**** Geoffrey Rush ****

★♪♪♪ 悪魔大臣・ゴドフリ〜!♪♪♪ ★


ali g ★ A LITTLE BIT OF SOUL /邦題:悪魔大臣 (1998) ★

    * ジャンル:コメディー ビデオ・DVD 有り(国内レンタルのみ・海外盤販売有り)

     ゴドフリー :ジェフリー・ラッシュ
     ケイト :フランシス・オコナー
     リチャード・ショーキングホーン博士 :デイヴィッド・ウィナム
     グレース :ヘザー・ミッチェル

      監 督・製 作 :ピーター・ダンカン    

  ☆★☆★☆★☆★ ジェフリーがAUSの大蔵大臣??? 〜〜 by Rag  ☆★☆★☆★☆★

『シャイン』で世界的に大成功を収めた後、ジェフリーはAUSでの数本のテレビ出演と声の仕事のみで、しばらくは静かでした。
そしてそのあと、映画で主演を演じたのが、この『悪魔大臣』!
『シャイン』での、ピュアで、表裏のない、子供のような心を持った音楽家ディヴィッドのあと、彼が選んだ役が、
表向きは大臣、後に首相で国民に愛され信頼されていながら、実に裏の顔は「悪魔崇拝者」で人殺しのゴドフリー!?
そして、シャインのディヴィッドは、皆さんもご存じの通り、その姓が " HelfGod"ヘルフゴッド(神の助け)なのです。
で、なんと悪魔大臣の名が、" Godfrey"ゴ(ッ)ドフリー。"frey" は Geoffrey の frey から?
こんなところで引っ掛けてあったりします。
ディヴィッドを演じた後の、マスコミや映画製作者やファン達の自分に対する“ディヴィッド=ジェフリー”というイメージから
思い切り解放されたかったのかもしれませんね。

白状すると、これほど作品紹介に困った作品はありません。何故なら、、
確かになんだかおかしいのですが、最後まで見た後、いったい何がこんなに可笑しいのか、この映画の主旨は何だったのか、
が、いつも解らなくなってるんです。。。
いえ、何となくわかるんだけど、なにか、最終的には見た後、結局楽しくてどうでも良くなってる自分が居たりして(笑)、
それが悪い意味じゃなくて、何だか楽しくて、これ、いいじゃん!!って、頭の中がからっぽになっちゃうみたいな・・。
なのに、ゴドフリーの哀れな結末は、とても背筋が寒くなるほどのブッラクジョークで、これを考えると笑ってる場合じゃないかって・・?
すいません、こんな感じで、いまだに訳わかんないんです ^_^;!
・・しかし!私は気が付いた(爆)!
まさに、この、「もう、わかんない!」を、テーマにした作品ではないのか!って!!(←なんなのよ、コレ ^_^ )
いや、実は、とても“深い”、のだ!ゴドフリーのラストのセリフに有るとおり、
まさにこの世の中は、先のことなど結局誰にも“わからんのだ”!
大臣にだって、わからないのだ!

しかし、これでは先に進まないので、まずは解りにくい登場人物の紹介からいきます・・(よっこらしょ......笑えてふるえる手でマウスを掴む。。。ぷるぷる。。)

リチャード・ショーキングホーン博士...... 早老病と細胞の老化の研究をチキンを使って勧めている。
                    資金援助を求めて、財団のグレース&ゴドフリー夫妻の家を訪れる。
ケイト....... リチャードの元研究仲間で元恋人らしい。偶然同じ日に同じ研究の基金申請の目的で、
       ゴドフリー夫妻の家で週末を過ごすこととなる。
グレース....... 亡き父親が著名な博士で、その財産を基金として、研究の資金援助を申し出る。年を取ることに異常なまでの恐怖を感じている。
ゴドフリー..... グレースの夫で、オーストラリアの大蔵大臣。次期首相も期待されているが、なんだか、言動がアヤシイ。。。
スー・ハリントン..... 留守電の声だけの出演だが、のちに彼女の存在が暗にストーリー展開の鍵であることがわかる。
サマビル博士....... 初めは名前しか出てこないが、過去にリチャードとケイトの中を決裂させた陰の犯人の占い師。
         後でフランス人女性大臣の顧問として登場。

リチャードとケイトは、基金申請のため訪れたゴドフリー&グレース夫妻の屋敷で事件に巻き込まれる。
.........................................(途中は、ネタバレになるので、省略します。って、大したことではなかったりもする...^_^;)
なんと、大臣とその妻でありながら、彼らは悪魔崇拝者だった(おいおい・・・!)! 気づいたリチャード達は彼らを問いつめるが・・。

まずは、映画の冒頭、黒い画面に赤い文字でタイトルが出始めたときの、
「ハハハア...」と、短い、うわずった、おつむの線が2〜3本どころか、10本くらい切れてる感じの
笑い声(ジェフリー)を、お聞き逃しなく!これを聞いて、貴方の胸の奥底から“クククッッ”と、こみ上げてくるモノを感じたら、
あなたは立派な「大臣仲間」!!
全編が、この完全にイッチャッてる笑い声に象徴される、こそばゆいような、こちょぐられてるような、テンションで展開されます 。
「コチョコチョコチョッ...」っと、来るんですわ、笑いの波が。
グレース、ケイト、ゴドフリーの3人が、初めから、とにかく訳もなくテンションが高いのです。
しかし、、どうやら、この大臣の家の周りの空気は、なにかオカシナモノが漂っているのか、
「なにがそんなに可笑しいのよ、あんたたちぃ〜〜!」ってくらい、キャストがみんな、壊れてる ^_^;。
でも、楽しそうなんだよ〜〜、すっごく!バーベキューの火を囲んでの、ダンスタイム、
占い師とそのしもべプレスト(このコスプレ最高!)ごっこのジェスチャーゲーム、
何が可笑しいのかわかんないけどみんなゲラゲラ笑ってるディナー(ジェフリーの笑い方が、ワザとわざとらしくておかしい)。。。
何だか楽しそうで、「私も入れてっ」って、乱入したくなる。
そしてゴドフリーとリチャードのやりとりでは、シラァ〜〜〜〜..とする間(マ)を作って、
ワザとツボをはずして数秒後に、空白の間(マ)に、観客を落とす。。これって、すごいなあ。。

ジェフリーは、まるで監督か衣装さんの “着せ替え人形”みたいになっていて、
悪魔ちゃんのコスプレでは、シッポを手でフリフリして「どうだい?」ってニコニコしてるしタイツはいてるし、
夜中に真っ白なテニスウェア着て、なぜかナイフ研いでるし。。。。。。。(とにかく意味不明で笑えるのです!)
そして、この映画で、ジェフリー・ラッシュは、いかに“携帯電話が似合わない”か、がわかります。。。(ぷっ!)

しかし、そんな彼が、このセリフを言うと、なんだか、ハッ!としてしまう。
『国民は、私のこと(首相)を善人だと思っているが、実は、違う。』.........!
実は、笑わせておいて、見るモノをおバカモードにしておいて、さりげなく鋭いえぐりがあるのです!?

全編に流れるBGMの数々も、各シーンにぴったりで、ご機嫌で最高!
頭の思考回路のチャンネルを、普通モード、から、スーパーシャープなナチュラルHighモード、
若しくは“箸が転んでも笑える”モード、に変換してからのご鑑賞を、お勧めします。。。。。

ああ、こんなんで、すいません!!紹介になってるかなあ?? え?わかんない?? 悪魔大臣殿、どうかお許しをぉ〜〜〜〜!

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