歴史に埋もれた迷車達 #1

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 ドラッグ・ウェーイ スプリンティング(ゼロヨン)競技用車両

 星型5気筒蒸気エンジン車 シリンダーが車輪の中に!?

 二輪史上最初の8気筒 航空機用V8エンジン搭載レコードブレーカー

 ENFIELD ROBIN これでガソリンスタンドに行ってみたい。


 

「ドラッグ・ウェーイ」
 スプリンティング競技用車両。
 (ゼロ発進からの1/4マイルのタイムトライアル)
 設計技術者クライブ・ウェーイの設計で、後輪のトラクションを最大限、考慮して設計されている。
 エンジンはスーパーチャージャー付きワーゲンのもの。

 なんと特異なレイアウト!。
 後輪を挟むように、ライダーとエンジンを配している。
 ステアリングは、おそらくロッドによって延長され前輪についているのだろう。
 フレームも前輪と後輪をストレートに結び、形状はトラスで剛性は高いはずだ。
 直線を加速して走るという条件のみに絞った、思い切った設計で、大胆で合理的なレイアウトであると思う。
 この車体を設計したクライブ・ウェーイという人は、二輪の設計者ではないらしく、機械設計の人であるとのこと。
 ただ、写真では煙で良く見えないのだが、ライダーの足はどのようにマシンにのせているのだろうか?。
 ちなみにこの車体、クラス別であるがスタンディングスタートの世界記録を樹立している。
 ただ、自分が乗るかという話になると、この高速回転している後輪を抱え込むような操縦姿勢は、いただけない、股間が心配である。

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 F.T.ミレの手による、星型5気筒蒸気エンジンを車輪の中に配置した二輪車。(1892年)
 前後輪(エンジン!)交換可能。
 FRにも、FFにも、もう一つエンジンがあれば2WDになる。(2WDはウソ、前後の駆動力の同調は電子制御ぐらいもってこないと無理。)
 しかも、エンジン側の車輪はサスペンションも内蔵されている(スポークみたいなのがサス、板バネ式だね。たぶん)。

 すごい発想と思うけど、この写真を見る限りクラッチらしいモノは無い。・・・ということは、エンジンがかかっている状態での停車はできないのではないだろうか?。
 1892年に信号は無かったのか?。
 良く見ると、これは自転車にエンジンを積んだものだ。
 行き先が近所なら、ボイラーに燃料入れて、点火して、蒸気の圧力待っているよりペダルを漕いでいったほうが速そうである。(あぁ、忘れていた。給水もしなくては・・・。)
 第一次だったか、第二次世界大戦直後のどちらかか忘れたけれど、これと同じ発想の内燃機関(ガソリン)を前輪に載せた二輪があったと記憶しているが、そのうち調べておきます。

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 二輪史上最初の8気筒(V8)エンジン搭載車。
 1903年、グレン.L.カーチス(米)によって作られた。
 レコードブレーカー(スピード記録専用車のこと)で、219.45km/h を記録。

 フロリダ州オーモンド・ビーチで記録は出されたそうだけど、これに乗ってオーバー200km/h は、命がけだったであろうと思う。
 サスペンションは付いてないし、このハンドル形状、良く見てもブレーキらしきものは確認できないし、フレームは自転車そのものだ。
 マフラーらしきものも見えない、あっても容量不足だ。
 排気音は狂ったようにウルサイに違いない。
 カーチスは航空機メーカーなので、航空機用エンジンを積んでいるとのこと、航空機用エンジンはかなり大きく、エンジンは見かけのわりに大排気量であろうと推測する。(最低でも5リッターぐらいはあるんじゃないかな?)
エンジンは空冷直列4気筒をV型に二つ配置し8気筒にしたもので、見る限りおそらくトランスミッションは無い。(一速だけであろう。飛行機屋さんらしい設計。)
 写真を良く見ると、駆動方式はシャフトドライブらしく、強大であったろうトルクに耐えるにはチェーンでは無理だったようである。(黎明期にはシャフトのほうが一般的であったようで、そちらのほうが正解かもしれない。)

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「ENFIELD ROBIN」
 おそらく、今でも新車が手に入るだろうと思う。
(1996年の時点では)
 決して、歴史に埋もれていたいるわけではない ENFIELD ROBIN なのであるが、この車両、他のバイクには見られない唯一無二の存在であり、迷車の殿堂入りは確実なのだ。
 なんと、このエンジンはディーゼルなのである。
 エンジンは、富士重工製の汎用エンジン「ロビン」を搭載している。
 最高出力は8.5馬力で、他のスペックは、製造元のホームページに探しに行ったのだけれどこの車両の記述は見つからなかった。
(生産中止してしまったのだろうか?・・・)
 というわけで、不明だらけの車両なのだけれど、ちなみに、この「ロビン」の車両価格は115万円だそうである。(1996年)
 私自身、結構興味のある車両なのであるが、シャレで買うには少々お高い値段だ。
 それでも、ぜひ試乗ぐらいはしてみたいバイクである。

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