クリスマス会

2000年12月16日のクリスマス会の様子です

クリスマス会…って言うと、お楽しみ会的なモノを考える方も多いと思うけれど、そしておそらく、生徒たちもそのつもりで参加していたと思うけれど、私の目的はそこにはなかったりする。
毎年、クリスマス会は行っていて、流れは殆ど同じである。
内容は下の通り。

 クリスマスソングを歌う
 プレゼント交換
 クリスマス・ソング・コンテスト
 お菓子を食べて歓談
 絵本の朗読
 ゲーム

大体、2時間くらいのプログラム。

先ず、教室に入ってきたら、会費(250円、お菓子代)を払って、出窓のクリスマスツリーの回りに、持ってきたプレゼント交換用(500円前後のもの)のプレゼントを置いてもらう。
全員が揃ったところで、クリスマス会が始まる…。
…という予定だったが、遅刻者がいたので、先に歌を歌い始めることにした。

クリスマスソングは、
「クリスマスって、どういう日だか知ってる?」
と尋ね、一緒にクリスマスの由来を話ながら、話の流れに沿った賛美歌を歌う。
そして、それから、現代のクリスマスソングも歌う。
歌う曲は、目星をつけておく…くらいで、子供達と話をしながら決めていく。
今回は、クリスマスの由来を話しながら『あらののはてに』『きよしこの夜』を歌い、その後、今の日本のクリスマスの話しをしながら『あわてんぼうのサンタクロース』を歌った。

その後は、クリスマス・ソング・コンテスト…
の演奏順を決めるためのゲーム。
これは、黒ヒゲ危機一髪ゲーム(!?)。
この結果を元に、あみだくじ(!?)で決める。
なぜ、こんなに厳重にするか…と言うと、このクリスマス・ソング・コンテストには、賞品がかかっているから…なのだ。
…といっても、700〜800円のちょっとしたものだけど、子供にとっては、少なくともその瞬間は魅力的なようだ。
ちょっとでも、心のしこりを残さないように、しっかりと手をかける…。
そうまでして、クリスマス・ソング・コンテストを行うのは、子供が私の手を借りずにどこまで演奏することに取り組めるか…を見たいからだ。
まぁ、そーゆー訳で、めったに気合の入った演奏にはお目にかかれない。 (^_^;)
しかし、教室のほかの行事と違って、テキストの進み具合と結果が必ずしも一致しないので、他の行事とのバランスが取れている…とも言える。
なぜそうなるかと言うと、採点を、生徒自身に行わせるからだ。
一人5点の持ち点を、好きなように配分していく。
何点満点…とすると、全員に満点をつけたりするから。
大人は、単にテキストの進度とか、どれだけ難しい曲を弾けるか…などで上手いとか下手とか…と決めがちだけれど、子供はそうではない。
また、普段そうは見えない子が、ピアノに対する愛着の強さを見せてくれるのも、こんな時だ。
こうして、演奏が終わり、採点用紙を集めた段階で、プレゼント交換に移る。

プレゼント交換は、集めたプレゼントに番号札を貼り、くじ引きで決める。
そして、そのくじの順番を決めるゲームをする。
今回は、リクエストにより、リズムに乗って3文字の言葉を順番に言っていくゲーム。
プレゼント交換が終わると、おやつタイム。
子供達が、お菓子やプレゼントを開けている間に、クリスマス・ソング・コンテストの結果集計…。
子供達も、結果が気になるようだ。
「それでは、今年のクリスマス・ソング・コンテストの結果を発表します!」
というと、真剣な顔をしてこちらを見ている。
ここで、すぐに結果を言わずに、一人一人の顔を見詰めて行く。
これで、緊張感が高まるのだ。
「今年のクリスマス・ソング・コンテストの優勝者は、Mちゃんです!」
というと、Mちゃんはとても嬉しそうな顔をして、賞品を取りに前に出てきた。

お菓子を食べ初めてしばらくは、学校の話や、クリスマスプレゼントに何をもらうか…なんていう話をしているが、その後には、絵本を1冊読む事にしている。
今回は、新見南吉の『てぶくろをかいに』を読んだ。
メジャーな本なので、皆知っていて退屈していたらどうしよう…と思ったのだけれど、余計な心配だったようだ。
お菓子の袋の音を立てないように、気をつけながら、皆、集中して話を聞いてくれている。
この本を読んだのは子供の頃以来のような気がするけれど、改めて読んでも良い話だ。
実は、クリスマスにちなんだ適当な本を見つけられなくて、仕方なく選んだ本だったのだけれど、子供達の反応を見て、この本を選んで本当によかった…と思った。

最後に、少しだけクリスマスソングを歌って、終わりにする。
本当は、ゲームももうチョットする予定だったのだけれど、遅刻やその他のモタモタで、時間がなくなってしまった。
しかし、子供達はそれぞれに楽しんでくれた様子。
それを活力にして、おウチでの練習も頑張っておくれ…。

 

 

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