Movie leaflet of Japan
戦場のメリークリスマス
leabul2e.gif (131 バイト) MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE leabul2e.gif (131 バイト)

leabul1e.gif (224 バイト) 監督 大 島  渚

 leabul2e.gif (131 バイト) 提供/松竹富士株式会社 発行/松竹株式会社事業部 定価400円

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leabul1e.gif (224 バイト)工ピソード集
■原作について

 原作者サー・ローレンス・ヴァン・デル,ポストは、一九ニ六年、十九歳のとき、日本−南アフリカ航路のカナダ丸船長、森勝衛氏と知り合い、日本に滞在。その後、世界で孤立しつつあった日本の擁護論をロンドンを中心としたジャーナリズムで展開した。皮肉にも第二次大戦中、ジャワで彼は日本軍の俘膚となり、日本語が多少できるということで連絡将校をやったりしていた。この経験が、この映画の原作「影の獄にて」に色濃く出ていることはいうまでもない。
 ハラとロレンスの関係を描いた「影なき牢格子」ヨノイとセリアズの「種子と蒔く者」など三部作構成になっている原作を大島監督は一つにまとめ、原作の味をこわさず映画化した。
 一九五二年「影なき牢格子」が発表されたとき、英国では主人公ハラの性格の解釈をめぐって大きな議論がまき起り、日本人を良く描きすぎているといって、批判の方が多かったという。
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映画化の決意について
 大島監督は一九七八年「愛の亡霊」でカンヌ映画祭最優秀監督賞を受賞したが、その後すぐ、この原作を読んで映画化を思いたったという。「愛のコリーダ」「愛の亡霊」と二本つづけてフランス資本で撮った大島監督は今度は日本の資本を探しはじめたが、当初予算で約十憶円かかった大作、簡単には見つからなかった。その間シナリオは何回も書きかえられ、さらに英訳、と地味な作業が続けられた。

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テビッド・ボウイが二年待つてくれた
 資金探しと併行して、主役のひとりセリアズを誰にするかが問題だった。ロバート・レッドフォードという案もあり、大島監督も当人に会ったが、これは役柄的にもムリで、次に思いついたのがデビッド・ボウイだった。美男で神秘的で気品がある・…そんな原作にあるイメージに最も近い!大島監督は一九八○年の暮れ、ニューヨークであの「エレファントマン」をブロードウエイで上演中のボウイに会った。大ヒットのこの戯曲によって歌手としてでなく、演技者として超一流になった彼は、「シナリオを読んで興奮した。すぐやりたい」と大島監督の手を握った。そしてスケジユールが決まっていないにもかかわらず、「いつでも映画のスケジュールに合わせて体を空けます」と最大限の好意ぶり。結局クランク・インは一九八二年の八月。ボウイは二年近く待っていてくれたことになる。

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leabul1e.gif (224 バイト) 映画のチラシ

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leabul1e.gif (224 バイト)いったい何が起こるのか?
 デビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也、ジョニー大倉、三上寛のすごいメンバーを集めて大島渚はいったい何をやったのか?
 「戦場のメリークリスマス」はこの男たちが、それぞれに思いきり自己主張した映画なのだ。それはすさまじい緊迫感と不思講な男の色気を漂よわせた、パワフルな映像となっている。
 いったい何が起こるのか?観る者は映画の最初から画面にくぎづけになる。男たちの美しさに感動する。そんな映画がこの「戦場のメリークリスマス」。

 テビッド・ボウイがグレートと叫んだ。
 ロケ地ラロトンガ島に広大なロケセツトが組まれた。これはセットというよりは新らしい捕虜収容所を建てたといった方が正しいようなものだが、この現場を一目見たデビット・ボウイ。グレート!と叫んで美術の戸田重昌の手を握った。それからニケ月、このスーパスターは役づくりに懸命。「僕の今迄の映画の中で一番自信がある」と語っている。

 たけしの評判がやたらといい?
 オールラッシユを見た直後、「こりやダメだ」とたけし。でも周囲の評判はうなぎ上り。「みんなお世辞をいいやがって」とたけし、外人のための英語版試写があった日、試写前に取材を受けるたけしをうさんくさそうにながめる外人たちが、終ったあと、目を赤くしながら、たけしに握手を求めに群がった。それでもまだテレにテレて画面を直視できないたけし。いつになったら「いい!」というのだろうか。

 200持聞もスタジオにこもっ坂本龍一。
 坂本龍一はもちろん主演者の一人だが、一方、この映画の音楽監督でもある。このテーマを一度開くと、その不思講な魅力に引きつけられずにはおかない。当代随一の作・編曲家であり、プロデューサーでもある坂本龍一の初の映画音楽は、ただ単に彼の天才が生み出したものではない。彼は200時間もスタジオにこもり、普通の日本映画の10倍以上という音楽予算とエネルギーを使った産物なのだ。

’83年カンヌ映画祭の話題が中心。 カンヌ映画祭の正式出品が決定
制作費16億円はどこに。
 戦争映画ではない。スペタクルでもない。全て本物のために使われた。

 このちらしのコピーライターさんも、「戦メリ」の世界にのめりこみ、気合を込めて映画の解説をしていると思います。
 「男ならわかる」と、当時評判になった映画。女性は一人も登場しない映画です。

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