**** Geoffrey Rush ****

  ★☆ Harvie Krumpet/ハーベイ・クランペット 紹介記事 ☆★

hervie   ****************** 作品詳細 *****************
  監督・脚本・アニメーション:アダム・エリオット
  ナレーション: ジェフリー・ラッシュ
  声     : ジュリー・フォーサイス
  声     : カマール

  粘土アニメーション・コメディー・短編(23分)オーストラリア映画

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  「ハーベイ・クランペット」は、2003年に制作された短編アニメで、
  オーストラリア国内で高い評価を受け、2003年度の数々の映画賞を受賞しました。

  そして2004年2/29日発表されたアカデミー賞の短編アニメ作品賞部門で、
  サルバトール・ダリ、ディズニー、ピクサーといった大御所を押さえ、
  見事最優秀作品賞受賞の栄誉に輝き、一躍世界の注目を集めることとなりました。

  その為、この作品と作者アダム・エリオットに関する幾つかの取材記事がネットを通して得ることが出来ますので、
  記事に書かれている内容からこの短編映画について少し紹介させていただきます。
  尚、全ての記事はいくつかの重複した内容も含んでいる為、それらを一つにまとめて紹介させていただきます。

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  **「ジェフリー・ラッシュはこの作品に、彼の最高に美しい声を、捧げてくれた。」
  「そして最後に、僕たちはこの特別な二人に感謝したい・・・
  友人ジュリエット、そして僕の美しい恋人、ダンへ。」
  ・・・アダム・エリオットはアカデミー賞授賞式の壇上でこう付け加えた。**


gr ←ジェフリーとアダム・エリオット

  ** 記事より抜粋 **
  ジェフリー・ラッシュは、この脚本を読んで直ぐに、アダム・エリオットと粘土のハーベイは、世界に羽ばたくであろう、
  その運命を察した。
  ジェフリー:
  「アダムはスクリプトを入れた茶色の紙袋を持って僕に会いに来た。何だか、薬でも入ってるみたいだったよ。
  いつもなら、僕は『ありがとう』と言って、それをそのまま箱の中に入れるか、僕のエージェントへ送る。
  でも、その時、僕はこれを読みはじめた。そして、
  『わあ!なんて独創的で、ファンタスティックなんだ!』と思った。
  僕はこの役(ナレーター)を引き受けるべきだった。」
  「(オスカー受賞の日)とても素晴らしい日だよ !アダムはこの映画を下着のパンツ一枚の姿で、小さな小屋で作り上げた。
  そしてかれはサルバトール・ダリ、ウォルト・ディズニーといった大物が同部門にノミネートされた中へ乗り込んだんだ。
  古き良き時代の、心のこもったオーストラリア粘土造形芸術の勝利だった。」
  また、「アダムは小さな宝石を作り上げた。」とラッシュは語る。
  「それはまさにオーストラリアのユーモアのセンスなんだ。オーストラリアの映画なんだ。
  何故なら、この作品は、様々な他国から此処オーストラリアへやって来た人々の話で、彼らは敗戦者であり、
  失敗し挫折した人々であり、なのにとにかく僕らは、彼らと一緒に笑うんだ。」

  アダムの父エリオット氏は、こう語る。
  「とても暑い毎日が続いていて、アダムはパンツ一枚になって汗だくで撮影を続けていた。とても小さな小屋の中でね。
  その中で一日中、たった3秒のコマを撮るのに毎日10時間掛けて働いていた。」

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  アダム・エリオットが「クィアな天才」であることは、意外に知られていない。
  このアカデミー賞を見事受賞した23分の短編粘土映画「ハーベイ・クランペット」は、
  不幸なことに呪われた人生を歩く平凡なある男の話である。
  ハーベイの父は材木切り出し人夫で母親は鉛中毒患者だった。

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  オスカーの授賞式壇上スピーチの最後で、エリオットは自分の恋人のダン・ドハーティの名を挙げ、
  それはもっとも大きなセンセーションを巻き起こしたようだった。
  そのコメントとは;
  「そして最後に、僕たちはこの特別な二人に感謝したい・・・友人ジュリエット、そして僕の美しい恋人、ダンへ。」

  エリオットは授賞式の後、取材でこう答えた。
  アダム;「僕はこのささやかな賛辞の言葉がそんなに大きな反響を呼ぶなんて思っても見なかったよ。」
  「実際にそれは、突然頭に閃いて口から出た言葉だったんだ。前もって彼の名前を出そうと考えていた訳じゃない。」
  「僕は彼と共に、この2ヶ月を一緒に暮らしている。
  オーストラリアでは、ホモセクシャルは大したことではない。この国では全てのことに皆とてもオープンだからね。
  だから僕の見た限りではそれはなにも問題じゃなかった。」

  エリオットの作品は300以上の映画祭で上映され、AFI(オーストラリア映画祭)の5つの賞を含む
  50を上回る映画賞を受賞する栄誉に輝いた。

  またエリオットは、この作品以前に1996年から3本の短編映画を発表しており、
  クィア映画界の祭典 “My Queer Career competition (1997)”において
  彼の最初の短編作品「Uncle (1996)」で初受賞をし、その才能は認められている。

  ***** 訳と記事内容について ********

  海外記事には「Harvie Krumpet」についてもっと詳しいストーリーの説明も有りますが、日本ではまだ未公開のため、
  あえて物語はあまり詳しく書きませんでした。
  数ある記事の全てを完訳した物ではありません。現在出来る範囲の所でご紹介させていただきました。

  この作品について、また製作裏話など、今回は未訳でも他にご紹介すべき内容は有るかとも思います。
  もし、英文記事を読まれた方で、「この事を紹介して欲しい」など、ご意見等御座いましたら、
  管理人までお知らせ下さると嬉しいです。その場合は随時更新してご紹介していこうと思います。

  この「Harvie Krumpet」は、是非日本でも公開して頂きたいです!
  そして、多くの方に見ていただきたい。きっと、素晴らしい作品であるに違いないから。

  数々の不幸な出来事に見まわれてしまう主人公Harvie、ジェフリーの美しい声は、淡々とこの物語を語り、
  有名な歌手カマールの声も手伝ってこの作品を観た多くの人々の心を暖かくしてくれたに違い有りません。

  そして、アカデミー賞で見事受賞の栄誉に輝き、オスカーを初めて手にしてのスピーチでアダム・エリオットは、
  「僕の美しい恋人、ダン、ありがとう」と、最後に思わず口にしたというその記述を読んで、正直、感動を覚えました。
  晴れの舞台で、自分を陰で支えてくれた愛する人の名を挙げ感謝を送ることは素晴らしいことだと思います。
  日本では、アダム氏のこのコメントに関しては、殆ど全くと言っていいほど報じられていないと思いますが、
  授賞式があった米国では、先日「同性同士の結婚」が認められたばかりであり、この一言は授賞式会場で感動を呼んだようです。




*** この短編作品が日本でも公開されることを願って・・・・・ ***

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