バイオリンの弾き方

さて各部の名称、音の出る仕組みがわかったところで実際に手にとって弾いてみましょう。さあ最初の記念すべき1弓・・あれ?音がでない・・。という経験をした人もいるかも。けれども中古のバイオリンなら買ってきたその日から弾いちゃう人もいるはず。これは先に書いた松脂のせいで、松脂を着けない弓ではいくら弾いても音は出ない。松脂の細かい粒子と弦の摩擦で弦が振動し音が出る。これは音の出る仕組みで述べたとうりです。ではどのくらい松脂をつけるかというと初めはこれでもかというくらい何十回とこする。ふだんは30分弾くごとに2,3回こするだけでいいもののようです。松脂というとべたべたしたイメージですが、手につくと粒子が細かいのですべすべします。そして割れてしまうことも。HPで割れた松脂を溶かして型に流して再生するという荒業を見て、おもわず私もやってしまいました。といっても表面をライターであぶって、割れた破片をもったいないからくっつけて滑らかにしてみました。火傷注意。松脂をブレンドするつわものもいるとかいないとか・・・。

弓毛の表面。馬のしっぽの毛でできています。何もついてない状態。(概念図)
松脂をつけた表面。松脂のでこぼこが弦に引っかかり振動させます。(概念図)

と、ながなが松脂の話をしてる間にすっかり弓にもなじんだと思うので、次はバイオリンを構えます。持つ、というより構えるほうがぴったりです。お父さんのゴルフの練習さながら、まず鏡の前で正しいフォームをチェックしてください。教科書どうりに構え方を書くと、

@両足を肩幅に開いて背筋を伸ばして立ちます。顔はまっすぐ正面を向きます。

A肩は開いた状態で顎を引き、左手でネックを持ちエンドピンのほうを自分に向けて、左肩にバイオリンを置きます。

Bちょうど顎と鎖骨ではさみ込むような感じで、そこで顔を斜めに動かしちゃだめですよ。まっすぐ前をみながら・・やりにくい人は肩当てしてないんじゃないですか?肩当て無しのほうが鎖骨に響いていいって言う人もいるし、代わりにハンカチを間にはさんだらいいという人もいます。けれど体形によってはなで肩だと自然に顎と肩の距離が開くので肩当をしてびっくりするくらい持ちやすくなる場合もあります。肩当ても薄いものから3センチほどの厚みのものまであって、月並みですが各人の体形に合わせて使用するのがいいでしょう。人間がまっすぐ立ってバイオリンが床と平行につきささっている・・下の図のような感じで持ってみましょう。もちろん手をはなしても顎と肩ではさんでいるのでバイオリンは落ちません。なぜこの姿勢が大切かというと、左手は実際ネックを自在に移動し小指まで動員して弦をポイントポイントでおさえなければいけません。つまり左手の自由度が演奏の要となるのであくまでも添える程度にして顎と肩で支持します。過剰に首を傾けてもバイオリンの響きを邪魔しかねないので顎と鎖骨の二つの支点だけで保持します。

イメージ図
     

Cしばらく弓を持たないで構えの練習をしましょう。

 

つぎは弓を持ってみましょう

 

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