●当時の試乗記より

当時の新車速報誌「ゴールドCARトップ」に掲載されていた6代目カローラの試乗レポートの抜粋です。

カローラシリーズの中で中心となるのがこのカローラ1.5SE。 まず、気に入るのがこのスタイリングだ。何ともバランスのよいルックスで、進みすぎず、 そして遅れてもいず、さすがトヨタのデザイン力の高さを見せつける作品だ。・・・(中略) ・・・走り出してまず感じるのは、パワーステアリングのナチュラルなタッチ。そして乗り心地もマイ ルドで自然。 タイヤはブリジストンのRD1-16、175/70SR13を履くがそのおかげもあろう。 ニューカローラ最も大きな特徴はしなやかなサスペンションセッティング。 非常に洗練された大人の味付けの”足”は乗り心地とロードホールディングの良さを高度にバランスさ せている。 高速コーナリングでもロールは特に大き過ぎず、又そのロール速度も落ち着き、不安は全く感じない。 それに嬉しいのはコーナリングの操縦性がこれ又ナチュラルな点だ。ステアリングの追従性がよく、 かなり乱暴なハンドリングでもそれに正確に応答してくれる。 弱アンダーと呼ばれる操縦性だが、これがなかなかよいセッティングだ。いざという時、 ワインディングで頑張れる操縦性の良さだ。 それも感性にマッチングしているので疲れない。 ステアリングの切り始めがシャープ過ぎず、 それでいて鈍すぎず適度なのだ。このあたりの設定がうまい。 そして必要な時に必要なだけ応答する操縦性もにくい。 エンジン特性も同様で、これも癖が無く疲れない。5A‐Fと呼ばれるキャブ仕様だが、何とDOHC 、4バルブと高度なハイメカニズムのエンジンだ。 1.5lながら85ps、12.5kgmの出力を絞り出す。トルクは2000rpmの低速から 発生する粘りのあるものだが、3000rpm辺りのトルクは強力な低、中速タイプだ。 5000rpmの高速となると少々ドロップするが、6300rpmまで確実に回り、 トルクの幅が広く使いやすいエンジンだ。それでいてスムーズ。 5速、100km/hの時、わずか2800rpmで静かなクルージングは明らかに一クラス上の車格の走りだ。 スタイリング、室内装備、コンパクトな高性能エンジン、ハイレベルのファミリーカーだ。

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