
たなごさまの車の紹介 |
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昔、うちの親父はマツダB360という車に乗っていた。スピードはでないし、ヒーターもきかない。何よりも耳障りな音と激しい振動で体がバラバラになりそうだった。とんでもないポンコツ車だった。友達の親父がエアコンを効かせて涼しそうにシルビアに乗っているのを見て羨ましく思った。親父はなんであんな車に乗っているのだろう。子供心に不思議に思ったのだが、きっと、この車に愛着があるのだろうなと思っていた。でもよく考えてみれば、金が無くて買えなかっただけだった。 その後、おれも自動車免許を取得してミニカターボ(特別仕様車名 ジャッカル)を購入した。むやみにステッカーを貼りまくり、マフラーカッターを装着した。各地のゼロヨンや峠に出没したが、指をくわえて見ている惚け面ギャラリーの一人だった。そんな折り、素晴らしい峠を見つけた。静岡県の真鶴旧道である。ここは道が狭いうえに勾配もなだらかだった。パワーは無いが(タービンなんてツブ貝くらいの大きさしかなかった)、逆に小回りの効くジャッカルには申し分ない道だった。おれは休みのたびに一人でここまで走りに来た。旧道の入り口に近い、根府川駅前で待機しては、走り屋らしい車がくると後を追った。煽りに煽ってブラインドコーナーでも平気で対向車線に突っ込んでぶっちぎってやった。おれは自らを「真鶴旧道の鬼」と呼び、他人にもそう呼ばせていた。今から考えると本当にバカげたことをしていたものだった。 その後、ミニカターボはお袋にあげた。お袋は勤め先のおにぎり屋の駐車場にミニカターボを登録した。登録名はジャッカルになっていた。おれが、ジャッカル、ジャッカルといつも言っていたので、車名がジャッカルだと思ったのだろう。 その後、数台の車を経て、マツダ車に辿り着いた。黒のカペラC2∞(アンフィニ)(全国限定 1000台)だ。2ドアクーペのDOHC2リッター。この車は社外品のパーツがほとんど皆無といってよいほど無かった。しかし、ある時、雑誌に小さく広告が乗った。初めてカペラC2用のパーツの広告を見たので嬉しくて舞い上がった。おれはなにを血迷ったのか、神奈川の自営のオヤジが作成したボンネットウィングなるものを購入してしまった。なんでもそのオヤジの奥さんがカペラを乗っているらしく、前方の見切りが悪いために試しに作ったものだという。単純な代物で、普通の車のリアウィングをボンネットの先端に取り付けただけのものだ。取り付け当初は皆んなの視線が突き刺さり、交差点などで停まっていると鼻高々だったが、だんだんとその視線の意味が感じとられてきた。たいていの人はじっと見つめた後に笑うのだ。おれは悟った。きっとリアスポイラーを間違って前につけちゃったんだぜ、バカな奴、そんな声が聞こえてきたからだった。おれはカペラC2を売った。 そして、手に入れたのが、こいつ、ランティス、スーパーランティスなのである。考えてみれば、おれが今まで買ってきた車は全て限定車だった。しかも、少し突飛なものが多かった。このランティスも他の人から見たら突飛に見えるかもしれない。しかし、おれにとっては今までの車以上にベストなパートナーと知り合ったと思っている。おれは今の所、マツダ車を二台連続で乗り続けているので、マツダ党と公言しても罰は当たるまい。けれども、他メーカーがおれの目にかなった奇抜な形の限定車を発売すれば、浮気してしまう可能性も無くは無い。でも、少なくとも今のおれはスーパーランティスに首っ丈さ。
ここを見てランティスが気に入った人、もうランティスは売っていません。絶版車です。中古車を気長に捜しましょう。 |
| スーパーランティス | ||
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強烈な個性を映しだすミステリアスなその肢体。ステッカーの類いは全て自作によるものだ。 その独特なスタイルは好き嫌いが別れるところだが、ランティスのドライバーになるということはその個性をドライバー自身が引きずることになる。覚悟せよ。 鳥居のような形状のリアウィングが恥ずかしいと思うものは乗らなければいい。選択は君が決めろ。この翼は、風洞で生まれた。 ランティス・アピール いま黒い閃光が、 |
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| 主要 | |
| 車名・型式 | TYPE R・マツダ・E-CBAEP |
| ボディタイプ | 4ドアハードトップクーペ |
| 乗車定員 | 5名 |
| 各部寸法 重量 | |
| 全長×全幅×全高 | 4245mm×1695mm×1355mm |
| 室内長×室内幅×室内高 | 1870mm×1420mm×1120mm |
| ホイールベース×トレッド | 2605mm×1465mm(前/後) |
| 車両重量 | 1210kg(MT)/1240kg(AT) |
| エンジン | |
| 型式 | KF-ZE・水冷V型6気筒DOHC |
| 総排気量 | 1995cc |
| 最高出力(ネット) | 170ps/7000rpm |
| 最大トルク | 18.3kg-m/5500rpm |
| ドライブ | |
| トランスミッション | マニュアル5段/AT4段(EC-AT) |
| 燃費 | |
| 10.15モード燃費 | 11.4Km/l(MT)/10.0Km/l(AT) |
| 60km/h定地燃費 | 19.2Km/l(MT)/17.6Km/l(AT) |
| その他 | ||
| ランティス・アピール | Fストラットタワーバー、Rストラットタワーバーでボディ剛性UP ランティスアピールを完璧なものとしている。「本当に事故らないとランティスアピールは証明されないね」とのたまう輩が時々いることは残念なことです。 |
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| 長所&短所 | 長所 | 自己満足につきるが、スタイリングが一番。ブリリアントブラックの塗装は磨けば磨くほどピカピカに光る。 4ドアなので室内の掃除も楽である。 |
| 短所 | NXクーペに間違われることがある。 一速と二速の間が短い。ヘタをすると三速発進ができてしまう。 実質燃費は8キロだ。せめて10近くは走ってもらわないと。 |
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| 人気度 | 日本人 | あまり見向きもされないが、稀に女の子が「可愛い車ね」という視線を送ってくれる。 高級スポーツ車を乗っている野郎には「ケッ!」という感じで見られているようだ。 |
| 外国人 | 近くに、米軍、横田基地があるせいで外人が多い。スーパーランティスを見ると外人の三人に一人が指をさしてくる。特に、ぼろいシビックに乗っている黒人には受けがいい。ここ一年で三回も「ナイスカー アンド ナイスボーイ」と話し掛けられたほどである。 |
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| 使用頻度 | 市街地 | 会社から帰ってくると必ず一回は近くを走り回る。ほんの小一時間程度だが、一日で一番落ち着く時間であり、空間である。 |
| 遠乗り | 遠くに行くと金がかかるので滅多に行かない。だったらチョイ乗りをしてガスを無駄にするなと言われそうだが、それとこれとは全く別物である。 | |
| ドレスアップポイント | MAZDASPEED フロントスポイラー MAZDASPEED サイドスカート MAZDASPEED リアウィング&リアスポイラー MAZDASPEED アルミホイール (MS-01 16インチ) MAZDASPEED スポーツサウンドマフラー MOMO コブラU K&H アイライン ガルボ&カンパニー ボンネットスポイラー HKS エアクリーナー 自作ステッカー 8点 パトライト(紫) |
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| 満足度 | 95点 | |