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2002.12.30(月)
TRICERATOPS "FROM DUSK TILL DAWN" TOUR FINAL
at SHIBUYA AX


開場時間の17時にAXに着くと、
会場の外はもう今か今かと待ち構えるファンで溢れかえっていた。
10/20から始まって全国各地で29本、今日がその締めくくりとなる30本目。
ツアーファイナル。そして2002年最後のトライセラライブ。
AXはトライセラ(和田氏?)が前からやりたいと公言していたライブハウス。
そんなこともあって、いつも以上に気分が盛り上がる。
会場に入ってライブが始まるまで私はとにかくずっと喋ってた(笑)
開演時間18時をすぎて、SEが大きくなりと同時に客電が落ち3人が登場。
周りが一気に前に詰める。
流されて思ってもみなかった林側好位置をキープ。
いよいよ始まる。一曲目は「Change Your Life」。
憎いギターリフにキュンとくる。
これがトライセラだ!と言わんばかりのキャッチーなメロに思わずニコニコ。
とにかく楽しそうにドラムを叩くヨシフミと、
笑顔なんだけどなんだか照れくさそうにベースを弾く林が印象的。
次は何度観ても「おい、もうやっちゃうのかよ?」と、
三村ツッコミを入れたくなる(笑)「Raspberry」。
みんながこの曲を好きなのはこの割れんばかりの歓声からも伝わってくる。
林がピョンピョン跳ねるとつられて飛んじゃうのは生理的現象(問題なし)
すでにテンションを上げられて会場には笑顔が炸裂。

そこに和田唱の「HELLO!! OKみんな元気?」とのMC、
お前は外人か?っつうの(笑)
けど、「ARE YOU READY??」と言われたら、
迷わず「YEAH!!」と言ってしまうのも生理的現象(問題なし)
そこではじまる「Couple Days」。
弾けるイントロでココロから踊らされる。
この曲の地味だけど着実に指で鳴らすベースラインが好き。
しみじみ林のベースが好きだなぁと思う一曲。
そして、ヨシフミのドラムソロがはじまり、
すげ〜と感心してる間もなく怒濤の「Going To The Moon」。
今回のツアーのセットリストは巧みすぎる気がする。
新旧楽曲を交互に持ってきて、
しかも一番盛り上がる曲を挟んでいくっていう。
「トライセラさんちょっとそれはやりすぎっすよ」と突っ込みたい。
だって、浸る時間や息を抜く暇がないんだもん(笑)
そして「New Lover」哀愁ただようギターと、
たたみかけるようにけだるげに歌う和田唱。
一変、一気に感情をぶつける後半のWOWWOWと、
その後のリズム隊のダンダン(わかる?)が力強くてかなり響いた。
今回のライブでかなり好きだったポイント。
次が、マイナー系の音から、一気に突き抜ける「Believe The Light」。
ベースのリフも映える。深い。
この曲がこんなにカッコいいと思えたのは、
正直ライブで3人バージョンを聞いてからで、
このアレンジはどの曲よりも一番骨太で男前な気がする。
LISAのとこを歌う和田ちゃんはかなり繊細なのに、
どうしてそう感じるんだろ?不思議。
元気をもらえる一曲。思わず一緒に合唱。
そして、最後はとにかく聞かせる。
このセッションが骨太度を上げてるんだ!と実感。
3人のグルーブがとにかく凄い。
この時ばかりは3人が物凄いロックスターに見える。
ステージから気迫とオーラが出てます。
これを観たら誰でも感動するでしょう。
だってこの音で3人なんだから、観なきゃわかんないが。

長いアウトロの後のMCタイム、ステージに椅子が運ばれてきて、
思わず目があった友だちに「ここからがすごいよ」と言っちゃった。
しばし落ち着くのかと思いきや、和田ちゃんはアコギをつま弾く。
お〜と歓声が上がる。
一瞬がとても大事に思える。
彼の動作を一秒たりとも逃しちゃいけない。
そこで始まる「Wating For You」-和田弾き語り-
こっちまで照れくさくなっちゃうくらい愛が溢れてる演奏と歌声。
サビは林がコーラスでハモる。これも心地よい。
それにしても歌が上手い、聞かせる。
今まで一人の弾き語りで自分の曲を歌ったことってあったっけ?
甘い声と甘い歌詞と優しいギターの音色。
和田唱ってすごいなとしみじみ思う。
演奏し終わってしばし動かないフロントマン。
自分の演奏に浸りきっているはずだけど、まだ満足いかない雰囲気。
それをみて客席からは盛大な拍手が送られる。
ようやく満足げな様子でニコッと笑う。
この人は最高にエンターテイメントでつくづくスターだなと思う。

ステージが明るくなり3人の演奏で「2020」が始まる。
ものすごくよい姿勢でベースを弾く林がちょっと面白かった(ゴメンなさい)
今年一年はあっという間だったけど、この2020を初めて聞いたのって、
もっと凄く昔のことのような気がする。
そんな懐かしい気持ちにもなってしみじみ楽曲のよさにも感動する一曲。
時代は変わっても自分にだけは壊されないものがあればいいんだって。

いよいよMCタイム。
待ってましたとばかりに喋り倒す和田唱。
面白過ぎです、ゴメンなさい私、笑いまくってしまいました。
だって可愛いんだもん。
27のお兄さんに向かってそれはないと思うんですが、
ほかには表現出来ないくらいただ可愛い(笑)
「渋谷ではなんて叫べばいいのか悩む」みたいな話をして、林失笑。
「トウキョウ〜」じゃ外タレみたいじゃんって、
たぶん観てる全員突っ込んだと思うけど、
「もうすでに外タレ化してますよ、あなた」とファンを代表して書いておく。
そして、いきなりメンバー紹介。
「『渋谷〜』とかでいいじゃん」って林君、そのつっこみは...(笑)
ヨシフミは笑点みたいな変な口調で、
「涙腺が弱くなってきたので泣かないようにがんばります」って。
明らかに2人は和田唱より喋ってる量が極めて少ないんですけど、
また喋り出す和田。もう止まりません。
-中略(爆)-
そんなこんなで運ばれてきていたキーボードの前に移動。
そう、今回のツアー最大の変化である鍵盤導入。
ビートルズの後期の曲をやりたかった事をひとしきり話して、
ようやく「Lady Madonna」がはじまる。
弾ける鍵盤。ポールを彷佛とさせるしぐさに表情。
しみじみビートルズ好きなんだなぁと感じさせる瞬間。
最近、とある事情で(笑)とくに鍵盤やポールに弱くなってる私なので、
この選曲と鍵盤っぷりには感動したなぁ。川崎・横浜でもやってて、
とにかく嬉しくて、毎回一緒に歌ってしまった。
途中ポールを真似て茶目っ気たっぷりに歌う感じが、たまらなかった。

ピアノセットのまま、「Finally」がはじまる。
このメロはクサイかもしれないけど、ココロに染みわたるというか、
今ツアー、一番の泣きのポイント、泣きのバラード。

しかし、ほんとの感動はここからなんです。
和田唱がギターに持ち替え、照明は後ろから照らす赤いライト。
手前側はブルーのライト。
この時が来たかと思ってるのは私だけではないようで、
始めの一音で歓声が上がる、握る手にも力が入る。
そして、この時ばかりは目をしっかり見開いてステージを観たい。
「SMOKE」何度聞いてもこの曲の深さと厚みにかなう曲はないと思う。
とにかく好き。
この深くて静かでせつなくてけだるい感じ。
トライセラの他の曲にはない要素が沢山詰まってる、唯一の曲だと思う。
色褪せない世界観。たまらなく好き。
これが3人で鳴らしてるだけの音なのか?って思うと涙が出る。
動けない。棒立ちになって聞き入ってしまう。
この曲がなかったらこんなにトライセラの事好きにはなってなかったはず。
今日もまたやっぱりめちゃくちゃガツンと来て、
頭がキュっと締め付けられる感じがして鳥肌が立った、泣けた。

しばらくポーッとしてたいくらいなんだけど、
続けてはじまるのが「スカルの柄」なのね。
この曲もすごく好きだからノリたいんだけど、まだ抜けない。
2度目のサビくらいになってようやく音が入ってくる感じ。
まさにトライセラロックンロールな一曲。
王道って感じ。ギターが気持ちいいんだな、これがまた。
その流れのまま一気に「Party」につながる。
また初めのRaspberryの時みたいな気分になってテンションが上がる会場。
ここからが突っ走って「彼女のシニヨン」「ロケットに乗って」と続く。
「あらわれった〜」の合唱も、ロケットの間奏での手拍子も、
ちょっとお決まり感があるけども、やっぱり楽しい。
もう終わっちゃうよ〜と思いながら突っ走る。
そしてラスト、ヨシフミがヘッドホンをつけて、「Fly Away」。
世界が開けた気がしました。
これが「夜明けの世界=DAWN WORLD」なのかと。
最後にして、ベタに素直に気付きました(笑)
意図してやられたりなわけです、ちきしょー(笑)
※今、気付いた人は若干遅いかと思われます(失礼)
ステージ中央に集まって3人が手をつないで、挨拶。
ばんざーい(なんて表現すればイイの?)
何度観ても素晴しい光景です。
もう、感謝と褒めたたえる事しか出来ない。
トライセラがトライセラでいてくれる事が私たちの幸せなのよと。

3人がはけた瞬間からアンコールがはじまり。
再びメンバーが戻ってくる。
曲は「Diamond Girl」と「Fever」。
もうとにかく踊れ踊れ踊れ〜!!ってメッセージだと受け取り、
踊りました、はい。ディスコでファンキーナイトです(謎)
やっぱロックで踊るってのは最高に気持ち良いね。
名残惜しいがまた去っていってしまう3人。

しかし、まだまだ続くアンコールに再度メンバーが登場。
何度登場しても3人なのがすごい(当たり前なんだけど)
やっぱり3人で出来てるんだあの音は!?みたいにイチイチ思っちゃうんだな。
ここで、今まで私がみてきたトライセラのライブでは、
たぶん初めてだと思うスタッフ紹介。
この素晴しいステージは主に自分達も含めた6人の力(スタッフは3人)で、
出来てるんだって和田ちゃんの言葉にびっくり。
PA、照明、楽器担当の3人。
それだけでここまでのショーが完成してるっていう事実に感動。
ココロから盛大な拍手を贈りました。
スタッフの皆さんほんとにありがとう。
そして、そういう事を言えるように(言うように)なったメンバーにも感動。
でも、一番大事な人に感謝するのを忘れてませんか?
吉野さん。私としては吉野さんにも盛大な拍手を贈ったつもりです。
で、「GROOVE WALK」は最高潮の盛り上がりを見せ、
アンコールでも林曲、ヨシフミ曲なしで再びはける。

あ〜、もうやってくれないんだなと楽しいんだけど切なくなりつつ。
最後の望みをかけて、アンコールを続ける。
なり止まないアンコールにもう一回メンバー登場。
まん中で林にコソコソ相談して曲相談。
これをみるとほんとに急遽決まったことなんだなぁと思う。得した気分。
最高だ〜これで!と思ったが、はじまったのは「Lip Cream」。
嬉しいんだけど、あっ、聴けないんだなと思った。
ならば思いっきり最後を楽しもうと指弾きベースのリズムを楽しんで、
一緒に歌って、トライセラワールドを満喫。
これで終わりかなと思ったら始まった「Silly Scandals」。
ピックを投げきってた林は和田ちゃんのトコロから拝借。
キリッとしまったベースを聞かせてくれました。
林が煽るもんだから、とにかくピョンピョン跳ねて、
最後にまたいい汗かかせていただきました。ありがとう。

以上。
その後どうしてもまだ聞きたい曲が残ってて、
しばらくアンコールは続いたんですけど、さすがにこれ以上はなく。
しょうがないけど、やっぱり寂しい気持ちになりました。
なんで歌わなかったんですか?林さん、吉田さん?と、
疑問だけ吹っかけておこう。最後なのに。
でも、それを除けば最高で、どの会場でもやってなかったら、
腑に落ちたんですけどね...
そこがなんとも納得いかないファン心理なわけで。
うむ、でもやっぱりトライセラのライブは大好きで、
メンバーも大好きで、とにかく演奏がすごくて大満足でした。
今年の〆がトライセラでよかった。
これからもトライセラがトライセラである限り、
ついていこうと思った今日この頃です。

※それにしても、このレポ長過ぎやしませんか(苦笑)?
-SETLIST-
1. Change Your Life
2. Raspberry
3. Couple Days
4. Going To The Moon
5. New Lover
6. Believe The Light
7. Waiting For You
8. 2020
9. Lady Madonna
10.Finally
11.Smoke
12.スカルの柄
13.Party
14.彼女のシニヨン
15.ロケットに乗って
16.Fly Away

EN1.Diamond Girl/Fever
EN2.Groove Walk
EN3.Lip Cream/Silly Scandals

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