讃岐うどん巡礼
何をとち狂ったか、金も無いのに饂飩巡礼にはまっております!

 久留米でラーメンは生活に密着した食い物ですが(疲れた時に食いに行く!どーにも食いたくなる時がある!)讃岐ではうどんがその地位に君臨している。

 生活と密着した食物は味わうに足る価値がある。だから食いに行く!飲み物も食い物も同じだ。

 一回の高速料金&ガソリン代で四万かかるし、周囲からは「変わりモン」と目されている私のカルテに「讃岐にまでうどんを食いに行く変わりモン」の項目が追加されつつある今日この頃。
 単純計算してみて欲しい、一回のうどん参りに要するガソリン代・高速道路料金・フェリー代を累計すれば、四万円に届く。二人で行って、私が六〜七玉、妻が二〜三玉、一玉四千〜五千円のうどんになるのだ!(四人だと半分だが)評価は厳しく、外れを食う愚は犯せない。

 食う、同時に評価する。腹のすき具合まで総合しての九州、福岡県筑後地方住民の評価だけに、久留米ラーメンを食え、味のわかる人間を対象としたひどく限定された人種向けのHPになっている。でに裏ミシュランにならないように注意しておこう。
 しかし、いつのまにやら十一回か。2002年シーズンは五回も行っている。最後は毎月参りと言う怪しい行為に及んでいた。うーんうどん食う為だけに香川県に九州から参りに行くとは。でも、同調者が増加しつつある今日この頃、未だ未体験者には理解不能のままだ。

 ところで某高松在住の方が主宰される総合リンクのうどん関連コーナーに、このページが秘密の内に直リンクされている。
 ここで一言、私がリンク云々の記述をしていないのは、する奴ぁ、断ってもやる!から、書いておかないだけなのだ。すくなくとも前述の御仁は、メールなどされては居られない。


序 章 讃岐饂飩に至るまで豚骨ラーメンの聖地から、饂飩の聖地へ至るいと長き道程
第壱章 第零次うどん巡礼!香川県に殴り込み!恐るべきは讃岐饂飩か、我々か?
第二章 第壱次うどん巡礼!特別編みんなで殴り込み!善通寺の久留米ナンバー!
第三章 第弐次うどん巡礼!倉敷の対岸は高松やった!妻と二人の隠密行脚!
第四章 第参次うどん巡礼!二泊三日が究極の日帰り巡礼!異常気象で大混乱!
第五章 第四次うどん巡礼!渡海作戦!好きなお店でドカ食いだぁっ!松下で食うぞ!
第六章 第五次うどん巡礼!清貧作戦!清貧に徹してみようか?金無いもん!
第七章 特別うどん巡礼!伊予西条編!出張ついでの、マルキンうどん!
第八章 第六次うどん巡礼!フェリー三割引き編!期間限定臼杵−八幡浜6000円!
第九章 第七次うどん巡礼!ランクル爆走!松下−上杉ライン確定編!
第十章 第八次うどん巡礼!四国半周!四国はうどんだけじゃない編!2002.9.15
第十一章 第九次うどん巡礼!尾道追加!恒例暮れのうどん参り編!2002.12.10
第十二章 第十次うどん巡礼!愛媛遊行編!2003.1.20
第十三章 第十一次うどん巡礼!日曜行脚編!2003.2.20
第十四章 特別うどん巡礼!久留米編!はなまるin久留米!2003.7.4 7.7追記
第十五章 特別うどん巡礼!出張編!いきいき&めりけん屋!2004.1.13
第十六章 特別うどん巡礼!西条出張編!萬城屋!2004.3.31
第十七章 第十二次うどん巡礼!松下爆食編!2006.9.3
特別章 讃岐饂飩巡礼法!九州から如何にして讃岐へ出撃するか?
特別編 饂飩参りのしおり!讃岐で如何に振舞うべきか?2002.7.14
特別編 饂飩参りのしおり!  うどんのワンダーランドの異名を有する香川県、久留米ラーメンや長浜ラーメンの常識が日本の非常識である事を知る福岡県民が少ない様に、恐らくは日本の常識が通用しない香川のうどんをどう食べるか?を知る九州人は少ない。
 うどん参りに周囲を巻き込んできた私は、香川でうどんを食う行為は、初心者に精神的圧迫を与える行為に他ならない事を認識した。

 讃岐でうどんを食うには、様々な制約をクリアーせねばならない。食事行為に様々な規制を掛けるのが好きな日本人とは言え、その怪しさは生活密着行為という事を勘案すれば、無期懲役を求刑せざるを得ない行為だ!讃岐の常識は日本の非常識である事を、香川の住人は理解していない。地元の常識は日本の非常識という旅行者の実感は、一つの真理であるが故に、ここに、うどん参りのしおり製作を決意した。

 讃岐のうどん屋さんは、ある意味、不条理的存在だ。一般店、セルフ、製麺所という三種の存在が並立存在する讃岐の地では、各店にマナーが存在する。我々の場合、製麺所とセルフに集中襲撃を重ねるから、悲惨である。そんなメンバー達の行動を検証しながら、反面教師として理解頂きたい。押さえるべきポイントを、乱入行為の時系列に従って列挙しておこう。

 讃岐の非常識は、とりあえず五つある。他にも一杯あるけれど、それを全て列挙していったら、どこまで書いても終わらない。だって、うどんに腰が在るだけでも、福岡じゃ非常識なんだもん!大宰府の牧のうどんを閉店間際の時間帯に食った人は実感できるだろ?

讃岐の非常識其の壱.注文は自己申告!
これを忘れない様にしたい。参加メンバーの多くは乱入と同時に着席である。既に地元の一般店に入った認識しか無い。ここで私は心の中で叫ぶのよ!讃岐よ!セルフよ!何を食べんの?私の叫びは彼等の耳には届かない。

讃岐の非常識其の弐.讃岐のメニューは独特だっ!
ぬくいの、冷たいの、釜揚げ、湯だめ、一玉、二玉、三玉、大、中、小、醤油、ぶっかけ、かけ、冷やし、釜玉と、各種様々なメニューの選択は、メンバーを悩ませる。山越はイラスト入りの張り紙で、何を食べるか、心の準備が出来るんだが、あれって、凄いと思う。

讃岐の非常識其の参.うどんを湯がくのか?
これが一番困るのだ!店に乱入と同時に、うどんを自分で湯がけるのか?を確認する様にしたい。私の主義はちぃっとぬくめて、かけ!である。セルフを重点的に攻めているのが曝露されてしまう。セルフに行ったら、うどんは自分で湯がくもの!これだけは忘れないで!

讃岐の非常識其の四.薬味にショウガ?
ねぎ、天カスと一緒に存在する謎のショウガが、混乱に拍車を掛けてしまう!うどんにショウガは、ほとんどカルチャーショックなのだ!うどんにゃあ、唐辛子の一味か七味、冷たい奴にはワサビという世界からくれば、ほとんどビョーキとしか言えない。

 これらの相乗効果はメンバーに追いこみを掛け、容易くなんじゃこりゃあ!状態に陥れてしまう。

 もしも貴方が精神錯乱に落ち込みそうになったらここはうどんのワンダーランド!と三回呟いてみよう。諦めもつく。諦めもついたら、落ち着くぞ。落ち着いたら、勝利は目前だ!

 でも律儀な日本人にとって(最近はそうでもないが)最後の関門が控えているので、ここまでに、落ち着いていて欲しい。
讃岐の非常識其の伍.金を何時払えば良いのか!
これは謎なのだ!先払い、後払い、ここを冷静に観察して、支払おう。とりあえず、先に払っておけば良いみたい!

 讃岐でうどんを食う行為は、すでに知的遊戯になっている、だが、慣れてしまえば心配無い。地元のモンでも初めての店は緊張するらしい。少々の阻喪は仕方ないし、でも、そこで地元住民と店の人に反感を持たれないように振舞うマナーが必要ではないだろうか?私の結論は、最後は貴方の人間性!其れしか無い!しょせん、こんなトコに落ち着かざるを得ないほど讃岐のうどん屋は各種多様に及んでいる。


 さて、押さえるべき共通ポイントは、削りに削って五つにまとめて述べた。長々述べてきたけれど、最後は習うより、慣れろ!である。慣れれば誰も文句は言わない。自信をもって、押し通せ!押しの強さと文句の多さは反比例する!これは人生三十九年の結論だ!
もとに戻りまっせ!

私家版うどんランキング

日本では、美味い物を美味い、不味い物を不味いと言う事は難しい。すぐさま抗議の嵐が吹き荒れるからだ。従って、不味いと言えない。口に合わないという表記に改めなければならないのだ。ミシェランが仏蘭西で成立したが、日本では成立できない。ゴネる奴は、自分が勝てないからゴネて、利益を確保しようとするのだ。正当な権利があるモノはゴネたりしない。ゴネる必要なんか、無いモノ。
我々が何度も讃岐を訪れて、自然発生したのがうどん参り指定店である。ある程度のバランスを重視して(価格・味・量・店舗の満足度)自然発生しただけに、その評価は重い。胃袋のバッケンレコードに挑戦した私の一時選抜を経て、二名以上の食後評価、全員賛成の店舗のみが選ばれるのだ。食い終ってからの車内は批評の嵐が吹き荒れて恐ろしいものが在る。そのハードルを潜り抜けたのが、指定店・推奨店・評価店なのである。讃岐の方々と評価は違う。そりゃあ当然でしょう。麺の固さに固執して久留米ラーメンを食うわ、腰の無いうどんを食うわ、らっきょ酢でソーメンを食う常軌を逸した味覚の筑後からやってくるとやもん。ゼニの注ぎ込み方が違うもん!一般店が一回ソソウをしたら、全否定!セルフ店で二回外れを出したら、全否定!製麺所で打ち立ての時間に三回外れを出したら、全否定!ワシ等はマジバイ!
松下松下は栗林公園の北側、四国新聞本社ビルの裏、一方通行の道沿いに存在する立ち食い&天かすで知られる我等最愛の店舗である。ここのうどんはやや細めに分類されるだろうか?しなやかでかろやかなうどんである。うどんののど越しを楽しみながらも、出汁の評価を決しておろそかにしない我々は、ここにはまった!
 ここは乱入と同時に店の奥に進み、玉数を自己申告すれば良い。丼にうどんが入って手渡されるから、何も心配する事は無い。ワシ等の場合は大きく分けて以下の手法が在る。

@ざるに流し込み、一瞬お湯にくぐらせる。よくお湯を切ったら、かけ出汁をかける。
 ねぎ・しょうが・天カスをそれぞれ一すくい。
Aざるに流し込み、しっかりお湯にくぐらせる。ぶっかけの出汁をかける。
 ねぎ・しょうが・天カスをそれぞれ一すくい。
 後は、ひたすら食すれば良い!
 コロッケをAに叩き込んで食するメンバーも居る。
 Aは、讃岐の常識を逸した手法であろうが、これに固執するメンバーも多い。

上杉アサイチの上杉が定着してしまっているが、もう四回なのである。最初に乱入したのは私、次は三人で乱入して、次に七人で乱入した。全員絶賛というのは、松下と上杉しかないのだ。
 店に乱入すると同時に、後は自己申告。朝早い時間帯は釜揚げも楽しめる。冷たい?熱い?釜揚げ?の大?小?ほとんどやっていただいている。あんま心配する事はなさそうである。せっかく、駐車場が出来たので、そっちに止めよう!
 アサイチに乱入して食して以来、大根おろし&かけに固執する。ここの釜揚げに固執するメンバーも多い。しょうゆも捨て難い。アサイチの生きの良いうどんであれば、もはや、何も言う必要は無い。但し、ちょいと出汁は少な目にってお願いしましょう。

田村おいちゃんは日本昔話で、うどんは大藪晴彦!松岡腰があり過ぎても、しなやか!木村てんぷらはデカイし、美味いし、気持ちが良いから良いのだ!蒲生水は美味いし、うどんも美味い!ワシは冷たいのにぬくい出汁かけて啜ってますっ!ここまで指定店でお気に入りの順番だ!


山田屋(飲食店は従業員教育の大切さを学ぶべきだ!)・彦江(うどんも凄いが、赤坂に匹敵する怪しさは凄い)・山越(やっぱ、冷たいとですばぃ!釜玉は好かんっ!)・赤坂(あの怪しさと噛みごこちは特筆モノ!)・前場(出汁は凄いが、店内の怪しさも凄い)ここまで推奨店である。
上戸(讃岐の鬼門饂飩!)・丸山製麺所(ダシはトップクラスだ!)・中西(ああ、食いたい!)・はすい亭(セルフって感じがする)・ジャンボ高木(あの腰と量が捨て難い)・ヨコクラ(あの独特なコシ!)・萬城屋(うどんは可も無く不可も無く中庸である事が実に難しい)・いきいき(県外人にとってのセルフの典型、早朝ビール!)ここまで評価店である。
私が書いている有名店で、入ってないトコがある?時間浪費するうどん参り、外れを食うと悲しくなるし切れたら大変なので、口に合わないとかソソウした店は、記憶巣から強制排除してます!
最初奇跡の美味さを誇りつつ、再訪の度に味を落とし続け、我々の記憶から消え去った店もあります。
私が美味しく食べる限界が、半日で十玉、その他の参加者で四玉、従って、みんなが食べられる店を探すのは、先導者たる私の仕事です。半分は新規店に走りたい。そして、世間の風評が我々の評価と異なる事を知ってきました。
信じられるのは、自分の舌だけだ。それが我々の結論です。
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