注意事項

このサイトの記事は、作者が個人的に行った実験や、自分用に製作した装置を記録したものです。皆様にご覧いただくのは作者として喜ばしいことですが、作り方の解説を目的としたものではありません。実験あるいは作品の再現性について充分な考慮をしていませんので、記事通りに製作しても同じ結果が得られるとは限りません。また作者にとって常識と思われる場合、製作に必要な知識やノウハウであっても特に記述していません。回路の動作や部品の特性を充分に理解できて、ご自分で改造や調整ができる方でないと、難しいかもしれません。トップページに「手作り真空管アンプの会」へのリンクを設けています。そちらで様々な知識の解説が見つかりますし、ベテランにアドバイスを受けることもできるでしょう。

電気を使う装置を扱うときは常に感電の危険があります。特に真空管アンプは高電圧の回路があって非常に危険です。感電しないように注意するとともに、万一感電しても重大な事故にならないようにする基本知識を身に付けてください。

1)手のひらで回路に触れてはいけない --- 感電すると筋肉が自動的に収縮します。手のひらで触れると回路をつかんでしまいますので、低い電圧でも死亡することがあります。手の甲で触れた場合は、反射的に離れる方向に筋肉が働くために被害が比較的少ないと言われています。

2)二次的な怪我に注意しよう --- やはり筋肉反射の結果ですが、体が勝手に動いて手や足をどこかにぶつけることがあります。手をシャーシの端に思いきりぶつけると大怪我をすることがあります。危なそうな所にはカバーをかけておくほうがよいでしょう。

3)反対の手や足にも注意しよう --- 体がアースから絶縁されている状態では、片手だけが高電圧に触れても安全です。しかしつい別の手でシャーシを支えていたり、足でケーブルを踏んでいたりして、両手の間、あるいは手から足に電流が抜ける最も危険な状態になることがあります。利き腕以外にも注意を怠らないようにしてください。

4)調整中が危ない --- メータを見ながらつまみを回して調整しているときに感電する可能性が高いようです。注意がメータの方に行っていると、つまみを回したときに手が高圧回路に触れることに気がつかないからでしょう。これはかなりのベテランでも犯しやすいミスです。

5)工具に気を配る --- 金属部分が柄の部分を貫通しているドライバや、グリップの絶縁カバーが破れているラジオペンチ、被覆の破損しているテスタリードなど、感電予防が尻抜けになっていることがあります。工具や測定器には普段から注意をはらい、整備を心がけましょう。