沖縄アクターズスクール関西 MAKINO WORLD POPS


第二回定期公演


於:泉の森ホール

2000/11/5


by 福 博士(はかせ)
(B TO THE B : WP01937)



よし、軌道に乗った!



ロシアのバイコヌール宇宙センターから打ち上げられたソユーズTM-204宇宙船は、無事、地球周回軌道上のI.S.S(国際宇宙ステーション)とドッキングし、米露混成の3人の宇宙飛行士クルーはI.S.Sに乗り移りました。
彼らはこれから約4ヶ月間宇宙に滞在し、これからも成長して行くI.S.Sの建造に従事します。
これによって、いよいよI.S.Sへの人間の恒常的滞在、国際協力による本格的運用の時代へと突入しました。21世紀目前の、西暦2000年11月2日のことです。

その3日後……。11月5日(日)17:00。

大阪府泉佐野市、泉の森ホールでは「MWP(マキノワールドポップス)第二回定期公演」が開催されました。

仕事場を途中で抜けて駆けつけたので、私が到着した頃にはもう整理券配布終了直前でした。「893番」でした。
900番までで整理券は終了し、あとはぞろぞろと入場したんですが、今回、その辺の手際は随分と改善されていました。
ただ、結果的に入場に手間取り、開演時間が遅れましたけど。
次回からは一時間前には入場開始させた方がよいでしょうね。
ただ、リハが結構ギリギリの16:00まで行われていたようで、その辺が難しいところです。

今回からパンフ(クラス、ユニット、曲順とメンバーの氏名)が配られました。
これは、普通こういった公演では、あって当たり前のものなんですが、ようやく……という感じです。(本校にもありませんでした)
今まで無かったのが逆にご家族や友達に対して失礼だったと思います。

入場すると、友人の横の席が空いておりました。有難いです。持つべきものは友。
ということで、今回は前から3列目、センターよりやや下手寄りという席でした。


●全体の印象

一言でいうと、かなり成長のあとが見られ、前回に比べると格段に上手くなっています。
今回、特に印象的だったのは「関西BB」の成長ぶりです。
各クラス、各ユニットでは彼女たちがユニットを引っ張る形で全体の質を向上させていました。各ユニットでの目を惹くメンバーがいるので良く見るとそれが「関西BB」のメンバーであることが多かったです。
フロントに立ったときに、本校BBと対等または凌駕する勢いのあるメンバーも見受けられ、かなり楽しみが増えました。(^_^)
考えてみれば、関西BBメンバーは全国オーディション〜地区レッスンと、クラス生に比べて約一年先行してレッスンを受けていた訳で、ようやくここへ来て表に出られるようになったかな、という感じですね。


●新入生
新入生少ないですね……。2人でした。脇にサブインストラクター2人が付いた形でした。でも楽しそうでしたね。

●大阪校Cクラス
元気一杯のCクラス。
幼いユニットはさすがに可愛らしいですが、y'zやBREEZEを選曲しているユニットもあり、こういう振付けで踊るとこうなるんだなと新鮮でした。
特にBREEZEを選曲したユニットは結構勇気がいったと思うんですが、それを堂々とこなしているのには驚かされました。非常に将来が楽しみです。

●りんくう校A・Cクラス
あれ?一緒になっちゃってますね。人数減ったのかな?
逆に大阪校は増えてるように感じますが……。
パワフルさが売物のりんくう校(特にAクラス)。
今回は更に踊りにも丁寧さが見られ、力の入れ方が整理されてきた感じです。

●大阪校Bクラス
ここでも目立ったのは関西BBメンバーの力です。
必ず目を惹く子がいると、それは関西BBの子でした。
彼女たちの成長が全体のレベルを押し上げています。

●りんくう校Bクラス
ここでも何人か特に目立った子がいました。
圧倒的な存在感で他のメンバーを引っ張る子がいます。

●大阪校BOYSクラス
出来不出来の差が大きかったように思われます。
かなりイケてないユニットもありましたが、カッコイイユニットもありました。
演出、個人的技術など、かなり良く出来ているユニットもありました。
それは、お客さんの拍手やノリで評価は出ていると思います。

●大阪校Aクラス
このクラスは前回以来、期待していました。
期待に違わぬ出来で、満足しています。
ただいくつかのユニットには明らかな練習不足も感じられ、ちょっと残念でもありました。


りんくう校・大阪校と、前回はかなりカラーの違う感じがしました。
今回、りんくう校が力押しでなく、力を整理してきた感じがして、その差が少なくなったような気がします。

さて、クラスでのステージの印象としては、ユニットとしてのまとまりが今後の課題であるでしょう。
関西BBメンバーなど、力のある子はユニットを前に引っ張っていくパワーがありますが、同じユニットの中にも、練習不足、フリが入ってない子が見受けられユニットの足を後ろに引っ張っています。
フリが入ってないと、気持ちも委縮するので、どうしてもダンスが小さくなってしまいます。これがやはり見ていてマズい部分ですね。
いっそのこと、間違ってもいいから大きく動いて、例え間違ってもあたかもそういう振付けであったようにこなしてしまえるといいんですが……。
ま、それはプロの技ですけどね。

※何の分野においても、「プロ」……人からカネを貰ってその仕事をしているものは、失敗やアクシデントがあったときに、それをリカバーできるものです。そして端目に見て、それが失敗やアクシデントに見えないように処理できるからこそ、人はカネを払うもんです。

さてここからが「プロ」の技……B.B.WAVESスペシャルライブです。


●B.B.WAVESスペシャルライブ

パンフに「多少内容変更あり」とありましたが、いきなり変わってました。(^^;)

1.Lucky summer day
本校B.B.Girlsによるおなじみのナンバーを、関西BBの8人で。
「関西B.B.Girls」という感じ。
かなりイケてます。可愛いです。実力的にも引けを取ってないですね。
楽しいナンバーでした。

2.NON STOP
BB総出演の豪華なステージ。
特にダンスチーム曲ですから、ダンスチームの面々はめっちゃイイです。
パワー全開!
友達と「やっぱりBBは凄い!!」って言ってました。
今回は特にバックアップしている関西BBのメンバーの出来も良く、余計に引き立ったステージになっていました。

3.つつみこむように
続いて、ワカマイコンビによるMISIAのナンバー。
いきなり出てきた衣装にちょっとびっくり。
なんか「土建屋のオッサン」かと思いました。(^^;)
でも、歌は素晴らしかった。感動しましたねー。やっぱり。

4.TAKE OFF!
さて、関西BBお得意の曲……「持ちネタ」です。
今回曲順変更の煽りを受けて、多分急に決まったのでしょう。
しかし、これまでより洗練されており、迫力のあるステージになっていました。
この曲を見ると、特に関西BBの成長ぶりが顕著ですね。
大阪オーディション、大阪コンサート、イベント出演……ずっと見守って来ましたが、毎回毎回、前回を超える出来になっています。
そして、関西BBのこれからの課題は個性化……各メンバーのそれぞれのオリジナリティを打ち出してゆくことではないでしょうか。
本校BBのメンバーが一人づつみんな個性的であるように、関西BBメンバーも「この曲ならこの子」とか「これをやらせたら右に出るものはいない」というのをそれぞれが打ち出してゆくことがこれからの課題であるように思います。
※そのためには、レギュラーTV番組や、Beat Townライブなどのように「場数」をこなすことが必要なんでしょうけど。

ガンバレ!関西BB!!

5.JOY
なかなか良い感じでありました。(^_^)

6.Joyful,Joyful
おなじみのゴスペルナンバー。
実は、個人的に最近とあるゴスペルグループによる同じ曲を聴いたんですが、好みからいうとやはりB.B.WAVESが歌ってるのが好きですねえ。
今回は、バックコーラスとして関西BBソングチームが入っていたんですが、これがなかなか「圧倒的な力」で良かったです。
3列目の席で聴く、これだけ大人数のパワフルなゴスペルっていうのは聴き応えあります。

7.United
ラスト。全出演者によるUnitedです。
いつもながら、感動的です。
問題は、いまのところこれを超える「ラストにふさわしいオリジナル曲」が無い、ということでしょうか。
でも、やっぱりUnitedなんですよねえー。
これがないと。


あっという間の2時間でした。
前回よりも、時間が早く感じられましたね。
開場を待つ時間が長いのが、どうにもしようがないですが。
2回目ということで、入場整理など、開催手際に関してはかなり改善されました。
実は、もっとお客さんの数が減るかと思っていましたが、全然減ってないです。
入場を待っている間も、前回の殺気だった雰囲気とは随分と違ってなごやかでしたね。
天気がよかったのも幸いでしたが。
子供たちが遊び回っていたり、老夫人が(おそらく孫娘が出るんでしょうね)ホール前で記念写真を撮ったりしてました。
周りで待っている家族に、楽屋から電話をかけてくる生徒もいてるようでしたし。
「今リハ終わったよ〜。緊張してきた〜あ」ってね。

公演終了後、ホール前でMBSの取材を受けている生徒の子がいました。
どうも、報道番組の密着取材っぽかったです。
放映時期は判りませんが、要注意ですねー。


さて、次はまた4ヶ月ほど先になる訳ですが、今からでも楽しみですね。(^_^)
次回はもう、21世紀。
新しい時代の幕開けにふさわしい、有望な星がここから輝いてくれることでしょう。


これからの4ヶ月間をまた有効に過ごして欲しいと思います。




【 戻る 】