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タクシー事故被害者のページ

(本ページはリンクフリーです)
since 1998.10.30 update 1999.6.10

世間一般的に、「タクシーと事故ると大変だ」と良く言われますが、私は1998年10月21日に、そのタクシーに追突され車はほぼ全損状態、身体は頚椎捻挫(いわゆるムチウチ)と両手挫傷(割れたガラスの破片で)で、初期診断では全治10日(現在でも治療は続いています)と診断されました。自分の場合の怪我は他の方々と比べて大したものじゃないかもしれません。


雑感update99/6/10

事故後、代理人に仲介に入って貰った。

初期の段階の示談交渉の中で代理人より「相手は6:4だと言っている」また、タクシー会社側が査定した私の車両の査定額も「6:4なら15万円。8:2なら5万円だ」と言っていると聞きました。また、タクシー会社が対物保険に加入していない事も聞きました。

以上の事により私は、当ページを設置する事を決め、また、この時点で相手に誠意を感じない為「法的手段も辞さない覚悟」をして当ページにもそう明記しました。

11月27日にタクシー会社より郵送にて手紙を戴きました。

その中で「事故処理の流れを止めているのが、あたかも私共の様な事をインターネットにて流されているようですがそれは大きな間違えです」と、抗議の内容でした。

確かに当ページを公開したのは10月30日。それから細かい内容でしかページ内を更新せず、全体的な内容は当時のままであった事は確かです。また、交渉の進行過程をいちいち更新する事は代理人が入っている事もありタイムリーに行えないのと、タクシー会社が当ページの存在を知り、こちらの手の内を読まれる可能性もあったため、敢えて細かい更新はしていませんでした。(その内容を読まれる方は「旧ページ」を参照して下さい)

またその手紙の中で「当初私共が主張したのは6:4ではなく7:3です」とあり同時に「判例タイムス」(いつの版かは明記されいませんが)のコピーも添付されていました。繰り返しますが、当方は代理人を立てて交渉している訳で、私からすれば代理人が言った事が全てなのです。

事故後に加害者と会った時にタクシー会社が対物保険に加入している事を加害者に確認していたのですが、フタを開けると未加入であるとの事。確認を取った相手に再度確認するのが筋だと思い加害者に連絡した事を「代理人に任せると言ったのに直接乗務員に話すのはおかしい」とまで言っています。そこまで言う人間が、こうやって直接被害者に手紙をよこしている訳です。

また11月末までに代理人とタクシー会社の間の話し合いで出た途中経過を事細かく明記した上で、「あなたは「タクシーと事故を起こしたら大変だ」と言うような事をおっしゃられているようですがとんでもありません。」「タクシー会社ほど物損に付いての支払の甘いところは無いんですよ」「逆に言えば相手がタクシーで良かったと言うことなんです」とまでおっしゃっていました。

現在の交渉経過の細かい内容は、敢えて伏せますが、確かにこのタクシー会社が言うように仮りにタクシー会社が対物保険に加入しており、保険会社との交渉になった場合は、現在の交渉内容の様にはならないのかもしれませんが、ここでタクシー会社に聞きたいのは”では何故、保険に入らない?”と言う事です。金額面の交渉で、保険会社を引き合いに出して「保険会社が査定するよりも譲歩している」と言う様な言い方は、おかしいと思います。

また手紙中で私の車両の保管先についても触れています。「レッカー代、保管料に付いても所有者に請求書がいってしまう為お互いに無駄なお金がかからないようにするのに、当方でいつも修理を頼む民間自動車修理工場へ一時保管を頼んでいただけです」「言うならばこれに付いても当方の誠意でやったことであり、100%当方が悪いからと言うわけではりません。勘違いしないでいただきたい」と、しています。旧ページにも同様の項目がありますが、タクシー会社が言うように”100%タクシー会社が悪いから”と思った事はありません。確かに金の掛からないところに保管して戴いているのは有り難いことでもあり、誠意と言われればそうなのかもしれませんが、問題はそこでは無く、私に断りも無く私の車両の中をあら探ししその車を購入した時の領収書を見付けだし、それを交渉のネタにしようとしたと言う所にあります。この事に関して、手紙の中では一切触れていませんでした。

ここまでの中で、”誠意”とは?と思いました。

タクシー会社は、この手紙の中で何度となく”誠意”と言う言葉を出しています。何度読み直しても、タクシー会社の言う”誠意”は単に”金額”の事でしかありません。事故後の最初の交渉で、現在の交渉額(詳しくは言及しませんが、「8:2」で「査定額27万円」)になった訳ではなく、6:4か7:3かは代理人を通して聞いた内容なので詳しくはわかりませんが、代理人も頑張り、またタクシー会社もその都度頑張って、事故後2ヵ月位かかって、この内容になった訳で、いわば交渉の甲斐があって出てきた途中経過である訳で、これをそのまま”誠意”とは受け取りにくいのは事実です。繰り返しますが、事故後すぐにタクシー会社が譲歩して出てきた結果ではないのです。

一般に”誠意”と言いますが、その”金額”も確かに”誠意”のベクトルのひとつかもしれません。ただ、それだけで良い訳でもないはずです。私の身の回りの事例を上げますが、事故後に保険会社に任せっきりで、加害者本人は連絡もしてこない。この様な場合は、いくら保険会社が譲歩しても、気持ち良く誠意とは受け取れません。また散々モメた揚げ句に損害額を支払った場合でも誠意があったとは取れません。それから、一般的に言う「菓子折りひとつ」と言う行為ですが、確かに金額的なレベルで言うと少ないかもしれませんが、被害者の親や身内に殴られるかも知れないと言う恐怖を感じながら謝罪に行くと言う行為は、逆に”誠意”として受け取れます。

私の場合は、保険の関係で問い合わせのファックスを送っても返事が来ず、次の日も同じファックスを送っても返事が無く、その翌日にまた送っても返事が無いので、こちらから電話してやっと話になったりしました。そして手紙の中で「意味のよくわからないファックスをしたりするのはおかしい」とまで言われました。また、上の事例で言う「菓子折りひとつ」もありません。

更に手紙の中で「あくまでも0主張をされるか又は、法的手段等に出られると言うのであれば、当方はこの件より一切手を引き、呼び出し状が来るまで、全ての支払い(治療費、休損、慰謝料、その他)に付いて放棄致し、待機します。」と書かれていました。


しかし、後日電話にて話すと「払わないとは言っていない」と言います。(こちらにはそのタクシー会社から来た書面があるのにです)この段階ではあくまで、自賠責保険での請求である為、加害者側の理由に関らず被害者請求で支払請求ができるのです。頭が悪いのかそれとも、すっとこどっこいなのか私には判りかねる言動です。要するに「法的手段に訴える」のを阻止すべく、軽はずみに出てしまった単なる脅しだったわけです。

本来、会社の営業車と事故った場合、休業損害等の請求は自賠責保険の被害者請求をすると調査や手続きに時間が掛かるので、一般的にその会社が立て替え払いをするのが通例です。しかし、このタクシー会社は、色々理由を上げて結果「金額が大きいので立て替え払いはできない」と言って来ました。金額の大小の感覚はひとそれぞれですので、なんとも言えませんが、28歳サラリーマンの月収なんてたかがしれているはず、タクシー会社が支払えないことはないはずです。要するに”嫌がらせ”なのです。

仕方ないので自分から被害者請求をしました。被害者請求には相手の自賠責保険の証券番号が必要でしたが、御丁寧にもコピーして送ってくれました。それと申請に必要な書類を携えて保険会社に行き、担当者に前述の理由を話したら、「え?そんな事言ってるの?普通、立て替え払いするのに」と言ってました。やっぱり嫌がらせなのです。誠意と言う言葉自体笑ってしまいます。

物損の件に関しては、事故係の脳ミソのレベルに飽き飽きしたのと、いい加減疲れてきたので、12月22日に示談としました。結論から言えば、相手のタクシー会社が言っている通り、保険会社の査定額よりも多めに取れた訳で、前半戦はある意味では、勝利を勝ち取ったと言えると思います。あとは後半戦です。

物損の示談内容は、相手車損害額23万円。当方車損害額27万円(どちらも修理費用が査定額を上回っているので査定額を採用)過失割合は、相手8、当方2で示談しました。相殺して結果15万円程こちらに振り込まれるはずですが、未だに振り込まれません。これも嫌がらせなんでしょうか。


と、書いた矢先に示談金と思われる金額が振り込まれていました。通帳記帳していないので、正式には判りませんが、ここまでこじれてしまった為、これを素直に「誠意」とは受け止められませんが....。ま、両者の示談書調印から一ヵ月経っていない訳で、また間に正月も挟んでいた訳ですから「誠意」と受け取るべきなんでしょう。


前回の更新からほぼ6ヵ月が立ちました。未だに完治に至る事なく今も通院している状況です。この段階に来て初めてタクシー会社から連絡が来ました。

それは5月末、自宅に電話で連絡戴きました。その中で(1)物損の件については申し訳なかった。(2)完治するまで治療は続けて欲しい。(3)既に自賠責の限度額を突破しているので足りない分の慰謝料を1月末で一旦しめて支払いたい。と、この3点でした。

1は既に物損の分のみ示談書を交わしているのでとやかくは言えない(ことになっている)

2はすでに事故後より8ヵ月近くたっているのにも関らず、完治せず通院している事から、「(トータル)一年くらい通院してそれでもダメなら症状固定を医者に言ってもらい、後遺症認定をして下さい」と言うものです。ただ、後遺症認定の申請をした後、タクシー会社はどうするのか?等については一切この段階では触れていません。

3に関しては本ページ上でもお伝えしたとおり、本来であるならば加害者側の厚意として「立て替え払い」にて損害金を支払うのですが、このタクシー会社の事情(詳しくは知らない)により、それができず、「被害者請求」と言う形態にさせられたため、通常ならば治療が終了した時点で慰謝料などを取りまとめ支払われるのですが、自賠責から示談を待たずに、治療期間内であるにも関らずに支払われた為に生じた限度額までの計算をして足りない分を、慰謝料として支払うと言う意味です。

しかし、その3日後にこのタクシー会社から手紙が郵送されてきました。。。

その内容ですが、上記の電話の後、事故係の方は「交通共済」に行き支払について確認したとの事です。そして(1)自賠責の限度額を超えた場合、自賠責で支払われた分(120万円)も含めてさかのぼり、過失相殺をして計算する。(2)からだを治すことが第一だと思っています。(3)当初(3日前)支払えると思っていた金額には届かなかった事について謝罪する。の3点です。

まず2に関しては、電話では「トータル1年通院して貰って」だったのが、この文面では「あと1、2ヵ月通院して貰って」それでもダメならば、後遺症認定をして下さい。と、最初の電話より、トーンダウンしています。また、ご丁寧にもブランクの「自賠責保険後遺症認定診断書」と「自賠責支払請求兼支払指図書」も同封されていました。

1に関しては、文面を見るとこの事故係に方も「過失割合が人身の示談にも影響する」と言う事を知らなかった様な書き方で、また、前回の電話の際にも一切触れていませんでした。この手紙により電話での内容が正にひっくり返った訳です。その為に3の様な事を言われるのです。

「過失割合が人身の損害金(治療費、通院交通費、休業損害金、慰謝料)に影響する」のは、私も調べましたところ確かにその通りのようです。ただ、ここで「交通共済」が言っているのは、「自賠責で支払った分にまでさかのぼって計算する」と言うことで、今まで受け取ってきた分の2割をタクシー会社に戻して計算すると言うことです。こういう事が実際に有効なのかはわかりませんが、少なくともこの様な事を突然言いだしたタクシー会社には憤慨します。

メールの宛先 ae95g@geocities.co.jp
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