DISCOGRAPHY / SOFT MACHINE ( 6/15 )


LIVE 1970
Blueprint BP 290CD ( 1998 UK CD, Original )

TRACKS
1.Facelift ( excerpt ), 2.Moon In June ( excerpt ), 3.Out-Bloody-Rageous, 4.Facelift, 5.Pig, 6.Orange Skin Food, 7.A Door Opens And Closes, 8.10.30 Returns To The Bedroom

RECORDED LIVE AT
1〜2 - Swansea, Feb.13,1970 or London School of Economics, Feb.14,1970
3〜8 - Henry Wood Promenade Concert, Royal Albert Hall, Aug.13,1970

Produced by SOFT MACINE

このCDは、はっきり言いますとTr.1〜2を聞く為のみに存在価値があります。何故かと言えば、 このメンバー構成でのステージは、たった2日のみ、たまたまElton Deanがなんらかの理由で ベルギーに足止めを食らい当日のコンサートに出演できなかったと言う偶然の仕業による物だからです。
そして残りのTr.3〜8は、既発表済みの”Live at The Proms 1970”と同じ内容であります。しかも曲目クレジットに ”Pigling Bland”が抜けている始末。まあ、これらのトラックについては、”Live at The Proms 1970” のところで書きますのでここでは敢えて触れません。
ところでTr.1〜2ですが、録音は、1970年2月13日か14日かのいずれかなのですが、 ( いろいろ調べましたがどっちの日か不明。)この両日のみRobert Wyatt,Mike Ratlidege,Hugh HopperにLyn Dobson の4人でSOFT MACHINEを名乗りライヴを行っております。この時期の通常編成であるこの4名にプラスする事Elton Dean のステージは先に紹介した”NOISETTE”で聞けますが、非常に充実したライヴをこなしていた時期なのでLyn Dobsonのみの フロント・マンに大変興味が沸くところです。なにぶん収録時間が短かくてLyn Dobsonのソロも限られた物となっているのが難点ですが、 この日もバンドは絶好調のステージを行っております。Elton Deanが火の出る様なプレイをするのに対してLyn Dobsonは、もう少し当たりが柔らかくて ミステリアスな演奏を聞かせるのが特徴と言えましょう。
いずれにしても、こんな貴重な音源を発掘してくれたVOICEPRINTに感謝。



FACELIFT
VOICEPRINT 233CD ( 2002 UK CD, Original )

TRACKS
DISK 1
1.Slightly All The Time, 2.Out Bloody Rageous, 3.Moon In June, 4.Mousetrap, 5.Noisette, 6.Backwards, 7.Mousetrap - reprise, 8.Hibou Anemone & Bear
DISK 2
1.Facelift, 2.Eamonn Andrews, 3.Esther's Nose Job, 4.Pigling Bland, 5.I Should've Known, 6.Esther's Nose Job - reprise

Recorded at
The Fairfield Halls, Croydon, UK, Apr.26,1970

Produced by SOFT MACHINE

冒頭からいきなりテープの回転数が狂って、演奏がヨレヨレってするのでオイオイ大丈夫か?って ついスピーカーに突っ込みたくなりますが、頭のみで後は正常のようです。
さて、SOFT MACHINEの出尽くしたと思っておりましたら、まだまだ出てくる発掘音源です。このカルテットでのLIVE演奏は、 かなりの数の公式、非公式盤が出ているのはこのHPでも紹介している通りです。まあこのタイトルも いつも通り演奏自体の出来は良いと思います。しかし私のような出れば無条件で買う馬鹿者以外の例えば SOFT MACHINEってどんなだろう?と言うような初めて今まさにこのバンドに接しようとしている若い人達 (まあ、あんまりいないとは思いますが・・・。)にとってこの作品は、どういう意味があるのかと言うことです。 私でさえもう良いんじゃないのって思わなくもないのであります。つまり極めつけのアイテムは もう何枚も出ているわけで、若い方には迷わずそちらを薦めますよ。音質的にもこの作品よりも数段クオリティの高い物 がいくらでもあります。何かこもりぎみで、風呂の中で演奏をしているようでどうも好きでありません。一応マスタリングはしているようですが・・・。
とは言うものの、やはりこの時期のSOFT MACHINEはカッコいいのでつい演奏に引き込まれてしまうのであります。 と言うようなとても説得力のない文章になってしまいましたが・・・。最期にVOICEPRINTさんにひとつ言いたい。 次はLIVE音源が今のところ出てない"7"あたりのメンツのを出して下さい。よろしくお願いします。



Live at The Proms 1970
Reckless RECK5 ( 1988 UK LP, Original )
Reckless CD RECK5 ( 1988 UK CD, Original )

SIDE A
1.Out-Bloody-Rageous, 2.Facelift
SIDE B
1.Esther's Nose Job
a)Pig, b)Orange Skin Food, c)A Door Opens And Closes, d)Pigling Bland, e)10.30 Returns To The Bedroom

Recorded Live at Royal Albert Hall, London, Aug.13,1970

Produced by SOFT MACHINE

SOFT MACHINEの未発表音源のリリースラッシュの先鞭を付けた作品です。それまで当時のバンドのライヴは、 コンピュレーションアルバムの”TRIPLE ECHOE"のみでしか接する事が出来なかった訳ですが、ほぼワンステージ の様子が判る内容の物は、この作品が初めてでした。
SOFT MACHINEのコンサートがこんなにエキサイティングで充実した物なのだったのか・・・、なんて目から鱗が 剥がれる思いでこの作品を聴く度に思ったものです。やや音質的にリミッターが掛かった様な音ですが、そんな 事は演奏の素晴らしさが吹き飛ばしてくれましょう。
”LIVE 1970”のところでも触れましたが、現在このアルバムの内容がそのままそっくり”LIVE 1970”に収められております。 でも個人的には、SOFT MACHINEの当時のライヴを想像し色々思いを巡らせて、この作品を何度も何度もターンテーブルに乗せた思いでが有るので、大切な1枚です。



BBC RADIO 1 LIVE IN CONCERT
WINDSONG WINCD 031 ( 1993 UK CD, Original )

TRACKS
1.Blind Badger, 2.Neo Caliban Grides, 3.a)Out-Bloody-Rageous, b)Eamonn Andrews, c)All White, d)Kings and Queens, e)Teeth, f)Pigling Bland

Recorded Live at Paris Theatre, London, Mar.11,1971

Produced by Jeff Griffin

SOFT MACHINE & HEAVY FRIENDS のタイトルで企画されたコンサートの実況録音です。当時のバンドを取り巻くさまざまなミュージシャンが ゲストで参加しております。ライヴは、Elton DeanのグループJUST USの演奏で幕を開け、Tr.2では、Robert WyattとPhil Howerdのツイン・ ドラムと言う非常に珍しい編成でのプレイを聞く事が出来ます。更に次の曲では、SOFT MACHINEの単独の演奏の途中から4人のゲスト・ミュージシャン が参加する趣向になっております。
正直言って、この時期のSOFT MACHINEとJUST USの演奏はElton Deanが勿論両方のバンドに在籍している訳ですから、当然とも言えますが非常に 似通った物となっております。それでは何故Elton Deanは、SOFT MACHINEとは別にJUST US ( 最初は、Elton Dean Groupと名乗っていた。 )を 立ち上げたのでしょうか。SOFT MACHINEでも演奏面ではグループをリードしていくことは出来たものの、彼は一番最後にグループに加わった 、言うなれば新参者と言う事で他の3人の先輩達よりもグループ内での発言権が多少弱かったから、というのが一般的な見方らしいです。自分が リーダーと言う立場ならそんな欲求不満もおこりません。なにしろ3人の先輩ときたら、誰もが一国一城の主となれる資質を持ったミュージシャン である訳ですから、Elton Dean程のプレイヤーであっても後輩と言う立場であれば、いろいろと人間関係で悩む事もあるんだなあ、なんて考えて しまいました。
えっ、CDの内容ですか? 勿論素晴らしいに決まってます。



VIRTUALLY
CUNEIFORM RUNE 100 ( 1998 USA CD, Original )

TRACKS
1.Facelift, 2.Virtually, 3.Slighttly All The Time, 4.Fletcher's Blemish, 5.Neo Caliban Grides, 6,Out-Bloody-Rageous, 7. Eamonn Andrews, 8. All White, 9.Kings and Queens, 10,Teeth, 11,Pigling Bland〜10.30 Returns To The Bedroom

Recorded Live at Gondel Filmkunsttheater, Bremen, Germany, Mar.23,1971

Produced by SOFT MACHINE

  • Mike Ratlidege - Organ, Erectoric Piano
  • Elton Dean - Alto Sax, Saxello, Electoric Piano
  • Hugh Hopper - Bass Guitar
  • Robert Wyatt - Drums, Vocals

このCDは、ラジオ・ブレーメンがコンサートを録音したテープが音源となっております。
この音源は又、古くはアナログ盤のブートレッグ( CDもあります。)"OLD MACHINE"としてリリースされておりました。 ブートレッグの方は当日のコンサートを完全収録しておらず、カットされた曲が数曲ありますので、こちらを持っていれば"OLD MACHINE"は 要らないと言いたいところですが、マニアとしては、そうは行かない悲しい性が無性に騒ぎ遂には両方共買ってしまう訳です。それにブートCDには、ボーナス・ トラックとしてSOFT MACHINEのデビュー・シングルのAB面も収録されているしね。
いつものように、演奏内容は最高ですと言って終わる所ですが、この日の ライヴはいつもに増して出来が良いです。経済的にも限りが有るしどれもこれも買えないと言う方には、SOFT MACHINEのライヴをどれか1枚と迷ったらこれをお勧めいたします。コンサートを完全収録に近い形ですし、 録音状態も文句無しと言ったところです。



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