塗装



フレンチポリッシュ

ここからは塗装です。ラッカーをスプレーできれば手早いのですが、賃貸アパートに住んでいる身ではそうもいきません。昔はバスルームに新聞紙を張りまくってスプレーしたものですが、臭いが凄まじいので最初の2本で断念しています。したがって塗装は臭いも無く、楽器のフィニッシュでは伝統的なフレンチポリッシュで仕上げることにします。
私のフレンチポリッシュは”French Polishing for Guitarmakers”と言うビデオを参考に行っているので詳しい説明はそちらにゆずり、ここでは概要を簡単に述べます。このビデオはStewart MacDonaldもしくはLMIで購入できます。

まずはシェラックをアルコールに溶かします。アルコール237mlに対しシェラック60gを混ぜ十分に溶かし、これを2ポンドカットと呼びます。
下の写真左はシェラックフレーク、右はアルコールと上述の2ポンドカットのシェラックをさらに1/2に薄めた1ポンドカットのシェラック溶液、タンポ用のコットンです。中身には薄めの物、外は多少厚めのものを使用しています。なおシェラックフレークは水分に非常に弱いので、アルコールは水分を含まない純粋なエタノール(無水エタノール)を使用します。


塗装の際は2ポンドカットと1ポンドカットを上手く使って薄い層を塗り重ねて塗膜を作っていきます。トータルで40〜50回ほど塗り重ねます。
一通り塗膜が出来上がったら、サンディングを行います。サンディングには”Micro-Mesh”が最適です。12,000番までの目がそろっており、最後はピカピカに仕上がります。
以下の写真は左上からサンディング前、1,500番後、6,000番後、下の2枚は12,000番でのサンディング終了後のものです。


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