
leader or guest |
||
![]() |
このアルバムはレコードのvol 1とvol 2を一緒にしたものだが、vol 2の一部がオミットされている。 チェンバロを主にオーケストラを率いるCLAVECINのバンドにグラッペリが全曲参加した形になっている。録音年月は確かではないがその雰囲気はフランスのムードミュージックが盛んな頃に録音されたことが窺える。シャンソンやスタンダードがカップリングされていてゆったりした気分で聴くことができる。このような録音はグラッペリにとっては珍しいのではないかと思う。 |
|
![]() |
この盤はレコードなのですが、ヨーロッパではCDも出ているようです。 しかし、レコード盤の曲を全曲網羅しているわけではないようです。 グラッペリの75才の誕生日を祝って催されたこのライブコンサート。 そこに駆け付けたゲストが凄い。SVEND ASMUSSEN,DIDIER LOCKWOOD,PHILIP CATHERINE,BABIK REINHARDT,MARCHEMMELERなど。 私が最も気に入ってる曲、「マイナー・スイング」をアスミュッセンと やっている!!マイナー・スイングにおいては、この二人の演奏は群を抜いている。数々のマイナー・スイングを聴いてきた私もこの演奏はベスト3に入るものだと思う。特筆するのはアスミュッセンのソロパート。この演奏で彼の偉大さを感じたことは確か。 そして、「SWEET GEORGIA BROWN」で全員がセッションをするのは 圧巻である。あと1曲はピアニストのMARC HEMMELERがグラッペリに 捧げた曲「STEPHANE'S SONGS」これは切ないほどのメロディ。 彼のリーダーアルバム「EASY DOES IT」にも収録されているがいつ 聴いても私の琴線に触れるメロディである。 |
|
|
PETER AND
THE WOLF(VICEROY VIC6006-2) |
|
![]() |
ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を読んだのはいつのことだったか忘れてしまった。イギリスのマイク・バットという作曲家は、キャロルの作品「THE HUNTING〜」に曲をつけた。 バット自身も唄っているのだが、共演者の顔ぶれが凄い。 ART GARFUNKEL,JULIAN LENNON,CLIFF RICHARDなどである。その中にグラッペリが2曲だけゲスト参加している。もうひとり凄いメンバーがいたのだ!!GEORGE HARRISONのギターである。なんだか豪華すぎて所属レコード会社の関係もあってかすぐに廃盤になったという話しも聞く。バックはロンドン交響楽団。古典音楽ぽいフレーズも出てきたりなんかして・・・ ちなみに、ジョン・レノンはルイス・キャロルの影響を受けてその作品に反映させている。息子のジュリアンはいかがな思いでこの「THE HUNTING〜」に参加したのだろう。 |
|
![]() |
ジャンゴがこの世を去った時、息子のバビックはわずか8才だった。 父の影響か周囲の環境がそうさせたのか息子は父と同じ職業を選んだ。 ギタリストになって彼---バビックは父の功績が重荷になったことも あっただろう。しかし、彼はスイングにこだわらず、あらゆるジャンル の音楽に触手を示したようだ。この盤もどちらかというとフュージョン の色が濃い作品となっている。グラッペリはDIDIER LOCKWOODと ともに1曲だけの参加になっている。おそらくグラッペリだけ別取り したものと思われる。(数小節だけの録音) バビックは2001年11月に故国フランスで息をひきとった。父ジャンゴ の元へ帰っていったのだ。またひとりグラッペリを知る者が亡くなって しまった。 |
|
![]() |
日本にもちょっとしたジプシーブームが起きたようだ。その発端になったのがこのジプシーバイオリニストであるロビー・ラカトシュ。超絶技巧の持ち主であるロビーはアイドルとしてグラッペリの存在もあったようだ。そのアイドルと夢の共演が実現できたのは本人も喜びひとしおだったはず。 この作品では2曲だけグラッペリはゲスト参加している。デイブ・ブルーベックの「トルコ風ブルー・ロンド」変拍子と4拍子を上手く行き交う二人のバイオリニスト。なんだかはやる気持ちになってしまう。そして、もう1曲はボサノバ調「春の夢」ライナーノーツにはこの曲がグラッペリのラストレコーディングになったと記されてある。なんだか感慨深い気持ちにひたりながら聞き込んでしまう自分がいる。 そして、このアルバムはタイトルにあるように、いろいろな共演者が顔をそろえている。中にはレーピンというクラシックのバイオリニストも参加している。パガニーニの「24のカプリース」で共演しているところなんかさすがジプシーと思わせる。私の手許にラカトシュのアルバムがもう1枚ある。 「ラカトシュ」という作品。最後のナンバーは「Mr.GRAPPELLI」というタイトルである。敬愛するグラッペリに捧げた曲はラカトシュがいかにグラッペリに傾倒していたというのがよくわかる曲でもある。 |
|
![]() |
ナイジェル・ケネディがメニューインの主催する学校に就学して いた時にグラッペリがやってきた。即興を呼び掛けたグラッペリ はナイジェルと初めてバイオリンをともにする。 私もどこかのビデオで幼いナイジェルが子供用のジーンズをはいてライブハウスみたいな処でグラッペリと共演しているのを観たことがある。イギリスで育った彼のフレージングはアイリッシュの要素を多分に含んでいたように記憶している。 グラッペリはこの「KAFKA」という作品に1曲だけ参加している。「MELODY IN THE WIND」大空を翔る2羽の親鳥と子鳥のように悠然たる感じがする。時に親鳥が先を行き、子がそれに連なる、また逆の時もある。そんな呼応するフレーズがふんだんに出てきて、なんだか癒される、そんな曲の仕上がりになっている。バイオリンってイイなあという改めて認識させられるような感じがする。このアルバムは全曲ナイジェルのオリジナルで彼の才能が凝縮されていて素晴らしい出来あがりになっている。 彼のクラシック作品にはないものがこの盤にはある。 ナイジェルを一躍有名にさせた、ヴィバルディの「四季」よりも随分素晴らしい作品だと私は思う。 |
|
![]() |
ルイ・マル監督「死刑台のエレベーター」を観たのは若い頃の事だった。 マイルス・デイビスの名演奏がバックに流れていたのが記憶に残る。 モノクロにいろどられたスクリーンを見つめながらワクワクした疾走感にかられていた。その映画に出演していた女優がジャンヌ・モローだった。 この映画に出てから録音したのが、このアルバム。グラッペリは2曲だけゲスト参加している。シャンソンのバッキングをつとめているが、ジャンゴと組んでいたフランスホットクラブ時代には多くのシャンソン歌手の伴奏をこなしてきたグラッペリ。いろいろな意味で、彼の演奏はフランス音楽の類系の中に存在する。このアルバムは希少に値するのか、アナログ盤の高価さには驚いてしまう。 |
|
![]() |
NOTRE AMI DJANGO/ HENRICROLLA&CO(GITANES 014062-2) |
|
![]() |
1990年来日公演を行った合間にグラッペリはオバチャン3人組----THE THREE GRACESとスタジオ録音した。たったの2曲だけの収録だが、日本人の歌手と共演したことはおおいに喜ばしいことである。共演者にはツアーに伴ってやってきたアコーディオン奏者のMARCEL AZZOLAが入っている。この録音の2日前のライブ録音がCDになっている。「STEPHANE GRAPPELLI IN TOKYO」(DENONCOCY-7130)グラッペリの代表的なライブ録音の1枚である。 数年後再びグラッペリは来日公演を行った際、舞台の上でこのオバチャン3人組と共演することになる。その時の模様をNHKは収録してテレビ放映していた。 「AS TIME GOES BY」「CHICAGO」の2曲だけだが、皆楽しそうに演奏していた。 |