私が求めた薄型の大型テレビ


−−機種選定の経緯と導入結果の報告−−

私が求めた薄型の大型テレビ

−−機種選定の経緯と導入結果の報告−−

倉島 収(mozartian449、千葉県)


1、はじめに、


 薄型テレビの新商品が、どんどん店頭に出てきて、今や日本の景気回復の尖兵として期待されている。私の現行テレビは、パナソニックのフラット型の32インチ・ブラウン管のハイビジョンテレビであり、通常の音声テレビとして使い、BSチューナーとCSチューナーや、D-VHSレコーダーによるテープやDVDの再生の際は、映像のモニターとして使用している。98年12月に購入しており、丁度5年になるが何処も悪いところはなく、ハイビジョンも最高の状態で写っている。しかし、問題はオーデイオシステムの正面ではなく、左側に横置きしていることで、5.1チャンネルを始めてからやはり画像は正面になければ不自然であることが気になりだした。また、画面が32インチではいかにも小さく、買い換えるなら36〜42インチの薄型の大型テレビとしたいとかねて考えてきた。

 私はシャープの36インチの液晶型が定価が70万円台であり、画像も極めて緻密で、もう少し安くなれば買っても良いと考えてきた。しかし、今まで液晶に較べ画像のきめが荒いと漠然と感じてきたプラズマタイプが、新製品を見ると画質が一段と向上して液晶と遜色ないように感じており、70万円も出すともう一回り大きい42インチが買えるので、最近になって迷いが生じてきた。また、具体的に部屋に持ち込むとすれば、使い勝手があるので既存の周辺機器との関係、すなわち、テレビ単体として使うかモニター機能だけとするか、BS/CS/地上デジタルチューナーつきか、置き台(105*50)と前面スピーカーとの高さ関係、これから求めるDVDレコーダーとの関係など検討することが多くなってきている。

 現在居間に置いてある29インチテレビが、約15年たって写りが悪く故障がちとなっており、駄目になったら、書斎の32インチハイビジョンテレビを持ち込んで、居間で使用することの了解はすでに出来ている。いつでもスムーズにテレビの入れ替えが出来るように機種選定だけは急がなければと考えているが、半年後のオリンピックのブームが去れば安くなるなどの思惑もあるようだ。一度買うと買い換えがきかない大物の商品であるので、これからカタログを取り寄せてどれがよいか楽しみながら検討したいと思っている。
(04年4月分記載)


2、薄型の大型テレビの機種選定、

 先月に私が欲しい薄型の大型テレビについて報告したが、早速、ソニーやシャープの大型テレビのカタログを取り寄せて機種選定の検討に入った。サイズは37Vないし42Vと考えていたが、全体の広さや左右のスピーカーの関係から許される115センチの巾を、42Vのプラズマは超えてしまい、残念ながら無理であることが判明した。37Vのサイズとなれば、画面の緻密度の関係でどうしてもプラズマよりも液晶タイプと言うことになり、品種の多いシャープのものが選定の対象となってしまう。

 私のシステムの場合には、現行のシステムが満足に動いているので、今回新たに追加する機能は、地上デジタル放送のチューナーを追加することとモニターを37Vの大画面に移行することである。しかし、使い勝手から言えば、テレビは単体でも独立してテレビとして使えること、エアチェックは留守録が多いため、チューナーとD-VHSレコーダーだけで(TV本体やAVアンプを稼働しなくても)録画できることが重要な要件となる。そのため、チューナー部とTV本体ないしモニター部が分離された大型テレビが望ましいが、幸いテレビ本体の薄型化と壁掛けなどの用途を考慮して、チューナーを別に置くタイプの設計のものが多くなっており、この面からもシャープの新製品(LC37GD1ないしLC37D2)が良いと言うことになった。この機種のチューナー部には、カスタム的なAVニーズに対応できる多様な入出力端子が用意されている。

 現在、細かなことではあるが次のような諸点で、なお満足に接続が可能かどうか、技術的な詳細について検討を進めている。
1)現行のD-VHSレコーダーと新チューナーとi-LINK接続(録音)が可能かどうか。接続した場合、再生時(逆方向)はどうなるか。
2)D-VHSやDVDプレイヤーからのモニター出力がD-4端子で接続が可能か。直接接続がよいか、AVアンプを通して接続した方がよいか。
3)フロントスピーカ(31*63センチ)の上にテレビ本体を載せたいが、安定するか。その際、見栄えを含めてGD1とGD2はどちらがよいか(値段差3万円)。
4)AVアンプと、チューナー部の接続上の問題はないか。

 シャープの新製品GD1は、定価が70万で、消費税込みで60万を切っておらず、まだ高いと言う印象である。ポイント制をとって10%のデイスカウントをしている店もあるが、50万前後にならなければと様子を見ている。車と同じで新製品の1号機は手を出すなの声もあり、もう少し我慢して様子を見ていたいと考える。(04年5月分記載)


3、37V型シャープ液晶・薄型TVの購入、

 前月・前々月と導入検討を重ねてきた待望の大型TVをついに購入した。機種はシャープのLC-37GD1という37Vの大きさの液晶カラーテレビである。今年2月に発売された新製品で定価は70万円であり、実勢価格は秋葉原の店頭表示で67〜68万円でこれに10%のポイントをつけているので約60万という相場であった。近くのミドリ電化でこれを53万円(2%のポイント付き)にしてくれたので、思い切って購入することにした。BS・110度CS・地上デジタル放送のチューナーが本体と分離して内蔵しており、従来システムとは昨年の12月から放送を開始している地上デジタル放送の受信と、映像モニターの大型化が導入目的であった。

 しかし、地上デジタル放送については、今のところ電波がまだ弱くアンテナの他にブースター(約2万円)が必要であるが、本年末まで待つと電波が強化されブースターが不要になるとの説明を受け、今回は導入を見送ることにした。また、検討段階で心配されていた、新しいチューナーとD-VHSレコーダーとを結ぶ新方式のi-LINKについては、接続の結果、デジタルの映像と音声の二つに関する録画と再生の双方向の接続が可能となった。これは5.1CHの録画と再生においても、一本のi-LINKケーブルの接続で可能となることを意味し、アナログ接続とは異なる画期的なデジタル技術の成果である。i-LINKによる双方向接続は今回初めての経験であった。

 一方、AVアンプ、D-VHS、DVDプレイヤーからの映像モニターへの出力がD-4端子で可能になるなど、新TVの入力はi-LINK接続の他に5端子もある余力のある内容で安心であった。また、このテレビの音声はデジタルアンプと称されていたが、歪みの少ない素晴らしい音声であると思った。このテレビで5.1CHサラウンドをやるときには、テレビ内蔵のスピーカをフロントスピーカに利用する方法がマニュアルに解説されていたが、確かに良い方法であると思われる。

   テレビは、横長のテレビ置き台の上に置いたフロントスピーカの上に、テレビ本体を載せたため、写真のようにテレビの重心が高くなり、当初から地震時の安定対策が心配であった。シャープでは地震対策として、液晶板の背面に固定ピンを取り付ける方法が明示され、このピンと背面の壁を数カ所、紐で結んで液晶板の揺れを少なくする用にした。また、地震でテレビがずれないように、必要に応じて、ねじ釘でズレ止めを作って置き台やフロントスピーカを固定する方法を今後考えたい。

 まだ試験的にしか見ていないので、直感的な感じでしかお伝えできないが、ハイビジョンテレビの映像、D-VHSで収録したデジタル画像などは、実にクリアーな緻密な映像を得ており、十分に満足している。これに反して、S-VHSの3倍速で取った古いAV画像などは、画面が暗くぼけており、37Vの画面よりも小さな画面で見た方が、見やすく粗が拡大されないように思うことが多かった。ソフトの質により、画面の大きさを変更してみる工夫が今後必要なのかも知れない。


4、新チューナーとエアチェック方式、

 新チューナーでは、リモコンで受信対象を、地上波TV、地上デジタル、BSデジタル、CSデジタルに選別でき、数字で放送局を選択する方式でとても分かりよい。クラシカジャパンのCSデジタルは、これと帯域が違うので、従来のアンテナとチューナーを別に使っている。デジタル放送では、番組表のボタンを押すと、EPG方式の番組表が、BSなら全ての番組が同時に時間的に配列されて出てくるので、どれを選ぶかの番組選定がとても便利である。これまでのチューナーは放送局単位であったので、一度に比較することが出来なかった。

 また、実際に接続してから気がついたのであるが、CSデジタルの一部のチャンネルとラジオの音声放送も受信可能であった。これに地上デジタル放送が入れば、とても賑やかになるに違いない。
 今年の4月からデジタル放送を受信する際に、コピー制御のためにB-CASカードが義務ずけられている。新チューナーに接続してから、これまでのBSチューナーで使用していた古いB-CASカードを使用してみたら、使用可能であった。使用できるカードには固有のカードIDとヴァージョン番号が付されており、器械の変更には問題なく対応が出来るようである。

 新しいチユーナーでの録画予約は、EPG方式の番組表からクラシック音楽の番組を選定し、番組情報ボタンを押して、演奏者と曲目を確認して決定ボタンで選択することになる。
 今年の4月から始まったデジタル放送のコピー制限に対しては、視聴か録画かの選択の際に、その番組がi-LINKによるデジタルコピーが禁止の番組か、1回限りのムーブが許される番組か確認することが出来るようになっている。

 新しいシステムは馴れるまでが大変であるが、しかし、液晶の緻密な美しい画面はとても気に入っているし、大型画面の迫力も十分に味わっており、目標だった5.1CHの映像にも合格点を与えても良いと考えている。また、二重画面で見ることも出来、それぞれの画面が大きく良く見え操作も簡単なので、映像の音楽の画面を流しながら、一方では、音声の不要な野球放送やゴルフの映像を楽しむなど、新しい贅沢な使い方を発見したりしている。


  5、あとがき、

 2年前に書斎兼オーデイオヴィジュアルルームとして部屋を拡張して以来、昨年2月に5.1CHサラウンドシステムを導入して来たが、今回の37V液晶型TVの導入によるモニターのグレードアップが終わって、これで一連のオーデイオヴィジュアル・システムが完成することになった。薄型の36インチの画像が部屋の中央に据え付けられて、やっと5.1CHサラウンドのDVD、SACD、5.1CH放送やこれらのD-VHS録画ソースを楽しむことが出来るようになった。

 このシステムは、古い昔の2CHのオーデイオシステムと、最近の5.1CHのAVサラウンドシステムとの2系統のシステムが、左右2CHのメインスピーカーを共用しながら同居していることになる。しかし、最近の使い方では、最も多い2CHのCD再生を、DVDプレイヤーで行うことが多くなったので、AVアンプで再生するようになってしまった。 古いデンオンのCDプレイヤーの調子が悪くなったためであり、これに直結している古いメインアンプも同時に使用しなくなった。使わなくなったものをどうするかを含めて、このシステムで完成なのかどうか、時間をかけて検討したいと思っている。

(以上)(04/06/08)



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