世界のテューバ奏者
 ここではボクの好きな世界のテューバ奏者たちを紹介しています。テューバ界ではほとんど有名
な方々ばかりで知ってる人には「なにを今さら・・」なんて思われるかもしれませんが、それすら知
らない学生や子供たちもいると思うので、ぜひもう一度おさらいしておきましょう!!けっこうボク的
にはニヤ!とするコーナーなんですが・・・。
♪あのA.ジェイコブス氏の後任としてシカゴ響の首席テューバ奏者に就任し現在もその座にいる
のがこのジーン・ポコーニ氏です。以外な事に当初氏はプロになる気はなかったそうで、大学も
地元の普通の大学に進学したそうです。でも大学2年の時にショルティー&シカゴ響のマーラーを
聴いてプロのオーケストラ奏者になる決意をした彼は、すぐに南カリフォルニア大学へ編入し専門
教育を受けメキメキと力をつけていきました。その後イスラエルフィルに入団。ユタ響、セントルイス
響を経て1988年にシカゴ響に入団し現在に至っています。ポコーニ氏の音はしっかりとした真のあ
る音で、でも硬過ぎる事もなく豊かな響きのある、オケのテューバのお手本のような音色だと思い
ます。 J.レイノル、T.ジョンソン、L.ジョナサン、A.ヤコブ、R.ボボ各氏に師事。シカゴ響の他、
サミットブラスのメンバーとしても活躍しています。
♪最近ものすごいテクニックを持つ奏者が現れました。その名はパトリック・シェリダン氏です。とにかく
その超絶技巧には最初思わず笑ってしまいした。ハイトーン、高速タンギング、幅広い音域でのリップ
スラーなどなど、ともかく技のオンパレードでどんな速いパッセージでも木管奏者よりも指が廻るほどの
テクニシャンです。シェリダン氏は10歳の時にテューバで、A.プライヤーの“スコットランドの釣鐘草”で
ソロデビューし、15歳でモーツァルトのホルン協奏曲をテューバでオケと共演したほどで天性の才能の
持ち主といえるでしょう。ノースウエスタン大学やアリゾナ州立大学、ジョージ・メイソン大学などに学び、
A.ジェイコブス、D.ペラントーニ、H.フィリップス、J.セルフの各氏に師事。現在アメリカのトップクラス
バンド“バトル・クリーク・ブラスバンド”のソロ奏者として活動する傍らソリストとして世界各地を飛びま
わる今が旬のテューバ奏者です。
♪1967年に史上最年少でサンフランシスコ交響楽団に入団を果たし話題を呼んだのがこのテューバ界
一の男前(?)、フロイド・クーリー氏です。かつてはジェイコブス氏の後を継いで次期シカゴ響テューバ
奏者になるであろうとの呼び声も高かったそうで、その実力は全米でもトップクラスの奏者の一人だとい
えると思います。氏の音色は優しく暖かみのある音でボクが大好きなテューバ奏者の一人です。1976年
には全米でリサイタル・ツアーを行い好評をはくし、1992年〜1993年のシーズンにはシカゴ響にも在籍し
ていました。しかし最近では病気で全盛期の勢いはなく、サンフランシスコ響も退団されています。氏の
ファンであるボクとしては大変心配していましたが、現在は大学で後進の指導に当られているようで第2
の“クーリー”をぜひ育てて欲しいと願っています。氏の演奏は“シューマン・ファンタジー”(サミットレコー
ド)というCDで聴く事ができるので、ぜひ聴いてみて下さいネ!!インディアナ大学に学び、故 W.ベル、
A.ジェイコブス各氏に師事。
♪この方はもう今さら説明する必要がないくらいのテューバ界では知らない人はいないんじゃない?って
程の超有名人ではないでしょうか!元ロスアンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団の首席テューバ奏者
ロジャー・ボボ氏です。氏は長年に渡りロス・フィルに在籍し、同楽団を退団された後ソリストとして、また
指導者として世界中でコンサートやクリニック等を開き、長きに渡ってテューバの発展に貢献してきた今や
テューバ界の大御所的な方です。氏は昔ミラフォン社製の楽器を使用していて、ミラフォンのテューバは
世界でも人気となり、日本でも流行ったそうです。最近ではヤマハのF管を使用していて、マウスピースも
ヤマハから“R.BOBO SYNFONIC”というモデルが出ているので、中・高生でも知っている人がいると
思います。残念ながら氏は2001年に現役を自ら退かれたようですが、その最後のイタリアでの引退コン
サートには氏の弟子も多く詰めかけ、演奏も大好評だったようです。それにしても引退が惜しまれますね。
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2人の“心の師”
数々の名器たち(?)
テューバをうまく吹こう!


ふれっちゃの先生