JOHON COLTRANE



ジャズプレーヤーで”ジョン コルトレーン”というテナーサックス奏者を御存知だと思います。

ジャズの歴史上、大きな足跡を残したジョンコルトレーンですので、
”ジョンコルトレーンの研究家”がたくさんいらっしゃいますので、詳しいことはそのかたに譲るとして、

ここでは、”コルトレーンは聴いたことが無い”という方むけにごく簡単に
紹介します。


JOHON COLTRAN(ジョン コルトレーン)

ジョン コルトレーンは1926年、9月、ノースカロライナ生まれ
ディジーガレスビー等のバンドを経由して、1955年マイルスのバンドに参加、
その頃から大変な才能を発揮して2,3年頃には自己のグループで活躍、
レコーディングも行っています。

それから3年位後ではフリースタイル(前衛的)な演奏にうつり、テーマも
精神的なものに傾倒していきます。

常に自分に厳しく、非常に綿密な演奏をするコルトレーンは
内面的にも苦しんでいたと思われます。
又、信仰も厚く、コルトレーンファンはみんな彼を”神”を呼んでいました。
それはこの世のものと思えぬほどの高い技術、一分の隙も無い
完ぺきとも言えるフレージング、彼の演奏を一曲でも聞けば”あれは神だ!”
と多くのジャズファンが呼んだ理由が解ると思います。


58年から60年の演奏は、自己のスタイルへの確立、探求、
一小節の中にたくさんのコードトーンをちりばめる、”シートオブサウンズ”と呼ばれた独特の”コルトレーンジャズ”は、多くの人を魅了しました。
ジョンコルトレーンというと”難しい”、”激しい”というイメージがありますが、
初めて御聴きになる方は58年ころの演奏を御勧めします。

やがて、マイルスデヴィスと共にジャズ史上重要なソロ革命であるモード奏法が花咲いた
61年のインパルス時代、この時期は大変な量の演奏があり、アルバムがたくさん出ています。

そして、

61年から63年位の間に蓄積された音楽観、黒人差別など政治的な時代背景から
次第に精神的なものへ変化し、
フリージャズ前衛ジャズ)のスタイルに変っていきます。

それまでの良くスイングした心地良い音楽から、聴く側も正面から対しないと理解できないような
感覚的な演奏をするようになります。

この辺りで、小気味が良い、”これぞ完璧!”と”テナーマンの頂点”だと信仰にも似た
ジョンコルトレーンファンの信者の多くが離れていったのはしかたが無いことだと思います。

しかし、これまでのビーバップ以来の音楽の延長線上でこの音楽を聴いても
”ついていけない”というのは当然ですが、
既定概念を排除し、改めて聴いてみるとすばらしい作品を残したなーと思います


39歳、本当に”神”に召されましたが、私個人は58年から60年のはつらつとした演奏とか、
63年ころのライブ盤が好きです。

これは余談ですが、ジョンコルトレーンの息子の”Ravi Coltrane”も同じテナーサックス奏者で
既にCDを出しています。
音色は少し違いますが、お父さんと似た系統の吹き方で少し嬉しくなってしまいます

私をジャズの魅力に一気に引き込んだ偉大なジョンコルトレーン、
時には魂を揺るがすような激しい音を出したり、時には、きらめくような華麗な音をだしたり、
以外と思うほど人間くさく、ブルージーなプレイをしたり、
絞り出すような悲しい音で聴く人の心に響くプレイをしたり。

これからもジャズ史上に大きな存在としていつまでも語り継がれるに違い有りません。

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