白柳淳 演奏活動追跡レポ〜ト

〜2004年9月11日(土) すみれ屋にて〜

長野県は東御市、見晴らしのよい高台にある喫茶店、すみれ屋。
白柳殿、2年ぶり2度目のすみれ屋さんでのコンサートです! (はじめてのすみれ屋コンサートはレポート26参照)

それは、今年3月終わり頃のことでした。ずいぶんと暖かくなって、木は芽吹き、 野の草花も咲き始めている頃。最後の雪が降りました。朝からしんしんと降る雪を見た 白柳殿、「今日はきっと出かける人も少ないやろから、すみれ屋さんも空いてるやろう。 今行ったら貸切り状態やん」と、わけのわからない理屈でもってすみれ屋へとでかけました。 この喫茶店には、白柳殿お気に入りのコーヒーカップがあるのです。

案の定、静かなすみれ屋で、オーナーさんとくつろぐことができた白柳殿。ふと、 話の中で、「今日のような、こんな雪の様子を曲にできないかしら」とオーナーさんの言葉。
春の雪は水分を多く含んで透明に近い雪、それが咲き始めた花や木の芽に積もり、 雪を通してそれらが透き通って見える、そんな景色を。
それから、家に帰った白柳殿は、そんな様子を曲にしました。「あんまりピンと来んかったから、 できひんと思うたけど。」そう、ちょっと白柳殿には似合わないかもしれない、ロマンチックな 感じなのです!

オーナーさんは、題をつけてくれました。「淡雪の詩(うた)」といいます。春の雪の 透明感あふれる情景と、それを静かに見守るような暖かさがある、やさしい曲に仕上がりました。
今回のコンサートは、すみれ屋さんとのいきさつに思いを寄せつつ、「淡雪の詩」で しめくくられるのでした。

ひさびさの演奏なので珍しく緊張する白柳殿。「緊張ってこうやったよな〜」などと のんきなことを・・・。演奏を始めてしまえば緊張しなくなるし、普段はほとんど緊張 しないという白柳殿。舞台度胸は天性のものなのか?

すでにお客様がたくさんいらっしゃいました。

すみれ屋さんでは、喫茶スペースの隣で個展を開くのですが、今回は和紙の小林由美子さんでした。 やさしい明かりがすみれ屋さんの雰囲気にぴったり。

さて、一部最初はクラシックの名曲から、禁じられた遊び、アルハンブラの思い出、 スペイン舞曲第5番などを演奏。続けて、「ギターでいろんなことができる、ということを やってみたかった」と、筝風ギター曲「花の調」、ジャズ風ギター曲「残されたものの叫び」、 タンゴ風ギター曲「一寸先の光」、沖縄風ギター曲「ハレの日」を立て続けに演奏します。 オリジナル曲になったとたん、会場の雰囲気がそのギターの音色に吸い込まれていくようでした。

休憩にはコーヒーや紅茶が。休憩室では、白柳殿が「音、聞こえてる?」と心配そうに聞いてきます 。白柳殿はいつも、会場が、お客様が心地よくあるかどうかを気にしているのですね。

二部は、CD収録曲から、長野の風景を綴ったものを中心に演奏。ふと、白柳殿が音楽活動を はじめてちょうど3年になることに気がつきました。最初のCDを出したときには17曲 しかなかったギター曲も、今は29曲を数え、現在30曲目を作っています。 長野は、活動をするというより制作をするのにぴったりなのかもしれませんね。 ひさしぶりの長野県内での演奏は、すみれ屋さんの雰囲気も手伝って、なごやかに終わったのでした。

今回の白柳殿、トークに迷いがなくて、見ていて安心しました。前日見たアグネス・チャンさんの コンサートに影響されたのだとか(本人談)。「ナージャの村」に関わったことや、 音楽活動の中で出会った人達のこと、そこから自分が感じ取ったことを、丁寧に伝えてくれました。 白柳殿のまっすぐな心に、ちょっとジ〜ンときてしまった夜のひととき・・・。

レポート ファン2号

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