アーティストにメールを送ろう。

H15.4.6更新






第2回 
70年代英国では、Saxと言えばMel Collins、Percussionと言えばこの人
MORRIS PERT



去年突然リリースされたSUNTREADERの未発表だったセカンドアルバムを契機に、既にシーンから引退したのではと思われていたMorris Pertが 実はスコットランドの自分のスタジオに篭ってこつこつと音楽製作に取り組んでいたと言う事が判明し、永年のファンである私にとっては非常に 嬉しいものがあります。
とは言うものの、1970年代から80年代にかけてのイギリス産のポップスのレコードでもロックのレコードでも専任のパーカッショニストが演奏に参加していた場合 80パーセント以上がこの人であった(本当かよ?)という神話の持ち主だった事を考えるにこの10年以上に渡る雲隠れ騒動は、寂しいの一言に尽きると言えました。
現在の彼の活動は、そのSUNTREADERの幻のセカンドアルバム"The Voyage"(このWebsiteでも第8回JazzRockこの1枚 で取り上げました。)を含む3枚のCDを去年(2002年)にリリースし、そのSUNTREADER以外の2作品が、エレクトロニクス系作品の"The Music Of Stars"と"Elektron Musik"である事から判るように 単なるPercussion奏者としてでは無く、もっと広いレンジでの音楽活動を今後して行くように思えるのであります。実際、彼のホームページを見ると 自身の音楽を "Contemporary Classic and Chamber Music","Contemporary Electronic Music","Free Jazz","Avant-garde Electronic Music"の4つに分けて音楽創造に勤しんで行くと書いてあります。 勿論、私個人としてはその中でも"Free Jazz"と"Contemporary Classic and Chamber Music"辺りに1番興味があるのですが・・・。

てな訳で、本題であります。早速Morris Pertにメールを送ってみました。内容はおおよそ以下の通りです。

私は、日本に住む25年来のあなたのファンです。かつて貴方が作った作品やまた貴方が演奏に参加している多くの作品を聴いてきました。 SUNTREADER, BRAND X, Mike Oldfield, Kate Bush, ツトム ヤマシタ等など。 1970年代に活動していた貴方のバンドであるSUNTREADERの未発表だった作品"The Voyage"が去年リリースされたのには私は大変な驚きと喜びを感じました。 この作品は、かつてあなたが中心になって作られた傑作であるSUNTREADERのファーストアルバムやBRAND Xの"MASQUES"に匹敵する素晴らしい作品だと私は 思いました。また貴方の新作である"The Music Of Stars"も聴きました。これは貴方の違う音楽的側面を見たようで非常に興味深い物がありました。 私は貴方にお願いがあります。それは、70年代にリリースされた貴方にとって大変に重要な作品であると思われる"The Music Of Morris Pert"を是非とも リイシューして欲しいのです。無理を言うようですが、日本に住む貴方のファンの多くはそれを望んでおります。どうかお考え下さい。云々・・・。


このメールを彼に送ったのが3月27日で、それに対してMorris Pertから返事が来たのが3月31日でありました。そこには驚くべき内容が・・・。 以下その返事のあらましであります。


私の作品に対して好意的な貴方の文章を、私は嬉しく思います。私は常々日本に住む友達からの便りを楽しみとしています。 貴方の望み通り、私は今年中に"The Music of Morris Pert" 等の作品からの曲を2枚のCDとしてリリースするつもりです。云々・・・。


なんとこちらの願いが叶ってしまったのです。まあ実際は、Morris Pertサイドでもあらかじめそういう計画があったのでしょうけれど・・・。
4月に入り彼のWebsiteをチェックして見ると、ありましたありました。CDリリースの告知が。下のリンクをクリックしてMorris PertのWebsite を見て下さい。


☆☆Morris PertのCDリリースの告知☆☆



元々この人は、日本びいきで、自分のWebsiteに日本人向けに日本語でのメッセージを置いておくような人ですが、このタイミングでこの告知を出されてこちらも びっくりであります。当然嬉しいのではありますが・・・。

この際なので、今回リリースされるCDについて少々。"MorrisPert MPVC I","MorrisPert MPVC II"と題された2枚のCDがリリースされると言う事で、 これらは、"Morris Pert","Contemporary Clarinet featuring Eoastrion OP.30 by M.Pert"そして前述の"The Music of Morris Pert"の3枚のLPの全曲が 収録されるようです。前の2作品については良く知らないのですが、おそらくコンテンポラリー作品と思われます。そして問題の"The Music of Morris Pert"はSUNTREADERプラスPaul Buckmasterという編成でのライヴがLP時代は片面全てを使って 収められていることで昔から有名でした。正直言って私も未聴の為詳しくは言えませんが、凄い事になっているらしいです。
尚、このCDは少量のみの製作と言う事でMorris Pert氏はPre-Orderする事を薦めております。上のリンク先のMorris PertのWebsiteにあるメールアドレスへ欲しい枚数を知らせて欲しいとの事です。 ちなみに価格は1枚だと16ユーロで"MPVC I"と"MPVC II"の2枚セットだと30ユーロだそうです。(送料などを含むかは不明。これから私もPre-Orderしてみます。)





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