Maglite SOLITAIRE の LED化


2chの例のスレが30代目ですか、初代〜2くらいまで見てたけど時代に 取り残された感じです。でも今でもテンプレに載せていただいてるようで 有難いことです。
STREAMLIGHT KEYMATEの LUXEON化とかも 最近やってます。こっちもどうぞ。


feb 2002


ソリテールはマグライトの中で一番小さいやつで、単4型乾電池一本 で小さなバルブを点灯できます。小さいながら光を絞ればピンポイントに そこそこの明るさが得られるので愛用しています。

先日秋葉に行ったら、23Aという名称? の径が 単4電池と同じくらいで長さが少し短い、12Vの一次電池が売って いました。LEDは通常 2V以上の電圧が必要で、とくに最近の白色高輝度 LEDを点灯させるには 3.6くらい欲しいところです。というわけで この 12V電池を使ってソリテールを LED化できそうだなと思い、電池を いくつか買ってきました。秋月電子で一つ 70円でした。

その1

1.5Vでは LEDは点灯しないとはいえ、12Vをそのまま掛けてしまったら おそらく燃え尽きてしまいます。そこで定電流ダイオードで電流を制限 するようにしました。この 12V電池は太さは単 4とほぼ同じですが、 長さが 2/3くらいです。そこで残り 1/3の長さを調節すると同時に 電流制限の機能も持たせたアダプタを作りました。

単 4乾電池を分解し中身をくりぬき、頭とおしりだけ使って短い アダプタを作りました。この中に定電流ダイオードを組み込んで あります。


単 4乾電池と、23A+自作アダプタの長さはぴったり同じで、 単 4電池のかわりにこの 23Aとアダプタを直列に入れます。これで 電球ソケット部には 12Vが給電され、かつ過電流もおきません。 あとは電球を LEDに付け替えるだけ。


オリジナルの電球と、購入した白色高輝度 LED。LEDは 3ミリ径のもの ですが、樹脂モールドの根元についてるつばがひっかかってしまうので、 ヤスリで丁寧に削り落としてあります。これで外形はオリジナルの電球 とほぼ同じになりました。足がちょっと太すぎるようなのでこちらもヤスリ でシェイプアップしてあります。

これで LEDマグライトが完成です! 今回の改造ですが、マグライト本体 は一切改造していないことがポイントで、入手性に難のある 23A電池が きれてしまっても、普通に購入できる単 4電池とオリジナルの電球に 戻すことで改造前と全く同じに使えます。ソリテールはもともと底部に 予備電球が入っていますので、オリジナルの電球を別途持ち歩く必要も ないわけです。


明るさは、見た感じでは元のバルブとあまり変わらないという印象 ですが、発光色が電球色でなく青白いので、より明るく感じます。 直視すると目が痛いくらい明るいですね。この手の LEDライトはいろいろ 市販されていますが、堅牢なボディ、シンプルで機能性の高いデザイン のマグライト ソリテールの LED版は他にはない良さがあると思います。


おまけ機能ですが、製作した定電流アダプタは中が空洞になっており、 ここにスペアの LEDを入れておくことができます。通常 LEDは玉切れを おこしませんから、予備ではなく色違いの LEDを入れておくんです。 赤や青の LEDに差し替えればいろいろ楽しめますね!

その2

上記のLED化でそれほど明るくならなかったのがくやしいので、もっと LEDの個数を増やしたらどうかという単純な動機でさらに改造をしてみました。
1灯 LED化で、レフ板の役割がほとんど無いことがわかっていたので、 レフはとっぱらってしまいました。3mm径のものなら、つばを 削って詰めこめば5〜7個くらいは入りそうです。そこまでやるのもナンなので とりあえず予算の都合で 4灯バージョンを作成。

LEDの根元を固定するつもりでエポキシ接着剤で固めたのですが、どうも量が多すぎた ようでLED周囲まで埋まってしまいました。。。 今回は、
      +---CRD--LED--LED--*-->Vcc
      *---CRD--LED--LED--+
     _|_
     ///
のような回路にしたかったため、CRD(定電流ダイオード)をLEDと同じヘッド部に おさめることにしました。 このため前回作った定電流ダイオード入りスペーサは、単に通電すればいい ことになります。
そんな折、興味があったので 23A電池を分解してみました。するとなんと 中には普通のボタン型電池が8個直列に入ってるだけではありませんか。 というわけでこの中身のボタン電池のみを使い、単4電池と同じ長さになる まで直列に並べてみました。

13〜14個で、単4型と同じくらいの長さになるようです。電圧は約 20Vに なりますね。これだけ電圧が高ければ LEDを4つ直列+CRD一個でよかった かもしれません。

エポキシ樹脂が固まったら、ヘッド部に入るようにていねいにやすりがけ します。あとは極性を確認しつつ電極を挿し、ヘッド部の外装を元通り 取り付ければOK。さっそく点灯させてみました。

上がオリジナルの電球+1.5V電池、下が LEDx4+20V駆動。別々に撮った ものですが、マニュアル撮影でシャッター速度・絞りとも同じ設定にして あります。実際見た印象も写真に近いと思います。

ちなみに上のオリジナルは、レフを固定する爪を折ってしまった後なので うまく光束を絞りこめていません。が、それでも指向性はオリジナルの 勝ちのようです。LED版は、指向性こそ低いものの広範囲を照らすことが できているのがわかるでしょうか。

結論、指向性の高いビームを得るには、小さな光源と大きなレフなりレンズなり といった光学系が必要、というありきたりなところにおちつくようです。 机の裏の暗がりで配線を探すというような身近な用途には今回の LED版 のほうが有利ですが、屋外で何かを照らすような用途には向かないようです。 どっちでもいいですが、やはりライトマニアとしては強力なビーム光が 欲しいところですね。

(追記) マグのLED化はけっこう他のひともやってるみたいです。 http://203.174.72.111/parts8998982/index.html この人すごい! 65個のLEDがびっしり!


その3

秋月に新しい白色LEDが入荷してました。サイドビュー型チップLEDです。 これはおそらく携帯電話の液晶画面のバックライトとかに使われてる やつだと思います。ごく小さい直方体で、その一面が光るようになって います。

左がソリテールの標準のバルブ、中央が購入したチップ LED。右は 大きさ比較用に米つぶ。今回はこのチップLEDを4つ直列にくっつけ、 元のバルブと同じ形にエポキシで整形することにします。元のバルブ と同じということはレフ板を外さず、バルブを差し替えるだけで LEDで4灯化ができるというわけです。

製作した各種LED交換バルブ。
手前左: ボタン電池サイズの定電流アダプタ。その奥には自作 積層19.5V電池に同じアダプタをくっつけ単4型にしたものが写ってます。 その隣: ソリテールの標準のバルブです。
その隣(中央): チップLED4つを固めて作った、標準バルブサイズの 交換LEDです。小さいながら発光素子を4つ使っているので、3mm径の LED一灯よりは明るいと思います。
右から2番目: その2で製作した、3mm径 x4個。
一番右: 5mm径を削って4つくっつけたもの。これが一番明るいです。 ピンポイントとまではいかないけど、この中では一番指向性が高いですね。

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