後日。:-)
付録
この写真はマストからの電線の取り出し部分の拡大図です。 マストクランプの向こうに電柱と電線が見えるのがわかりますか? 柱上トランスも見えますね。
記入日2000年11月25日
最終記入日2000年12月04日
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