モリッシー来襲!
MORRISSEY日本に無事到着!!の報が流れたのが8月14日。
そしてSUMMER SONIC2002は8月17日大阪/8月18日千葉で開催されました。

千葉でのセットリスト

I Want The One I Can't Have
Suedehead
Hairdresser On Fire
The First Of The Gang To Die
Jack The Ripper
Late Night, Maudlin Street
I Like You
Mexico
Sister I'm A Poet
Alsatian Cousin
Little Man, What Now?
Everyday Is Like Sunday
The World Is Full Of Crashing Bores
Meat Is Murder
Speedway
November Spawned A Monster
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There Is A Light That Never Goes Out


モリッシーレポ

その日私は、朝から体調がすぐれなかった。
もうすぐ生のモリッシーが聴けるっていうのに、憂鬱だった。
私の足を会場へと向けたのは、チケットだった。
12500円無駄にはできない。

幕張メッセには5時頃到着。
リストバンドを交換しようとウロウロする。

紅白のグラジオラスを持ったカップルがいた。
あーモリッシーのライブが本当に始まるんだ・・・
近くのイスに腰掛けて、ぼんやりと時間を消費する。
前から、モリッシープリントのTシャツを着た男性が、緊張しながら歩いてくる。
この人もモリッシーだけを観に来たんだろうな・・・

会場に入ると、まだスージーのライブが続いている。
死体置き場?と、思わせるように多くの人がゴロゴロと寝そべっている。
胸には「スミス」。
その間を避けながら、自分の場所を探す。ちょうど真ん中をキープ。
スージーが終わってから、皆と合流。そろそろ始まる・・・

教会の鐘の音が鳴り響く。モリッシー登場!
一曲目はI Want The One I Can't Haveだ。あー泣きそうだ・・・
でも、私は持ち直した。モリッシーの動きに目を奪われてしまったからだ。
オ、オヤジ・・・うん、調子出てきたぞ。
マイクをグルグル振り回す以外にも「あっち行けシッシ」ってポーズが妙に合う。
さらに、Suedeheadの間奏の時は「オーバーアクションの五木ひろし」と化す。
Jack The Rippeの時は、スタンドマイクを握りしめたまま首を仰け反り
「デッサンモデル」に変身する。それがまた絵になる。
ライトに照らされた彼は(お腹は別として)なぜか肉体美だ。
やっぱモリッシーだよー!モリッシーはモリッシーだぁぁぁぁ!
新曲もやっぱりモリッシーだった。前にも聴いたような、違和感のない曲だった。
そしてMeat Is Murderの前に「スシ!ぶぅぅぅぅ――っ!」
モリッシーあんたはエライ!日本で、日本国民の御馳走にケチ付けるとは。
あんたのそういう所が大好きだ。そして私はこの後「寿司を喰え」と宣言しよう。
そしてアンコール。There Is A Light〜だ。
客がざわめく。唄い上げるモリッシー・・・
これで終わっちゃうんだ・・・そう思うと寂しくなってきた。
サヨナラ マタネ・・・そのまま舞台の奥に消えていった。
教会の鐘の音が鳴り響く・・・

私は帰りの電車を独り降りる。
発車する電車の音に紛れながら、呟くように唄う。
♪take me out tonigh・・・ なんだか泣きたい気分だった。
過ぎ行く電車の中にカップルが見えた。Tシャツの胸にSMITHSの文字・・・

私はモリッシーから逃れられない(のか?)