沖縄アクターズスクール関西
マキノワールドポップス★大阪校・りんくう校
◎第一回定期公演◎
2000/6/25

by 福 博士(はかせ)



●まず、今回の定期公演の印象

一言で表現するなら、

「MWP関西、なかなかやるやん!」

と、いうところでしょうか。


さて今回の沖縄アクターズスクール関西・マキノワールドポップス★大阪校・りんくう校「第一回定期公演」、(失礼ながら)あんまり事前に期待してなかったです。
ところが、イザふたを空けてみたら、「おおー」っていうところです。

今回、(そういうこともあって(^^;))私は朝から並ばずに、2時ごろにホールに着きました。
※だから、いつもとは違って、ホールの後ろの方の席。結構、新鮮ではありました。

回りは、ご家族や友達など、あまりアクターズの公演を見たことない人達ばっかりでした。それゆえ、一般のお客さんの反応も同時に見ることが出来ました。


最初、新入生のコたちのリバティウイングが始まって、はじめちっちゃい子が出てきて会場は「かわい〜」という感じでしたが、やがて踊り始めると会場がざわつき始めました。

……この時に、会場全体(というか、少なくとも私の回りの席では)アレ?結構、踊れてるやん……という空気に変わりました。

これは、ひょっとして……といううちにCクラスが始まり、もうガツーンと来たっていうところです。


以下、メモより抜き書きすると……



C-Class

意外とすごい、これからが楽しみ。
小さい子でも、闘ってくる。


B-Class

パワーが感じられる。全体としての粗さはあるが、「力強さ」という点では、 本校を上回っているかも。


Boys-Class

かなりうまい。
本校Boysの気の抜けたクラスよりも、はるかにいい。


A-Class

ええやん、なかなか。
がんばってるやん。見直したわ、ホンマ。
全体にパワフルだし、かなりいい。
ただちょっと、バラつきがある点が残念。
グループによっては「気」の抜けているところもあるが、全体が充実しているので、逆にそこが目立ってしまっている。
その点は、今後の課題。



りんくう校、大阪校は、結構特色が出ていて面白いです。
りんくう校が「パワーを発散する感じ」で、大阪校は「力を整って出している感じ」がします。

これは、むしろ沖縄本校とMWP関西2校の違いよりも、MWP2校間での差の方が大きいようで、発足数カ月で早速両校の特色が出てきていて、見ている方は面白いですね。



●B.B.ライブの印象


え?って言う感じ。
全体に低調気味。
人数が少ないせいもあるが、それだけではないような感じ。
良かったのはソングチームくらい。

ダンスチームにしても、愛ちんが頑張っているのは判るが、それでも「Spider」など、GWの本校定期公演や、Boom2の出来を期待していたのに、ちょっと期待はずれ。(3人Ver.は広いステージではちょっと酷)
バックダンサーは、良かったけど。

マサツグも明らかに本調子が出ていない。(故障が直ってないせいか?)

実際、後ろの方の席から見るとダンスチームで見栄えがしているのは、愛ちん、奈々さん、恵人……といったところ。
もう少しガンバッて欲しい。

アリサが入ったサンバーストだが、理由は判った。
アメリカ向きに、判りやすく、まろやかにしたらしい。
またマイチン&ネーチンだけだと、かなり硬い感じだったのが、アリサが加わってフルーティになっている。(^^;)それと、言葉の問題。

そのあと、アリサが連投でステージに残って次のソングチームを引っ張っているので、アリサにばかり頼りすぎてないか?と心配になる。(それはそれで嬉しいけど)


そして、最後にBB&MWP両校全校生による「United」。
いつも、ラストに持ってくる曲ですが、なかなか今回は「来るものがありました」
これまで、客席で見ていた関西の子たちが初めてBBと一緒に歌った「United」=(訳すと「絆」「結束」)
……やっとここまで来たんだなー、という思いがこちらにまで伝わってきました。
隣の席に居た女の子たち(Aクラスの生徒の友達のようでした)も、手拍子しながら、ただじっと聞き入ってました。



結局のところ、通してみると、BBの力不足が感じられ、その分、相対的にMWP関西が予想よりよかったことが、より一層印象づけられた……。

……というような感じです。



何度も書きますが、MWP関西は、まだ荒削りながら潜在的なパワーを強く感じ、……「気合」とでも言いましょうか……半年、1年後が大変楽しみです。

私感ながら、その頃、本校はもうダメになっていてMWP関西の方が、むしろ「本家」になってるかも知れない……アクターズスピリッツを正しく継承しているかも知れない……と感じました。

美幸ねーちゃんと、愛紗ンコンが遺したスピリッツは、大阪校に継承されているんじゃないか……と、思えるステージでした。


関西での展開が開始される頃、私たちファンの間ですら、「大阪じゃダメなんでは?」「やっぱり沖縄の風土が作り上げているんだから」などという意見もありました。
しかし、結果、そうではないことを今回は証明して見せた、というべきでしょう。


また今回の公演では、会場整理関連など、実施サイドでの手際の悪さも見られました。

朝の時点から客が並ぶことを想定してなかった、整列に手間がかかったことなどです。

雨だったせいもありますが、外の広場に並ばせずに、ロビーに並ばせ、人が溢れました。
人が多く並んだために急遽整理件発行を予定より早めたようでしたが、これはチケットの前売状況(事務所販売分完売)から容易に想像が着いたはずです。

プラカードや、メガホン、ガードロープの不用意のため、整列に大変手間取りました。
また、このため整理券番号があまり役に立たなくなりました。

整理に時間をかけてしまったため、カメラチェックなどに手が回らなくなっていました。

更に、「大阪のオバハン」は空席を見ると猛然ダッシュして、カバンその他、あらゆる手段を使って「仲間の席を確保」します。
このため、整理券番号はまったく無意味になっていましたね。(^^;)

※沖縄のゆったりした人々とは違い、「大阪のオバハン」連中は、かなり手ごわいです。 (^^;)

これらは、まあ一回目なのでノウハウが蓄積されていないということもありますが、本校の定期公演スタッフ、あるいは手慣れた在阪スタッフの起用などで回避できたはずです。


次回には、こういった部分での成長も期待したいところです。


ともかく、初回よりも、二回目の方が正念場なのはどんな場合でも言えることです。

「初めてだから」という言い訳は次回から通用しません。



●その他、少々


今回の実施会場ですが、「空港から近い」「場所代が安い」というメリットがあり、施設も新しくて大変キレイでしたが、なにぶん、回りに何もない不便な田舎でした。

逆に、ステージ演出の部分では(照明効果など)、本校公演よりも手慣れた感じがしました。



整理券発行を待って並んでいる間、私の周囲は、生徒のご家族でした。

その会話っていうのがなんとも……やっぱり「大阪のオバハン」連中の会話でして、いかにも「ああ、大阪やなあー、沖縄とはちゃうなあー(^^;)」と感じてしまいました。

「○○ちゃん(姪の友達らしい)とこは、カネ持ちやから、今日もベンツで来てはるわよー」
「この前の○○、儲からんかったわー(商売の話らしい)」
「なあ、このチケットに『整理券発行しますが、席に限りがございます』て、カネ払うてる客に対して、失礼なんとちゃうのぉー」「そーや、そーや」
「○○ちゃん(姪らしい)出てきたら、ウチワとか振って声援せなアカンわよーー」


……こういうパワフルな土地柄ですから(^^;)、生徒もパワーある筈です。



公演開始前、ロビーに行くと、私の贈った「ひまわり」の花が飾られてました。
※「関西BBF名義」
色んな意味で目立ってましたね。(^^;)
他の花はフジサンケイグループでした。



客席中央に極端に広い「関係者席」。
ずいぶんとまん真ん中にでーん、と大きく取ってました。校長や、写真家の加納典明氏が座られていました。



据えのカメラが一台、サイドに一台、そしてハンディのDVカムが一台。
これは、多分沖縄テレビさんです。



Aクラスのチームで、「Kiss In The Sun」を歌うチームがありました。

つい先日、これまで長年BBを……アクターズスクールを支えてきた美幸&愛紗が同時に辞めました。

この曲は二人のユニットの代表曲だったこともあって、一瞬言葉をなくしてしまいました。……全く同じ振付け、同じ衣装……。
しかも……古参のファンですら目を疑うほど……愛紗にそっくりな子がフロントで踊っています!
じっくり見ると……「コピーか……(^^;)」

振付け、表情、顔つきなど実に良く観察して「真似」しているようです。

旧愛紗ファンは「愛紗2世」とか言ってたくらいです。
ただ、今のところコピー止まりであって、オリジナリティが感じられません。

誰か好きなお手本をコピーするというのは、とりあえず手っとり早く上達する方法ではあります。
ですが、コピーは、あくまでコピーであって、オリジナルを越えられません。
あの子の本当の勝負はこれからです。



MCの時、アンナさんから今年の夏のBBのイベント情報が発表されました。


・8/12(土)和歌山マリーナシティ

・8/13(日)徳島・阿波踊り(!)

・8/20(日)B.B.WAVESコンサート
「Face the World」

●宜野湾海浜野外劇場

・8/27(日)りんくうパパラ




ちなみに、宜野湾・野外コンサートは本土からのツアーも企画されるようです。
それに対してのファンの声……「金額による」「特典は?バーベキューパーティ?」
21日にでも「ファンの集い」を行ってツアーに組み込んだらいいような気がしますね。



●さいごに


さて、さいごに大阪人らしい話をしましょう。

大阪人はモノの価値を値段に合っているかどうかで判断します。
つまり『得』したか、『損』したか?です。

高いもので「ええもん」は当たり前。安ぅて「ええもん」が、ホンマの「ええもん」です。

これで、今回の「MWP第一回定期公演¥2,000−(チケット代)」は、『得』したでしょうか?『損』したでしょうか?


値段相応……だと思います。



¥2,500−以上だと「う〜ん?」だし、¥1,500−なら「安かった」でしょう。

ただ、ホントに商売としてうまくしようとするなら「この値段なら『得』や!」と思わせるだけのプラスアルファが必要でしょうね。

それと、敢えて言うなら、場所及び実施手際に問題あり。

場所が大阪から遠いと、それだけ往復の交通費や時間がかかります。
そして、実施手際が悪いと、客は気分を損ねます。
……いくらステージで良いモノを見せても、イベント全体としてマイナスになります。

サービスやエンターテイメントというものは、そこまで含めて考えて貰いたいです。

大阪をバトルフィールドとして選んだ以上、それは避けて通れない問題です。



いずれにせよ、これからは、「この地」大阪に於ても「Pit in」出来ることが判りました。


次回にも期待したいところです。



【 戻る 】