白柳淳 演奏活動追跡レポ〜ト

〜2010年11月5日(金) アトリエ宇soraコンサート〜

前回のプラネタリウムレポートに引き続き、ちょっと宇宙ぽい名前「アトリエ宇sora」。 白柳殿の活動も宇宙規模!?
さて、このアトリエは、安曇野にあります。木工家具作家の宇田川さんのアトリエです。 宇宙ぽい名前にも納得ですね。

宇田川さんと、白柳殿の出会いは、なんと、9年前に遡ります。2001年、ギター製作家時代の 兄弟子田辺さんとともに、白柳殿は、斑尾高原クラフトフェアに参加しておりました。その 会場で一緒だったのが、この宇田川さんだったわけです。
今回は、「安曇野スタイル」というイベントの中で、宇田川さんが自分のアトリエで企画してくださった コンサートです。

平日でしたが、強引にコンサートに行くことにしました。というのも、宇田川さんの作品の 写真を見て、とても惹かれたのと、田辺さんが栃木から駆けつけるというウワサを聞いたからです。 宇田川さんの家具を見ようと、早めに会場に行きますと、木がふんだんに使われたこじんまりした 空間に、すでにたくさんのお客様が!! 会場には、所狭しと、作品が置いてありました。 宇田川さんの木工作品は、やさしくてあたたかみがあって、やわらかい印象です。 それでいて、スパンと抜けた感じがある。 木に手が触れる、その感触を大切にしながら作品を作り上げるとおっしゃってました。 確かに、とてもなめらかで、ずっと触れていたい感じがあります。


↑作家の宇田川さん

白柳殿は、宇田川さんを、「楽しんで家具を作る感覚を持っている」人だと紹介しました。 マニュアルにはない、遊び心を持っている人だと。 そんな感覚を感じる方が多いからなのか、家具は、作っても作っても売れてしまうそうで、 子供サイズの小さなイスは、どんどん作り足していて、この日あったものも、 ニスが塗りたてほやほやだったりしました。

曲は、解説を入れながら演奏が進んでいきました。
花の調
アルハンブラの思い出
ハレの日
悲歌
会場の雰囲気がとても温かくて、笑いあり、和やかで、 白柳殿も気持ち良さそう。

「悲歌」は、よく訪れていた施設での出来事からできあがった曲。 「自分の事が相手に理解されない。何がわからないかがわからない」 そんな状況になったときに、浮かんだ曲だそうです。 感情が爆発してしまった施設のメンバーの方に共感したスタッフが泣き出したのだそうです。 相手の視点になれれば、あらゆることが理解できるのかもしれない・・・。 タイトルはとても、悲愴ですが、人間という存在の、とても深い部分を感じ取れる曲です。

続いて、紙芝居が入ります。 これは、池田町で、子供のためのマンツーマンの塾を開いている三浦夫妻によるものです。 タイトルは、「夢の続きを」。 旦那さんが物語と絵を作り、それを奥さんが語ります。
これも、とても深いお話で、紙芝居であることを忘れるほど、感動しました。 人が人と関わるとき、想像もできないくらい深いところで繋がったりするのかもしれません。 また、音楽や物語を通して、その表現者と受け取る側の間でも、 言葉や頭で考える以上に、感覚で繋がることもあるかもしれないなあと思いました。

何度見ても、感動してしまう不思議な紙芝居・・・。まだ他にも作品があり、 機会があれば、ぜひたくさんの人に見てもらいたいです。

続いて、地球への祈り
蛍の星空
残り灯
ある雪の夜に
枯葉
ガンガー
中国旅行記
氷海
伊藤牧場のわか
目覚めは森の息吹の中で

白柳殿は、作曲について、「ええなあと思うと写真にしたり、日記に したりするように、”これは曲にせな”と思うんですよ」と、 その動機を語っておりました。
なるほど、様々なジャンルの曲を作れるのも、それぞれに、心の底から 湧き起こる感動があるからこそなのですね。 今年は、素敵なピアノ曲がたくさんできました(というか、作ってもらいました)。 来年も、素敵な曲を、たくさ〜ん、期待しますよ〜。

居心地の良い空間で、コンサート終了後も、たくさんのお客様が、作品を眺めて いらっしゃいました。

レポート ファン2号

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