君の靴と未来('01) envy
GUCCHAN
 なんと表現したらいいのだろうか、envyの世界観を。凄まじいテンションのVOCALを筆頭としたケイオスなサウンドと共存する、静謐な揺らぎ。
 全編日本語で、抽象的で独特な詞の世界。全くBGMにならない。詞をよく噛み締めエモーショナルなサウンドに身をまかせ、そしてリスナーは沈む。
 あまりプロモーションらしいことはしていないが、DISK UNIONなど行くと結構売れている様子がわかる。そう、あのBRAHMANのフロントマンTOSHI-LOWも大推薦らしい。そういえば両者、LIVEでのVOCALスタイルが似ている。自分の世界に入りこみ、激情にかられている。
 痛み、切なさ、やるせなさ、あらゆる感傷的な言葉がこのバンドの世界に存在する。俺が説明するには限界がある。フルアルバムが\1500で手に入るので、もし沈みたいと希望する者であれば、手にとってもらいたい。
 因みに今作は前作『FROM HERE TO ETERNITY』に比べたらいくらか明るい兆しが見えてきた作品である。といいつつも、そこいらのエモコアなんかに比べたら、何倍も陰鬱であるが。
 
 関連サイト http://www.interq.or.jp/japan/hgfact/(試聴あり)