Suzuki HiSpeed Touring

1.「Suzuki HiSpeed Touring」とは!

2.Suzuki HiSpeed Touring 活動記


1.「Suzuki HiSpeed Touring」とは!


2.Suzuki HiSpeed Touring 活動記

掲載第1回目にして今年最後の活動記とは何とも変な感じ。
北海道はもうとっくにバイクシーズンが終わっていて、かつ季節がら「温泉でしょ、やっぱし」ということで、SHST’98年度最後のイベントとして、北湯沢温泉日帰り入浴ツアーへといってきた。

札幌の天気は晴れ。前日の天気予報がウソと思えるほどいい天気だった。が、風がすこぶる冷たい。さすが冬の北海道。
集合はわたしの家。AM10:00出発でそれまでに集まれ、と招集をかけていた。AM9:30、なり一家がインプレッサで登場。圧雪&アイスバーンにはすこぶる強い、本日の参加メンバー中最強の車を用意してきた。幼い子供がいるためチャイルドシート装備で、わたしが勝手に「アットホームなラリーカー」と呼んでいる。
寮生組が時間ギリギリ、江別組が豪雪のため遅れて到着。そのあともちょいとゴタゴタして、結局出発は1時間遅れのAM11:00となった。

コースはR453支笏湖−美笛峠経由で温泉まで。この時期は圧雪よりアイスバーンの方が多く、山越えルートはけっこう危ない。が、SHSTメンバーはそんなことでは躊躇しない。
札幌市内は晴れていたのだが、真駒内を過ぎて峠の入り口に入ると曇ってきた。それでも道中はそんなに雪に降られることもなく視界は良好。が、路面は予想通り氷が張っていた。一組わざわざFRに乗ってきたやつがいて、ときどきお尻フリフリ。4駆所有者がいるんだから、わざわざFRに乗らなくたってねえ。支笏湖国定公園の入り口に差し掛かると道はますますキツくなる。ブラインドコーナーも多く、最新の注意を払って走らなければ、あっという間にコースアウト。途中雪の壁に車が突っ込んだ後もあったしなあ。夏場バイクで走るとすこぶる気持ちいいんだけどね。

第一休憩ポイントにあらかじめ設定していた支笏湖へ到着。ここではトイレタイムにしていたが、何と冬季はレストハウスだけじゃなくトイレまで閉鎖していやがった。何しに寄ったのかわからんではないか!

用も足せない場所に用はない。ということで、休憩ポイントを道の駅に設定して早々に出発。
ここからは支笏湖湖岸の道路をひた走ることになる。なぜかしら雪がほとんどなく、道路はウェット状態。自然に速度も増してくる。いい塩梅のコーナーがあるし、フラットだから走ってて気持ちいいんだな、これが。
などと言っていられたのは峠の手前まで。峠に差し掛かると天気が急変。峠の頂上付近では吹雪である。全然前が見えないでやんの。かろうじて見える前方のバスのテールランプだけが頼り。つかず離れずの距離を保たないとぶつかる・・・

どうにか神経使い過ぎるくらい使って道の駅「フォーレスト276大滝」(日本全国「道の駅」参照)へ到着。まだ幼い子供たちがいるだけに、子供たちには待望のトイレ&飯タイムだったことだろう。
さすがに昼飯時だから中は混んでる。しかも今まで見たこともなかった「カニの押し寿司」やら「ウニイクラ丼」やら売ってて、入り口付近は大混雑。で、メンバーはというと、トイレ行った後土産物屋をうろついている。かくいうわたしも「たれぱんだ」座布団を買ってしまった。
昼飯食って落ち着いて、さてメインイベントの北湯沢温泉へ出発。道の駅から15分くらいで到着。

ここの温泉は札幌からもわりと近いし、程よい距離で暇つぶしのドライブにはもってこいということでわたしはよく行く。今回SHSTのメンバーを連れていったのだが評判は上々。建ててそんなに経ってなくて新しいし大浴場は広いし、それで値段が¥350というのがよかったらしい。わたしも¥350はびっくりした。
おのおのに温泉を楽しんでいるようだが、わたしゃすぐのぼせる人だから湯船にずぅっと浸かっているのはどうにもしんどい。よくも1時間も入っていたもんだ。他の連中ほったらかして、わたしが先に上がってさっさとビールを飲む。実はわたしはドライバーでした。他の男共もほどなくすると上がってきたのだが、主婦連中がなかなか上がってこない。どうにも温泉好きらしい。

ひとしきり楽しんでさあ帰ろう。外はもうとっぷりと日が暮れている。またそんなときに限って雪降ってるもんな。帰りはずぅっと、札幌着いても雪が深々と降っている。札幌に近づくほど降雪量が増してくる。札幌市内は5分車から離れると窓ガラスがまるっきり覆われてしまうほどの雪だった。おかげで駐車場に車入れるのも一苦労。

そんなこんなでSHSTの98年は締めくくられた。

今年一発目のSuzuki HiSpeed Touring活動はギョーザパーティ。「ツーリングチームなら車出してどっか行けよ」と言われそうだが、冬道は危ないからやだ。「だったら前回はなんでわざわざ温泉行ったんだ!?」というツッコミは受け付けない。

なんでギョーザ?
それはひょんなところから出た話で、チーム代表す〜とライディングマスターなりとの会話で「ギョーザ作って食べようか?」という何気ない一言からすべては始まった。
北海道のライダーにとって冬は鬼門である。何せバイクに乗れない。オフロードならがんばって乗れないこともないが、わざわざ寒い中バイクで走ろうなどという気合いの入った人間など我がチームにはいない。ツーリングチームにとってやっかいなのが、冬のイベント探しである。特に我がチームは「走ること」そのものが目的で、走るための大義名分として行き先を決めているようなものだからして、走ることができない冬はホントにイベント探しに苦労する。この際みんなで楽しめれば何でもいいからやってしまえ、となってしまうのだ。そんな中での「ギョーザ食うか?」はまさに渡りに船。ここでシブってまたイベント苦労するよりゃどんどん話を盛り上げてやってしまったほうがよい。そんなわけで、意味もなくギョーザなのだった。

会場は必然的に持ち家所有者となり、今回はアメリカンライダーいっと宅で盛大に行われた。前述の通り「自ら作って食う」パーティであるからして、ネタの仕込みから始める。ちなみに皮は既製品を使った。以前なりが皮から作って失敗したとのことなので、なりは「同じ轍は踏まない」、他の人々は「危ない橋は渡らない」。どうせ食うならうまいほうがいい。
具はオーソドックスに挽肉とねぎ、にんにく。ただし、にんにくはたっぷり使って大人の味。子供連中は果たしてあの味が理解できたのやら。
ネタ仕込みが終わったところでいよいよ包み。この包み作業は子供も交えて総出でやった。わたしは今まで手作りギョーザなど作ったことがなく、できあがりの形に「似せるように」包む以外にない。何でもヒダを寄せるのは包んだ片方の面だけらしく、ぴったりつけた皮の両方でヒダを作ったわたしにいっと曰く「邪道だ」。ふん、だってやったことないんだもんよ。食えりゃいいじゃん、食えりゃ。
などと言ってると、子供たちが包んだギョーザが出てきた。多分に不器用なわたしが見ても、「こりゃひどい」というものができあがる。だって、皮から具がはみ出てるんだもんよ。これにはさすがにとうちゃん(なり)もかぁちゃん(なり妻)もキレる。以後子供たちはギョーザを作らせてもらえないのであった。

さて、ここで悪巧みを考える人はやはりいるもの。ネタの中にねりわさびを仕込んだ「ギョーザロシアンルーレット」が始まる。都合200個以上作ったギョーザの中にたった一つ、わさびギョーザが仕込まれた。作った本人すらどれかわからないくらい上出来な(?)ロシアンルーレットギョーザである。

いよいよ焼き。改めて書くが、会場はいっと宅。が、厨房に入って焼いていたのはなりである。どうもなりはこのテのイベントではやりたがりのようである。それこそキャンプなどに行ったら、なりの指示通り動けば完璧にこなせるのではなかろうか。野生児だ。
着々と焼けてきたギョーザはなかなかにうまい。中には皮が破れたのもあるが、そこは御愛敬。所詮素人の手料理だからいいのだ。
さて、そうなってくると気になるのはわさびギョーザ。どうやらいよいよご登場。「この中に一つ入ってるよ」と、ドンと差し出された焼きギョーザの山がある。ここは公平にジャンケンで決める。勝った順から一つずつとっていく。せぇので「パク」。多くの人が「お〜、うまいよ〜」という中で、口が止まった人間が一人。なんとよりによって一番に勝った人がはずれを引いた。運が悪いものである。かくして一発で当てた人が出たおかげで、以下の人達は安心しきってギョーザに食らいついたのであった。

ひとしきり食い終わった後は片づけ&掃除。何せ人の家だから油まみれにしたまま帰るわけにはいかない。当初からそれは考えてはいたが、ここでも仕切るのはなり。誰が家の主やらわかりゃしない。いいんだけどね。

盛況に終わったギョーザパーティ。未体験の人も多い中で心配もあったが、やってみればなんとかなるもんだ。が、「後片付け大変だからもうやりたくない」とはなり妻の弁。確かに。

ところで、この日併催された「グランツーリスモ・SHSTカップ」だが、あまりに盛り下がり大失敗に終わった企画のため、今回は割愛させていただく。

とてつもなく久々のSuzuki HiSpeed Touring活動。春もあけぼの、マンガはぼのぼのということで、北海道もやっとバイクシーズン到来。そこで、今シーズンの体慣らしの意味合いも勝手に含めて、SUZUKIのバイク試乗会へとチームでこぞって参加した。場所は北海道のプロライダー志望者の登竜門、北海道スピードパーク(HSP)。

北海道の4月とは山間部ではまだ雪が降る可能性も残されているため、今回はバイクでなくてもOKということにしたが、まさかみんなして車でくるとは思わなんだ。ま、家族持ちやバッテリーがお亡くなりになったりなどがあったからしかたないんだけどね。かくしてバイクを持ち出したのはわたし一人であった。代表たるもの、そのくらいの根性は出さないとな。むっふ。だけど中山峠頂上でも21℃あったから、実はとてもあったかかったりしたのだな。

さて、各バイクのインプレッションは別ページを見ていただくとして、ここでは試乗会の様子を書くことにする。
そもそもサーキット走行など初めてのわたしは「きっとこういうもんなんだ」と思っただけだったが、(はま)はエラいビビッておった。まあ確かにみなさん気合いが入っていたようだけど。が、この気合い、確かにすごいものがあったということを、後々になって理解したのはわたしだけである。

当日は(年寄りではあったが)現役のプロライダーがペースメーカーとして先頭を走ったのだが、その気合いの入ったおにいさん達はプロライダーに勝負を挑むかのごとくハイペースなのである。特にTL1000R(S)、GSX1300R隼に乗るおにいさん達はとてつもなく速い。「そりゃ確かに怖いよなあ」と思うのは普通の方々。アレを目の当たりにして怖いと思ったあなた、そうです、あなたは正常です。
が、正常ではないわたしは闘争心に火がついたりする。もっとも自分の力量超えてまで勝負する気はないのだが(当たり前じゃ)、やっぱり抜かれると悔しい。特にわたしがイナズマ1200乗ってるときにSV650に抜かれた日にゃ悔しい悔しい。が、トルクの太さが怖くてスロットル開けられなんだ。自分の未熟さが余計悔しい。
(なり)曰く、

「手におえない1200に乗るより、自在に操れる400の方が速く走れる」

とのこと。そりゃごもっとも。ということで、バンディット400Vでリベンジ(ぉぃぉぃ)。おお、さすがに乗りなれた400ccのバイクは手におえるぜ。が、追いつけない。どうやらわたしは100km/h以上出すのはちょと怖いらしい。遅まきながら、実力以上のことはできないのだと初めて知った。アホです。

さて、周りを見渡すとどうだろう。
「がしゃ〜ん!」お?どこぞで音がした。周りの人達も騒いでいる。なんだなんだ?どうやらシケイン入り口で誰かコケたらしい。いそいそと覗きに行ってみると、RF400RV(試乗車)コケてるでわないか。しかもマフラーちぎれてるし。ライダーは大した怪我はなさそうだが、RFは重傷のようである。主催者大損害。かわいそ〜。あ〜よかった。RF最初に乗っておいて。
で、事故現場は1コーナー立ち上がりの上り坂からさらに下り坂になった先にあるため、1コーナーからは見えないところで起こっている。1コーナー立ち上がりからバックストレートに入るため、当然バイクは全開。上りを一気に駆け上がったところにいきなり事故現場が目に入る。この事故の周回でバンディットに乗っていた人がこういう状態で、フルブレーキでリアロックしていた。危ない危ない。すんでのところで止まれたからよかったものの、見てるこっちがハラハラした。そんなせいもあってか、(はま)はなおさらビビッたらしい。普通の人はそうである(またかいな)。が、「所詮他人事」なわたしはバックストレートを120km/hまで引っ張ったのであった(なんでぇ、実力以上のことしてるじゃないよ)。あ、もちろん事故処理終わった後の話ね。

さて、実はわたしはここで「練習」をしたのである。
バイクに乗り始めて以来、わたしは制動の際エンジンブレーキに頼り切っていたのである。エンブレ使うのは間違いではないが、制動の大半をエンブレに頼るというのはやはり危ない。そんなわけで、わたしは効率よくシフトダウンし、ブレーキによって的確に制動する練習をさせてもらった。なにぶん初めてやることだからうまくいくかどうか心配ではあった。やはり最初はぎこちなく、エンジンの回転数と合わなくてガクガクしていたのだが、だんだん慣れてきて最後はドンピシャのタイミングでできた。普段は後輪ブレーキを強めに踏んでしまうクセがあるのだが、今回は高速で走っているのでリアロックを嫌い、意識的に前輪ブレーキを積極的に使うようにしていたのだが、その加減が見事にはまったようである。あのときの感覚は今でも覚えているので、どこかで復習したい。やっぱり朝練かしら?

色々と波乱があった試乗会だが、多種多様なバイクに乗れてなかなかに楽しかった。チームメンバーみんなも怪我なく乗れてめでたしめでたし。

去年たまたま食べに行って好評だった長沼ジンギスカン。帰ってきた翌日から「これ、毎年の恒例にする?」というくらい評判がよかったために今年も行ってきた。

この日は天気がどうも落ち着かなくて、曇るんだか晴れるんだか予想が付きにくい天気だった。「ま、降らなきゃいいか」ということで、わたし、しおとろ、いっと3名はバイクで行くことにした。ちなみに今回は、しおとろ初ツーリング歓迎会も兼ねている。誰も気が付いてなかったりして。
で、しおとろ君。バイク自体はまだ若葉だが、車の運転歴があるだけにスピードに対する適応は身に付いている。だもんで初のマスツーリングとはいえきちんとついてきていた。バイクの運転に慣れるのもそう時間はかかるまい。が、いっとも若葉の頃(ドラマとちゃうど)によくやっていたのだが、ウィンカーの消し忘れ。しおとろもやってくれました。車の運転歴があるとどうしても忘れてしまうんだねえ。わたしゃバイクから入ったからそんなことしたこたないが。

コースはR337をひたすら長沼方面へ。集合場所がいっとん家だったので、現地までは大して時間はかからない。もっともそう感じるのはいっとだけなんだろうな。特になりは札幌の西端から東端を越えて江別までだもんな。こりゃ大変だ。
時間はちょうど昼飯時。どんぴしゃでついて店に入りテーブルに付く。が、なかなか注文が決まらない。それには理由がある。
ここは食べ放題¥1,580というメニューがある。去年は迷いもなくそれを注文したのだが、盛りがハンパではなかった。いくら食べても皿の底が見えず、どこまで食えばよいのやらという状態。みんなたらふく食って満腹でうまかったのだが、食い放題なのにおかわりなしという屈辱を味わったのだった。去年のそういった事情があるだけに、しかも今回は子供もいたのでなおさら躊躇してしまい、セットにするか食い放題にするか非常に迷ったのである。が、その迷いを吹っ切らせたのは店のおね〜ちゃんの一言。
「お子さんはタダですので」
決まった、食い放題だ。そして出てきました、底が見えない特上盛りのジンギスカンの具。野菜ももちろん付くのだが、それにラーメンまであるし、ごはんと味噌汁まで付くのだから、そりゃあ腹も膨れましょうて。

ちなみにここのジンギスカンは普通のジンギスカンの食べ方とはずいぶん勝手が違う。
普通ジンギスカンというと、丸くドーム上になった鍋を使い、まず鍋にもやしを敷いて焼き、その上に肉をのせて焼いて食べるのだが、この店ではまず鍋からしてちがう。言葉で説明するにはかなり難しいが、ドーナツの逆になっている、とでも言えば通じるだろうか。鍋の真ん中に肉を焼くところがあり、周りは出汁をひいて野菜やラーメンを煮る堀になっている。あ〜、うまく説明できない。ま、いいや。で、その鍋の真ん中にいきなり肉をのせ焼いて食べる。周りの堀にはった出汁が煮えるとぶくぶく肉焼き場にかかってくるためもやしを敷かなくても焦げ付かない。そもそも肉自体厚いから、焦げ付いて破れるなんてこともないし。野菜は出汁の中にぶち込んで煮て食べる。ここで我々はある失敗をしていることに後に気が付いた。
当然火を通している以上出汁はどんどん蒸発する。野菜も吸ってるし。足さなければならないのだが、どうやら足すのは水だけでよかったようだ。食ってる最中はそこに気がつかず、水と出汁を両方足していたために、食えば食うほど味が濃くなってしまった。実はこれも食い放題でおかわりができない理由の一つである。量は多いわどんどんくどくなってくわで、そりゃ食えないわ。
かくして、またもおかわりなし、みんなの胃袋の惨敗となったのである。

ひとしきり食べ終わって落ち着いてた頃、なんと外は雨。降らないとタカをくくってたわたしはヘルメットもグローブもバイクにくくりつけたままにしていたため、メットの中はしっとり濡れて、グローブはふんだんに雨を吸ってぐしょぐしょ。通り雨だったらしくほどなくやんだが、メットはまだ我慢できたがグローブはとてもはめる気になれず、帰りは素手で運転したのであった。

さて、リベンジはいつ?


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