**** Geoffrey Rush ****

★ House on Haunted Hill ★  邦題/TATARI タタリ (1999) ・ DVD & VIDEO 有り ホラー ★

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   スティーヴン・プライス ーー ジェフリー・ラッシュ
    エヴリン・プライス   ーー ファムケ・ヤンセン

     監督ーーウィリアム・マローン


 ★☆★☆ TATAられた Mr.プライスも悪くない? 〜〜 by Rag  ☆★☆★

 まず、初めに、この作品は「ホラー」です。(邦題からしてもお分かりの通り)

 え?あのジェフリー・ラッシュが、ほらぁ〜?!・・と、初めての時、半ばこわごわ観てみました。
 日本人は、そもそも、怖いもの系には、強い。おどろおどろ怪談や、リング、がありますからね。
 ちょっとやそっとのことでは、驚かんのです。慣れてます。私も、血のタンクに落ちたくらいでは、驚きません。
 だから、そう言った意味ではこの映画は決して怖くなかった。。。。いや、いえ、実は怖かった物が一つだけあります。
 それは、この様な一般的にはB級として片づけられがちな作品においてでさえも、
 いかんなく底なしの演技力と妖しい魅力を発揮するジェフリー・ラッシュそのものが、病棟の幽霊より、怖かった(笑)!

 物語は、まず30年前、変質外科医が悪魔のような人体実験を繰り返した隔離病棟の、おぞましい事件の映像から始まる。
 それが今でも「恐怖の館」と呼ばれ、ニュースレポートとして現在のテレビ画面で紹介される。
 それを優雅にアワアワとお風呂タイムしながら見ている美女はファムケ扮するプライス夫人。美しいですね。。。ハァ。。。
 “レジャーランド”の開園取材を受ける凄腕エンタテイナー、ジェフリー登場。
 真っ黒のサングラスと口ひげが、ナンダカトッテモ、アブナイ、アヤシイ。。
 このジェットコースターのシーン、いいです。あんなスリル、味わってみたいかも! 
 プライス夫人が自分の誕生日パーティーを「恐怖の館」で行うと夫のスティーヴンに切り出します。
 そして5人の男女をこの館に招待し、「夜明けまで生きていれば1億円」という、密室となった館の中での、
 とんでもない恐怖のサバイバルゲームを始めるのです。

 変質外科医の、人体実験の隔離病棟だった館です。当然、変な物が色々出てきたりします。
 プライスと夫人は、どちらもお互いを『殺したい』、と言いつつ、なんだか、実はいざとなるとやっぱり愛してたりする(?)。
 後半のストーリーの展開や、ゴーストの登場のさせ方には賛否両論ありそうですが、
 (もちろん演出や脚本に不満が無いと言えばウソになります)
 でも、ジェフリーが新境地で頑張ってるので、それを見るだけでも、楽しめました。
 色々あーだ、こーだと、ひどいことされたり、挙げ句の果てには、「××××」
 (エンドロール後のおまけ映像を観てください)されたりして、気の毒です....。でもホラーだし、仕方ないですか。。
 マリリン・マンソンの歌う「Sweet dreams」が、なかなか効いています。
 脚本と演出の、出来不出来はともかく(笑)、前オリジナル作品の主人公を演じた
 ヴィンセント・プライスそっくりに英語の発音まで研究したという、
 ジェフリー・ラッシュの、一味変わった魅力のお味をお楽しみ下さい。

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★ Mistery Men★  邦題/ミステリー・メン (1999) ・ DVD & VIDEO 有り SF/コメディ ★

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  ** 未来の都市、チャンピオン・シティ。ヒーロー志願の、
     7人の“おバカ”と、アタマ治療中に出獄の極悪非道変態怪物の戦い! **

  キャプテン・アメージング ーー   グレッグ・ギニア
  モニカ          ーー   クレア・フォラーニ
  カサノバ・フランケンシュタイン ー ジェフリー・ラッシュ
  フューリアス      ーー    ベン・ステイラー

  監 督     ーー ーー     キンカ・ユーシャー


 ★☆★☆ 動く生コミック!その名も“カサノバ・フランケンシュタイン 〜〜 by Rag  ☆★☆★

ジャンルは、コメディ&SF。人気コミックが原作と言うことで、ラッシュの演技も、期待通り(?)まるでマンガ!

ストーリー:未来の都市チャンピオン・シティの伝説的スーパーヒーロー、正義の味方キャプテン・アメージング。
困ったことに、悪人はみな退治しちゃったので、やることが無くなってしまった。スポンサーにも見放されそう。
思いついたのが、獄中でアタマ治療中の最強の宿敵カサノバ。この怪物を勝手に釈放して大手柄をあげようとするが、
反対にカサノバに捕まってしまう。
そして、今こそ自分たちの出番!と、「7人のおバカ」が立ち上がる!

とにかく、全体が、もう、信じ難いほどの「おバカ」ムービーです(笑)。バカバカしくて死にそう!
カサノバの手下どもは、70年代のディスコ音楽をバックに踊って登場のディスコ・ボーイズだし、
意味不明のおかしな日本語の看板が、至る所に出てくるし。。。
ラッシュに至っては、最高にコミカルで、まるで、人間とは思えない別の変な生き物のよう!開いた口も塞がりません!
まず、そのおなまえからして....カサノバ.....そして姓なんて、フランケンシュタイン。。。。。。
しかしさすがです。お見事にその二つの名誉ある“名”を、具現化されております。
最悪の悪党大ボス、アタマイカレテル、おまけにヘンタイ,サイコ野郎とか呼ばれちゃったりして、そして信じがたいが、ナルシスト(^-^;。
鏡を見て、ご自分のお姿にうっとりされるおめめが、トッテモ、コワイ。。。

そして、思いっきり笑えるのが、何と言ってもジェフリーの、「ヘアスタイル」!
登場シーンの、獄中の半裸の時は、胸までくる、黒い巻き毛の、超ロン毛!
「誰じゃ。これ??」って思ったら、ジェフリー様でした(-_-;;。
紀元前の“腰に一枚の毛皮”時代劇にそのままで使えそうな、カルトな風貌。。。
でもって、それなりに、かなり似合ってるから、コワイ(^-^;。
で、子分共に迎えられ、懐かしのお屋敷にお戻りに成られてからの髪型が..................。
肩の長さまでお切り遊ばれて、「あら、少しスッキリ・・」と思ったのもつかの間........、後ろを向いたら吹き出しました(!)
なぜって、剃り込んでこそいないものの、“ 大五郎 おちょんぼ ”してるんですもの----!!!!!!!しかもシルバーのバックルで止めてある!
そういえば、「クイルズ」の時も、マルキのカツラ、後ろを向くと下で2つに分けられていて、毛先が“クルンッ”っとロールして
キュッと結んであったのが、とっても可愛かった。。。 
今回のカサノバも、前の顔は、まるで“悪党”、後ろを向くと、“おちょんぼ”と、両面、交互に楽しめます。

あと、ラストは、悪党は例に倣っての展開になるのですが、その時のおバカヒーロー、ベン・ステイラーとの、戦いシーンが、
もう、おかしい、ジェフリーの、お顔が、おっかしい!!!! ボコスカやられてて気の毒だけど、その時の顔が可笑しくて笑えて涙が..;;
「このひと、なにもの??」って感じで、横の美女もあっけに取られて観てるのを観て、また笑えてしまう。。

...と、肝心の物語も、全編通してなんとも可笑しく、おバカ覚悟の上、笑いたい気分の時に是非、どうぞ!


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