中国編

中国大陸は海賊盤の温床といっても過言ではありません。
著作権保護という意識が極端に低く、コピー商品が氾濫していることは皆さんご存知の通り。

どのように売られているか
音楽CDの場合、普通のCDショップにごく普通に売られています。"海賊盤"が普通に流通しているのが大陸の一番厄介なところです。海賊盤しか売っていない店でもちゃんと店舗営業していますし、中には正規盤と海賊盤が同じ店内に置かれている場合も多々あります。
特にVCDの海賊盤比率は高く、正規版を探すことの方が困難だというのが私の実感です。

地方都市へ行けばよりいっそう正規盤を買い求めることが困難です。海賊盤しか売っていないということもざらにあります。そのため中国大陸でCDを買うときは「流通しているもののほとんどが海賊盤である」ということを前提に考え、その中から探し出すという気持ちでなければ正規盤を買うのは難しいと思います。
映画VCD
大陸の無法地帯ぶりは何度も聞いたことがありますが、大陸で映画を上映するには政府の許可が必要です。そのため検閲を通ることができず上映できない映画というのもたくさんあります。そのため未公開映画の分野では海賊盤はかなりの幅を利かせています。
露店で売られているものはほとんどが海賊盤ですので、気をつけてください。

海外や香港などですでにソフト化されたものを国内での封切り前に売り出したり、上映中の映画でも映画館からフィルムを盗んできてコピーするのもよくあることだそうです。

びっくりするのは洋画の超話題作のパッケージを使っておきながら、中の映画はまったく別のB級ムービーだったりする、という話も留学経験のある方から聞きました。
その背景
まず先に述べたように「著作権保護意識が極端に低い」という理由が挙げられると思います。また私有財産を持つことを「愛国心のない身勝手な行為」と見なす共産主義文化に助けられているという説もあります。個人的には社会の急激な変化によっていっそう激しくなった「儲けるためには手段を選ばない」という拝金主義も背景にあるのではないかと思います。

そういった精神的背景とは別に、物価水準とCDの値段という問題もあります。
CDのメイン価格帯は大体60〜70元(900〜1,050円/1元=約15円)前後なのですが、饅頭1個が1元で買え70元あれば3人で食事ができるということを考えれば感覚的に7,000円程度のお買い物です。このような物価水準では"高級品"であることは間違いありません。
この値段は著作権料の支払いのために設定された価格でありますが、実際この値段でCDを買う人はごくわずかです。特定の歌手のファンか権利意識をきちんと持った人たちで、多くの人たちが10〜20元の盗版を買うことにまったくといっていいほど抵抗がないというのが現状です。

最近では盗版に対抗して廉価版CDも売り出されていて、20元程度でも正規版CDを買うことが出来ますが、この現状が逆に盗版と正規版の見分けを困難にしている、という本末転倒な事態も起こりつつあります。

なお著作権を侵害している商品を日本国内に持ち込むことは違法行為であり、税関で発見された場合は没収されます。

参考サイト
HotWired Japan 2001/10/17


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