台湾編

海賊盤被害が深刻でそれに対してアーティストが盛んに抗議活動を展開しているのは台湾です。
80年代までは戒厳令がひかれていた台湾で、2002年4月に行われたような大規模なデモ行進を行い、歌手自身が矢面に立って抗議活動をしなければいけないほど深刻な状況だということなのです。

どのように売られているのか?
台湾・香港の歌手の海賊盤についてはそのほとんどが夜市や路上の露店で売られています。盛り場や学校の近くなど人通りが多いところが多いようです。特にお金のない学生をターゲットにした露店は大学・高校の前に店を出しています。私はちゃんとした店構えのCDショップで台湾・香港歌手の海賊盤を見たことはありません。(もし見たことがある方はお知らせください。)

欧米や日本の歌手の海賊盤についてはちゃんとした店構えのCDショップで正規版CDと共に売られていることもかなりあるので要注意です。台湾では著作権の許諾を得たものでも日本よりも安い値段で売られていますが、あまりにも安いものに関しては注意してください。見たことがないジャケットや、選曲だからといって飛びつくと海賊盤だった!というのはよく聞く話です。きちんと再生できればまだましですが、そうでない場合もあります。

日本の歌手のシングルコレクションや、ありえない組み合わせのコンピレーションアルバムなど値段が安いからといって飛びつくのは危険です。私や友人の経験から言って、洋楽邦楽問わずジャケット写真とは全く別人の誰だかわからない歌手が歌ってるカヴァーヴァージョン(!)CDの場合もあります。それこそまさに「安物買いの銭失い」です。
また日本のドラマVCDなどもほとんどが著作権の許諾を得ていません。日本で放送されたものに独自の字幕をつけ売り出しています。(こういったものが日本国内のオークションで出回っています)
これら国際的な著作権違反についてはいままで台湾がベルヌ条約と万国著作権条約という著作権保護の条約に加盟していないため"違法行為"と特定することができなかったのですが、2002年1月正式にWTOに加盟したことにより知的財産権の保護が義務づけられました。

その背景
現地の歌手の海賊盤CDが猛威を振るう原因に、レコード会社の戦略に消費者がついていけない、という理由もあるともいます。日本の場合は初回特典、などといって最初のプレスは豪華だったりしますが、中華圏のばあい改版といってジャケットを2回、3回と変えたり2版目にオマケとしてVCDをつけたりするのです。これでは発売してすぐに買った熱狂的なファンはまた買うことになるのではないでしょうか?レコード会社としては少しでも売り上げを伸ばすためかもしれませんが、これはファンからお金をむしりとる行為です。熱狂的なファンは早く聞きたい、でも1ヶ月もすれば同じ値段でVCD付が売られるのが分かっていたら誰が最初に高いお金を出して正規版を買うでしょうか?「とりあえず盗版で聞いておく」という人が増え、レコード会社に対しての信頼感が薄れれば購買意欲は低くなります。

なお著作権を侵害している商品を日本国内に持ち込むことは違法行為であり、税関で発見された場合は没収されます。

参考サイト
sina.com 2002/04/04  (簡体字中文GB)
中国情報局 2002/04/05


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