2003.2.28:チョット考えてみた。

今の世の中って「不況」じゃん。
誰がどう見たって「不況」。
右見ても左見ても、上見ても下見ても「不況」。
じゃあ斜めは?ってそんな話しじゃないんだけど(笑)

じゃあさ、なんで不況になったのかな?
10年くらい前は「バブル」とか言って、すげ〜景気よさげだったじゃん。
で、何故景気が下がってしまったのか?
どこか境界線みたいなものってないのかな?
金がなくなってしまった・・・訳じゃない。
物が売れなくなってしまった・・・急にそうなるかい?
まあ、徐々に不況の波が・・・ってやつなのかもしれない。だとすると見えないな・・・

でも、そのバブルの時代と今とでは、はっきり違う点てあるよね。
特に田舎っつーか身の回りで。
俺の商売で言えば、一番違っている点って、やっぱり魚が獲れなくなった。
それは何故か?
乱獲?
それもあるだろう。
水質汚染?
それもあるだろう。
海洋の虚弱化?
そんな言葉があるかどうかわからんけど、あるとしたら当てはまるだろう。
じゃあどうしようか?
これが一番重要なんじゃないだろうか?

魚が少なくなった原因を究明するのもいいけど、それが分かったからってどうなる?
原因が分かったからって魚が増えるか?
増やす努力をするのか?
しかも漁師が。・・・する訳ねぇよ。
増やす努力してたら、最初からこんな状態になってないって。
あいつら獲るだけ獲って、少なくなったら潰れるか、違う場所行くかじゃん。
そいで、違う場所行ってまた乱獲。
何しようが無理だよ。
またそれを買いつける業者もあるから、漁師だって獲るんだろうけど、矛盾してんだよ。
獲り過ぎたら獲り過ぎたで、安いってぼやくし、獲れなかったら獲れないってぼやくし。
まじ、こっちがぼやきたいっての。

どっかの団体が、海が枯渇して行く原因が「山」にある。
土に力がなくなってっつーか、有機物が無くなってバクテリアとかが少なくなって、川に流れ出る湧き水や雨水に含まれるミネラル分が少なくなっているから、海の栄養分も少なくなって来て、磯焼けとかが起こってくる。
そうゆう説を立ててから何年になる?
確かにすぐに結果は出てこないさ、でもその間だって漁師がなんかやったのか?って話しさ。
結局他の団体が何やったって、元々それを生業にしてる奴が興味なかったらオシマイさ。
そんな事考える漁師なんて身の回りにいるか?いやしねぇよ。
今日の午前中、偶然管内のある町がTVに出て、漁師が植樹してる様が映ってて、漁師が「海を助ける為に山を・・・」とかなんとか言ってたけど、遅いっつーの!
それにお前ら、シーズンになったら、海が凪ぎてる限り、毎日休み無しで漁に出続けるじゃねぇーかよ。
それって今までと何が違うの?
アタマ悪すぎだから。
そうやって、ドンドン首絞めてろよ。
何の打開策も無いまま、一艘ずつ廃業していけよ。
そうなったら、漁業が基幹産業だなんて誰も言わなくなって、漁業が廃れていくから。

だったらどうするか?だよ。

それでも地元に拘る?・・・潰れるよ・・・

そこで、もう一つの問題点なんだけど。
これは流通経路っつーの?
バブル時代よりも明らかに流通経路って違って来てるよね。
自主流通っつーの?米を始めとしてさ、色んなモノが市場を通さないで流れてるよね。
これって昔は「闇」って言ってたんだよな。
そいでもって、犯罪だったはずだよ。
漁師関係では今でも完全な犯罪です。

考えてみると、この自主流通って、バブル時代と不況の狭間に横行してきたシステムじゃないだろうか?
土地が高騰して、モノの価値が吊り上げれらて、「高けりゃいい」的思想が蔓延していた時代。
価値観が麻痺してたその時代だって、貧しい人はいたはず。
結果その貧しい側の味方をした自主流通が、価格破壊を引き起こす引き金となったんじゃないだろうか?
これって物凄く短絡的な見解だけど・・・

だからといってバブルが良いとは思わない。
でも今の時代も良いとは思わない。
どっちの時代も共通してるのは、間違った価値観っつーか、モノの正当な評価がされてないって事。
どっかで歪んでるんだよ。
歪んで良いのはギターの音だけだ!

人に寄れば「バブル」→「バブル崩壊」→「不況」これは誰かが操作してる事だって言う人もいる。
確かに・・・言われてみれば・・・
でもこれは政治家の話し。
民間人からすれば考え過ぎじゃないの?ってなる。
でもそれぞれ考える事は違うんだから、間違ってるとは言わない。
そうゆう見方もアリって事で(笑)

話しを戻す(地元に拘ると潰れる、まで)けど、そこで考えなきゃないのは今自分が暮らしてるこの町の事。
海があって、山があって、川が流れてて、温泉があって・・・
どこでもあるだろうって!
温泉熱利用してアワビの養殖してます。だから「あわびの里」です。
でもやっぱりアワビは稀少なものだから、高いです。

あ、あほかーい!

なんの為に養殖するのかが分かってない。根本的に間違ってる。
付加価値を付ける為に養殖してるんじゃないよ。
天然だと、それこそ稀少で値段も高いから、手に入り易くする為に養殖技術って生まれたんだよ。
なのになんで高いんだ?
お客さんになんて説明すんだよ?
しかも「あわびの里」って発信してから何年?
足掛け10年くらいになるだろ?
それで未だに変化無しって事は、これからもこのまま行くって事で良いね?

だったら捨てるか。
我が地元にある中で、数少ないバブルの落し子のこの陸上養殖施設。
時代に逆行してるよな・・・

ここでチョイ脱線して、暴露します。
何年か前、観光協会からの提案として、町の飲食店に水槽を置いて、その中でアワビを畜養してお客さんに新鮮なアワビを提供できるようにしましょうというのがあったんだと思うけど、あれ、実は観光協会でなく俺の案です。
地元の皆さんごめんなさい。

ある時期に地元の将来を考えて、地元にある特産品の活用法やPR戦略等を話し合う機関がありました。
俺そのメンバーに入ってて、その時に出した案が、地元の飲食店並びに個人商店等に水槽を置き、畜養施設&ディスプレイとしてお客さんに提供できたらいいね。っつーものでした。
でも俺の案って、町の保養施設には水族館並みの水槽を置いて、アワビだけじゃなく近海の魚も放流?してチョットしたテーマパーク的なものも目指そう!みたいな。
まあ、その時は実現性のないものだったけど。

その時は実現にはまだまだクリアしなきゃない問題点があるって事で、保留?でもないけど、面白い意見止まりだったんだよね。
提案した俺だって、その中のアワビの仕入れ先のチェック機構や、仕入れる時は団体取り引きか個人取り引きかとか、これから詰めなきゃない事だらけだったから、尚更実現には時間がかかると思ってた。
それがどうだ。
その話し合いからほんの数ヶ月で、水槽設置案が急浮上。
しかも違う団体(観光協会)から。
もうビックリだで。
そいでさ、思いっきり実現しちゃったじゃんか。
更にびっくりだよ。

その案って昔から出てたのか?
いや、各方面から水槽の案って初めて聞いたという意見が。
だったらパクリ?
俺、パクラれた?

でもこれ本当らしいんだ。
ただ設置しただけなら、パクリかどうかなんてわかんないよね。
それを判断する方法は、成り行きを見て、アフターがちゃんとしてるかどうかを見定める。
それがさぁ、全然駄目だったんだなあ。
だってアワビなんてどっから仕入れてるか分かったもんじゃない。
っつーか分からないでしょ(笑)海にだって緑のアワビいるしね(笑)

なんかそんだけで「もういいや」って感じ。
だって水槽の案出した時のメンバーに、観光協会の人いるし、チェック機構やアフターの話しなんてその時しなかったし。
第一、観光協会独自の案だとしても、アフターの話しの一つもしないで出すようじゃ終わってるでしょ。
今じゃもう・・・って感じだし。

そいで今はどう?って話しなんだけど、もうアワビは辞めようや。
それよりも、新商品を開発するか、昔からあるものを掘り起こして、そっち方面を盛り上げていった方が良くないか?
かといって、決して地元産品を使わないと駄目とか、そんな小さい事なんか気にしないでさ。
そーゆーのに拘っちゃうと、どうしても幅が狭くなっちゃうし、何よりも今までと全然変わらない。
もう自由な発想でさ、食べ物じゃなくても、工芸品とかカルチャー系?
何でもアリにしようよ。

まあ、認知されるまでにはかなりの時間がかかるけど、やっぱある程度の積み重ねってのは必要だし。
でも、一番自由なのは、やる人の意志であって、やるからには踊らされたくはないね。

誰か金の卵持ってないかい?(笑)