The Smiths
The Smiths―このどうしよもなく、単調なリズムと甲高い一本調子のヘナヘナ声なバンド。

メンバーは、ギターに夢中の少年のようなチャーミングな男と、メガネをかけてクネクネ踊り お世辞にも格好良くもない男。そして、能面のようにニコリともしない男2人・・・ 私は不覚にも、こんなバンドに魅せられてしまったのだった。

最初の出会いは、友人にCDのダビングを頼まれたから。 ダビングしながら聴いていると「うわわぁ〜なんて気持ち悪い・・・」という音楽だった。 さらに、「Stop Me〜」に代表されるように、同じ言葉のくり返しが多いので ( ♪I still love you oh,I still love you〜みたく)CDプレーヤーが音飛びしてるのでは ないかと思い、ダビングの間は監視が必要だったため、歌詞カードと、にらめっこ。 そんなとこしてるうちに、ホレてしまったのだった。

スミスの歌詞は、初期の頃は「惨めで可哀想な男」の話が多いのだけど、 時が経つにつれ「ロマンティック」「皮肉」「社会批判」と変化してくる。 そんな経緯が、モリッシーという男の変化の過程として表れていて、ある意味で面白い。