---死ぬまで一緒に暮らしたい人を見つけたって確信しているよ ---(カート・コバーンからコートニー・ラヴへ) ---コートニーとの結婚で自分が望めるだけの幸せは探し出せた ---これ以上のものは求めないよ ---俺はあんまり体格の良い人間じゃない  ---銃やナイフを持った侵入者を素手で阻止できはしないだろう  ---でも俺は自分の家族が目の前で刺し殺されたりレイプされるのを ---ただじっと見てるつもりは無いんだ  ---もしそんなことをする奴が居たら ---そいつの頭をぶち抜くのを躊躇はしないだろうね  ---家族を守るためだからね ---R.E.M.が書いたような良い曲を、2,3曲で良いから俺も書けたらなぁ…。 ---あのバンドがどうやってああいうふうにやっているのか俺にはわかんないよ… ---もう彼等は最強さ。まるで成人のように成功に対処して、 ---しかもグレイトな音楽を作りつづけているんだから  ---このバンドもそうなって欲しいと凄く思う  ---今の俺達は型にはまりきっちゃってるからね…。 ---(カート・コバーンの遺書) ---この手紙は容易に理解してもらえるものと思う。 ---俺が、独立と君たちの受け入れにからむ、まあ言ってみるなら、 ---倫理みたいなもんについての手ほどきを最初に受けて以来、 ---ここ何年もパンク・ロック入門コースで学んできた警告は、 ---結果的にはすべて真実だったってことになる。 ---俺はもうあまりにも長いこと、音楽を聴くことにも、 ---音楽を作ることにも、そして音楽を書くことにも、 ---熱意を感じることができなくなっている。 ---たとえばステージ裏にいるとき、客席のライトが消えて、 ---観客の熱っぽい歓声がしても、 ---そういったものがフレディ・マーキュリーに与えたみたいな影響を、 ---この俺に与えることはないんだ。 ---フレディ・マーキュリーは聴衆からの崇拝を愛し、 ---楽しんでいたように見えた。 ---それは俺が心から尊敬し、うらやましく思う点だった。 ---なんていうか、俺は君たちを、 ---君たちの誰一人だってごまかすことができないんだ。 ---そんなことは君たちにとっても、俺にとってもフェアじゃない。 ---俺が考え得る最大の罪は、偽り、 ---まるで100%楽しんでるかのようなふりをして、 ---他人をはぐらかすことだ。 ---時々、俺はステージに立つ前に、 ---まるでタイムカードを押しているような気分にかられる ---俺は持ってる力のすべてを尽くして、感謝しようとしたし、 ---実際、感謝している。本当なんだ。信じて欲しい。 ---俺は感謝してるけど、それだけじゃ駄目なんだ。 ---この俺が、そして俺たちが、多くの人に影響を与え、 ---楽しませることができたという事実に、俺は感謝してる。 ---俺は一人ぼっちになったときにしか物事に感謝できないような ---ナルシストの一人に違いない。 ---あまりにも敏感すぎるんだ。 ---子供の頃に持ってた熱意を取り戻すためには、 ---多少鈍感にならなきゃいけないんだよ。 ---俺たちは最後の三回のツアーでは、俺たちの個人的知り合い全員や、 ---俺たちの音楽のファンに対して、より多くの感謝を抱くことができた。 ---でもそれでは失望感や罪の意識や、 ---皆に対する感情移入から抜け出すことはできなかったんだ。 ---俺たちの中にはみんなそれぞれいいところがあるし、 ---俺は単に人間ってものを愛しすぎてるんじゃないかと思う、 ---悲しい気持ちになっちまうほど、 ---愛しすぎてるんじゃないかと思うんだ。 ---悲しすぎて、ちょっと敏感で、恩知らずで、 ---まったく魚座ってやつは。 ---俺には女神がいる。夢と共感を勝ち取った妻、 ---そして俺に、昔の俺ってもんを気づかせてくれる、 ---愛情と喜びに満ち溢れた娘が。 ---そしてそれが、どうにもならないくらい俺をおびえさせるんだ。 ---俺はフランシスが、俺がなっちまったみたいな、 ---不幸で自暴自棄などうしようもないロック歌手になるなんてことは、 ---絶対に耐えられない。 ---俺はいい暮らしをしている、本当にいい暮らしを。ありがたいと思う。 ---だけど七歳のとき以来、俺は人間というもの全般に対して、 ---憎しみを抱くようになってしまったんだ。 ---みんなにとって人とうまくやって共感し合うのが ---あまりにも容易なことに見えたってだけで。 ---ここ何年かの君たちからの手紙や気遣いに対して、 ---俺の焼け付くようにむかむかする腹の底から、ありがとうと言いたい。 ---俺はあまりにも移り気で気分屋だから、 ---もう情熱を感じることができないんだ。 ---だから覚えていて欲しい、 ---少しづつ消えて行くよりも、燃え尽きたほうがいい。 ---平和への願いと、愛と、共感を込めて。 ---カート・コバーン ---フランシスとコートニーへ、俺はお前たちの祭壇にいる ---歩き続けてくれコートニー ---フランシスのために。 ---俺がいないほうがはるかに幸せであろう彼女の人生のために。 ---愛してる、愛してる
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