WooWeeSoundsは私の宅録音声を紹介します。

サウンドデータは mp3 形式で保存してあります。
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Sound Files
喉歌と口琴/宅禄音源集
2002年6月1日
『ねこたま天国vol.8』という広島のサブカルイベントに出演しました。このイベントで配付用しようと急きょ音源入りのCD-Rを作りました。家庭の事情で録音時間も限られ、いろいろ準備不足な点もあり、“完璧!”という仕上がりではありませんが、喉歌や口琴の音がどんなものかは知ってもらえるのではと思い、このような作品にしてみました。

はじめに、この音源集をお聴きくださる方に心から感謝いたします。この作品に含まれる音源は、録音環境にあまり適していない、ごく普通の日本家屋である自宅の六畳間にて録音いたしました。したがって、ノイズや一定していない録音レベルなど、お聴き苦しい点が多々あるかと思いますが、あらかじめご了承ください。

[喉歌]…のどうた。Throat Sing、または一人倍音唱法とも。声(特にだみ声)に含まれる倍音成分を、咽・口腔・鼻腔・気管などを使って強調し、笛のような高い音や地鳴りのような低い音を発声します。これはアジア中央部、アルタイ山脈周辺地域に分布している独特な歌唱法で、トゥバ共和国/ホーメイ(フーメイ)、モンゴル/ホーミー(フーミー)、アルタイ共和国/カイ、ハカス共和国/ハイなどがあります。
  私がやっているのはトゥバのホーメイで,始めてから2年以上になります。そこそこのテクニックは身に付きましたが、歌詞をともなった歌はまったく覚えていなかったので、今回1曲だけ頑張ってみました。「アラシュ川」というトゥバでは有名な歌で、様々なホーメイ歌手に歌い親しまれています。通して歌った経験がなかったので練習不足が伺えます。特にスグット(sygyt/トゥバの喉歌のうち最も高音のもの)の音にばらつきがあります。スグットだけならそこそこいけるのですが…。やはり歌というのは呼吸法が重要なのだと痛感しました。
  ホーメイは大きく分けて3つのスタイルに分類されます。先ほどの高音域を歌うスグット(sygyt)。その反対で低音域を歌うカルグラ(kargyraa/基音より1オクターブ低い音域で歌う。この場合、倍音とはいわないそうです)。そしてトゥバの喉歌の総称でもあるホーメイ(khoomei/スグットよりも低い中音域を歌う。基音と倍音の混ざり具合が絶妙)。これらのスタイルをさらに駆使した技もあります。ボルバンナディル(borbangnadyr/舌や唇を細かくふるわせて、転がすように歌う)。エゼンギレール(ezengileer/ギャロップのようにリズムを刻みながら歌う)。ガンズップ(kangsyp/カルグラとスグットの複合技)。

[口琴]…こうきん。Jaws Harpともいいます。これは口にくわえて音を共鳴させる楽器です。枠と呼ばれる部分をくわえ(または歯にあてて)、弁と呼ばれる部分を指(紐)で弾き、枠の隙間を通り抜ける弁の振動音を口腔・鼻腔・気管・食道・耳などに共鳴させて音に広がりをもたせます。口琴は大きく分けて金属製と木製(竹など)の2種類に分類されます。この原始的な楽器は世界各地に分布していて、その形状もさまざまです。私が今回使用している口琴は、世界で最も口琴が盛んな国といわれる、東シベリア・サハ共和国のホムス(khomus)という金属製のものです。サハではホムスが国民的楽器とされ、子どもからお年寄りまでがホムスに親しんでいます。ラジオの時報もホムスの音なのだそうです。

1. ホムス(口琴)(828K/MP3/2分11秒)
  Khomus

2. ホムス(口琴)(832K/MP3/2分08秒)
  Khomus

3. ホーメイ 〜 ボルバンナディル 〜 エゼンギレール
  Khoomei 〜 Borbangnadyr 〜 Ezengileer
  
(1.4MB/MP3/4分08秒)
  
※ あまり違いが明確ではありません。

4. アラシュ川(トゥバ語の歌) 
  オールジャク・フナシュタールオール作詞作曲
  Алаш - Хем
  ООРЖАК Хунаштаар - оол
  
(916K/MP3/2分29秒)
  
※ 歌詞を間違ってます。
  
※ sygytにむらがあります。

5. カルグラ〜ガンズップ(816K/MP3/2分14秒)
  Kargyraa 〜 Kangsyp

6. ホムス(口琴)
  + 直径10cm×長さ1mの紙筒を共鳴器として使用
  
(852K/MP3/2分16秒)

7. ホムス(口琴) ※お気に入り!オススメ!
  + 直径10cm×長さ1mの紙筒を共鳴器として使用
  
(948K/MP3/2分34秒)

喉歌/Throat-Singing
喉歌(のどうた)

中央アジアのアルタイ山脈周辺地域に発達している、一人の声で2つの音を同時に発声するという独特な歌唱法。日本ではモンゴルのホーミー(フーミー)やトゥバ共和国のホーメイ(フーメイ)がよく知られていますが、そのほかにハカス共和国ではハイ、アルタイ共和国ではカイとあり、これらの総称として日本では喉歌や倍音唱法などと呼びます。

喉歌との出会い

私が喉歌を始めたのは1999年10月でした。その頃私は喉歌はホーミーしか知らず、それも人づてに知っていただけで音は聴いたことがなく、こんな感じだろうとまねごと程度のことをして満足していました。そんなある夜、テレビのCMを見ていた私は衝撃をうけました。Kubota(株式会社クボタ)のCMでモンゴルのホーミーが映像とともに映し出されたのです。「こんな音が人間に出せるのか?!」と驚き、自分が今までやっていたのはホーミーではなかったのだと思い知らされました。それ以来、私は毎日練習するようになりました。時には練習しすぎて喉が痛くなり、のど飴を常備していた頃もありました。練習を始めてから2週間ほどでようやくこつがつかめたのか、そこそこ音が出せるようになりました。その後、『モンゴルの響き[I]ホーミーとオルティンドー』(JVC)というCDを購入後は飛躍的に上達。CDに合わせて声をだしていたので地声が鍛えられたのだと思います。その後もいろいろな技を学びそこそこの使い手になったと思います。ただ、現地の言葉で歌えればもっと良くなるのでしょうけど。

口琴/Jaws Harp
口琴(こうきん)

馬頭琴/Morin Khuur
馬頭琴(ばとうきん)= モリン・ホール(morin khuur)

モンゴル国(外モンゴル)ウランバートル製の馬頭琴→写真

その他/Others

牛乳(185K/mp3/9秒)
こんな音わざわざ録音しなくても…
ホムス(216K/mp3/10秒)
(東シベリア・サハの口琴)

私の勉強不足によりこのページに間違いがございましたら、ご一報いただけると幸いです。