
ポータブル・スピーカ
W162 x H116 x D72 質量: 約 1.2kg
お外で、音楽を。
これ以前は 30mmφくらいの薄型ユニットを使った小さなアンプ内蔵の 携帯スピーカを使っていましたが、ユニットの定格がたぶん 0.1Wくらいの よわよわなやつなのでちょっと音量上げるとすぐ振り切れちゃって ろくに鳴らなかったため、二号機を作りました。
せっかくなので、それなりの音が出るものを作りたいな。 と思い、少々大きめですが 100φくらいのフルレンジ(?)を使うことにしました。 ジャンクにしてはマグネット径も大きめで、触った感じではストロークも深く 柔らかめ、10W と許容入力も十分、インピーダンス4Ω、 と鳴らし易そうな雰囲気。千石の地下で、400円。 さすがにこの大きさのユニットを二つ使うとでかくなりすぎるので、 他の小さめのユニットでステレオにするか? これを使ってモノラルでいくか? 迷ったけどレンジ感を優先かなと思いこのユニット 1発で作ることにしました。 (安かったし。)
今回は、今までの作品と比べてかなり「見た目」にこだわりました。
無彩色のトランスルーセントで涼しげな印象と、その外観に似付かぬパワフルな
鳴りっぷりのコントラストを演出できたらカッコイイかな? と。
で、結果出てきた音はそれなりですが、デザイン的には満足です。
天板と底に 5mm厚アクリル板を使用。それ以外は 5mm MDFをペンキ塗装で
ややマット仕上げ。アクリル板と切断の工賃とで、すでにスピーカユニット
の価格を大幅に上回っています(笑)
バッフル面のカバーは、丈夫さの点でサランネットよりパンチ板を選択。よくある
スピーカグリルよりも穴の大きめなものを用い、
ややポップな感じにしてみたつもりです。
上部には、あまり意味はないですが取っ手をつけてみました。こっち側が
上ですよ、というさりげない自己主張です。
操作部は、電源スイッチ兼ボリュームの小さなつまみが一つだけ。
いたってシンプルです。
写真では右側面に穴が見えますとおり、一応バスレフ形式です。周波数特性
とかは考えてなくてとりあえずダクトを付けただけですが、背圧を逃がす
程度には役立っていそうです。でも塞いでも音はあまり変わりませんでした。。。

上から見たところ。内部も、すべて白と銀色で統一しています。 配線は被覆の白いものを用い、ユニットのフレームはペンキで塗装。基板は 組み立て後スプレーで真っ白に塗ります。ケミコンは、皮をむくと銀色で かわいいので塗装せず使用。ヒートシンクも銀色のをつけました。 スピーカのコーンの裏側も、スプレーであっさりと塗装。さすがにこのへんは、 ボイスコイルに塗料がついたりするとまずそうなので、真っ白しろは我慢。
内側壁面になにやらあやしげな装飾がしてありますが、これはデザインと エンクロージャの補強とを兼ねてブチルゴム(笑)を貼ってみました。音への 効果のほどは不明ですが、気分的に箱鳴りを抑えたような気がするので それで十分かも。
後ろにしっぽがのびてますが、これはプレーヤへの接続コードです。 プラグももちろん銀色です。

電源は、9.6V(1.2V x8)〜12V(1.5Vx8)の電池駆動です。NiMH二次電池のほうが
音がよさそうです。アルカリだとピーク時に電流が取れないのかな、
低音がすぐ割れるみたい。経済的だし NiMHのほうがよさそう。
電池ケースは、銅板を貼って接点にしたカートリッジ式にしてみました。
電源インジケータは、内部を LEDで緑色にぼんやり光らせてみました。 青のほうがよかったかな?
さて肝心の音ですが、自分としては「ちょっとガッカリ」な音でした。
箱鳴りがひどく、低音もぜんぜん出ません。箱の大きさからして低音が無理
なのはわかっていたけど、もうちょっとそれっぽく鳴ってほしかったなあ。
どうせ音にならないのに、ソースの低音はしっかりスピーカに伝えられ、
無駄に激しくコーンを震わせています。こういう無駄な電力を抑えるため、
50〜100Hzくらいでローカットフィルタを入れたほうがよかったかも。
それでも一号機よりは、音量も出るしレンジ感が広い気がします。屋外でも
じゅうぶん鳴ります。実際暇な日は、これを持って隅田川のほとりで MD
聴きながら昼寝していますよ。
このスピーカ売ります
2001年 11月 24,25日のデザインフェスタに出品しようと思います。ただし、 あまり手放したくないのも事実なので、法外な値をつけて売ろうと思います(笑) どうしても欲しい、あるいは見てみたい、という人は当日会場までどうぞ。 (ブース番号等は決まり次第告知します)