Morrissey
―スミス・ノスタルジアから脱出した、ボーカリスト。

スミス解散後、実際のところ私は、モリッシーには同情的だった。
私にスミスを聴かせたヤツは「コイツはスミスを辞めてつまらなくなった」と言った。
私も、ソロになってから最初に買ったCDが「KILL UNCLE」であったのも手伝って なんとなくガッカリしたのだった。

そんな私を、モリッシーというカワイイオヤジに惚れ込ませてしまったのは
BSで放送された「Suedehead」を唄うこのオヤジを観てしまったから。

CDで聴く「Suedehead」よりも、凄かった。
少し照れくさそうにマイクコードをグルグルと振り回しながら、ヤケに丁寧に唄ってる。
この3分少々の間、私は口を開けたまま呆気にとられた。

モリッシーって、身長だって180もあるし、顔はデカイし、ビール腹で。
ひげ剃りあとがザラザラしてそうだし、髪もヤバヤバ。でもでも、カワイイのだ。
こういう可愛さって、絶対に殿方には理解できないはずです。
「なんでコイツがカワイイんだ?」だと思いますが。

そして、朝を待ってライブビデオを買いに行ったのだった。