MoonJune Records Discography






DFA / Work In Progress Live

RECORD NO.
MoonJune Record MJR003 ( CD/2001/USA )

TRACKS
1. Escher
2. Caleidoscopio
3. Trip On Metro
4. La Via
5. Pantera
6. Ragno

Silvio Minella : Guitars
Luca Baldassari : Electric Bass
Alberto De Grandis : Drums, Vocals
Alberto Bonomi : Keyboards, Vocals


Produced by DFA




2000年のNEAR FESTでの演奏を収録したLIVE盤です。この年の同フェスティバル出演バンドの中でも間違い無く屈指の パフォーマンスと言えましょう。(主な2000年出演バンドは、HAPPY THE MAN, ECHOLYN, TRANSATLANTIC, IL BALLETT DI BRONZO等)キャリア的に見るとまだまだ浅い彼等は、多くの実力実績の有るベテランアーティスト達に混ざって一歩も引かない どころか、それ以上の才能が有るところを見せ付けた事をこの記録は物語っております。
2枚のスタジオ盤で聴かせた複雑極まりない曲達を、生のステージでどのくらい再現する事が出来るのか正直言いまして 疑問ではありましたが、そんな杞憂を軽く一蹴して見せて更にお釣りが来るような気さえします。
彼等の最大の売りは、栄光の70年代イタリアン・ロックのテイストを非常にテクニカルなJAZZ ROCK的手法を多用する事により 表面上はクールで現代的なさらりとした質感のプログレへ変換させて聴かせるものの、その実セブンティーズへの燃え滾った想いは、その中心部 の見えないところに内在させている とでも言いましょうか。これは、カッコイイと言う他ありません。2ndアルバムでも冒頭を飾っておりましたが、この作品の1曲目に"Escher" と言う曲が収められております。これは誰もが、その絵を見れば"ああ、これね。"って言われると思われる、あなたもきっと一度は見たことの有る、騙し絵で有名な画家エッシャーについての曲と思われます。 そしてこの"Escher"こそ一方ではDFAの音楽を如実に物語っているような気もします。正にそのエッシャーの描いた迷宮、パラドックスを、こちらは音で描いて見せているような。エッシャーの騙し絵のように 絵の一部に気を取られているとその全体の変化に気がつかず、不意にハッとさせられるように、DFAの演奏技術の素晴らしさゆえ各パートのみを追っかけていると、 あなたも刻々変化している全体の情景に不意打ちを食らわされるかも知れません。
絶対の必聴盤です。





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