ヴォーカリスト概論

ここではヴォーカリストについて、声質について等、
ヴォーカリストは知っておかなければいけないことの書いてある
総合ヴォーカル概論のコーナーです。



<まずは自分の声質を知ろう>

人にはそれぞれ声質というものがあります。
太くてパワーのある声、線が細くて透き通った声、
誰も聞いたことのない様な魅力的な声、しゃがれていて低い声等・・・
まずは自分の声質を知ることからはじめましょう。

☆太い声、細い声

世の中には「太い声の人」と「細い声の人」がいます(あとその中間の人)
「太い」というのは、声が低いという訳じゃありません。

太い声で低い声の人は代表的なのが桑田圭祐、尾崎紀代彦、鈴木雅之、
美空ひばり等があげられるでしょう。みんないい声してますね。

細い声で高い声の人というと・・・今はたくさんいますね(笑)
XのTOSHI、河村隆一、ラルクアンシエルのhyde、trfのYuuki、globeのKeiko
がいますね。特にYuukiとKeikoはファンじゃないと一見区別がつかない
ぐらい似ていますよね。

細い声で低い声の人は、これは比較的アイドル歌手等に多いタイプです。
いわゆる下手だからです(笑)しかし細くて低い声で上手い人もたまには
いていいと思うのは俺だけか?

これから歌手になって人気を得たいのなら、まず「高い声」が必要だと
思われます。そしてその上で個性的な何かがあると時代に重宝がられる
かもしれません。しかし今あんまりいない声の人にもチャンスはあります。
音楽は人それぞれ感じ方が違うものです、あなたの声をどこかで
欲しがっている人もいるかもしれません。


☆似ている声質の歌手をさがす

似ている声質の歌手を捜しましょう。自分は声は高くてだれでも歌える
はずなのにこの人は苦手だ・・・ってこと感じたことないですか?
たとえば、ルナシーとかは歌えるのだが、サザンの高いキーは出づらい
ってこと無いですか?(笑)声質にあった人を探し出して下さい
そして、見つけたら完コピーでたくさん歌いましょう(1年でも2年でも
気が済むまで同じ曲を)この練習を続けますと、飛躍的に
実力がアップします。私は同じ曲をもう500回は練習しています。

<かすれた声>

洋楽ハードロックヴォーカリストに多くいる「しゃがれていてかっこいい声」
「かすれた声」いますねたくさん。特にアメリカンロック系に多いです。
BON JOVIとかJOURNEYとかが代表的ですね。
この声はどうやって出してるのか?・・いやいや、長年歌ってたらこういう声に
なってしまったのです。だから彼らは普通に歌ってるに過ぎません。
だからいくら憧れても、真似してはいけません。なぜなら真似でやるとかっこよく
ないからです(笑)どうしても作りたいのだったら、毎日気が狂ったように最大音量で
歌を歌いましょう。しゃがれた声になります(笑)でもこれはリスクがでかいです。
もし変な声になったり、声が出なくなったりしたらとりかえしがつかないことになります。
あと「ポリープ」になります。無理はいけません、自分の声をよく知った上で歌は
歌いましょう。



<ハイトーン>

やはり、誰だって伸びやかなハイトーンにはあこがれます。しかしハイトーンは才能を
多く必要とします。はっきり言って歌う声のもともと低い人は諦めて低音域、中音域で
勝負してください。低音域だって立派な才能ですよ。高音を出す訓練法と言ったら高い歌を
たくさん歌うことです。やはり高い歌を歌ってると少しずつ高い声は出るようになってきます。
伸び方は人によって様々ですが、人によっては鍵盤3個分くらい高くなる人もいるようです。
しかし、これはいわゆる自己流のやり方ですよね。自己流には大変多くのリスクを伴う羽目に
なります。喉に無駄な力を入れるようになったり、ポリープを作ったり、声がガラガラ声に
なったり・・・大変多くのリスクを背負うことになります。本気でハイトーンを習いたいのなら
やはりちゃんとした先生の下でちゃんとした訓練を受ける必要があります。


<裏声、ファルセットヴォイス>

裏声はファルセットヴォイスともいいます。
これは日本人ではほとんどいない声です。日本人は裏声が
ほんとに弱い体をしているようです。

しかし世界のハイトーンヴォーカリストはこの声が主流となっています。
マライヤキャリー、ホイットニーヒューストン辺りが有名です。
男性ではヘヴィメタルハードロックヴォーカリストにたくさんいます。
有名どころではレッドツェッペリンのロバートプラント、
ホワイトスネイクのデヴィットカヴァーデール、モトリークルーの
ヴィンスニール、ハロウィンのマイケルキスク等があげられるでしょう。

日本人では宇多田ヒカル、Misia等が上げられます。

しかし、これらはみんな裏声だけを使っておりません。
裏声はほんと特殊な声で、最初から最後まで裏声を使って歌いますと
とても気持ち悪く(笑)聞き苦しいです。そして自由が利かないという
特性を持っています。ほんとに裏声だけ使っているのは最近のブラック系と
クラシックとかでしょう。
ではどうやって裏声で歌っているのかといいますと、地声と裏声を
あわせた声を使っているのです。これで歌える人は限られてきます。
裏声は生まれ持ったものをとても要求されます。普通の人はあまり使うと
声が出なくなる(一時的にですが)ものだそうです。
でも裏声は無理が比較的少ない歌い方らしいです。私なんかは酒飲むと
地声はガラガラになって歌どころじゃなくなるんですが、裏声だけは
何故か?バリバリハイトーン出ます(笑)
今日本人では本当に少ないジャンルですので、もしこれを出来る人が
いましたら、これはチャンスですよー♪



<大きい声>

ヴォーカリストを目指す人は声がでかくなきゃいけません。
これは殆ど必須といえるでしょう。(殆どとしたのは今のシーンで声も
ろくに出せないヴォーカリストが増えすぎてるため)
これは肺活量とも大きく関係します、しかしそれが全てじゃありません。
声が響けば音量的に大きくなくても聞こえるものです。そして通りやすい
声質の人もいるものです。大きく声を出すコツは「基本的歌い方」に
少し書いております。やっぱりでかい声は腹から出せないとだめですね。
ヴォーカリストは、カラオケ行ってもマイク無しでも全然平気で歌える
ものです。(私たまに遊びでやるんですが、マイクのスイッチoffに
して歌っても誰も気がつかないのは笑えます)

よく「俺は腹から声を出してる」という人がいますけど、本当の意味で
腹式で声を出すには特殊なトレーニングが必要です。それは今一般的に
知られている方法ではまず難しいと思われます。(いわゆる腹の上に本を
載せたりする方法)たしかに効果はあることはありますが、この方法では
本当の意味での効果は少ないです。



☆ヴォーカリストは個性だ!

だいたいコピーはみんな好きなアーティストの物まねから入るものです。
とくに「カラオケ」で上手いって言われる人はこの傾向が多いです。
カラオケでは別にそれでもいいですが、カラオケとバンドヴォーカルは
全然違います。まずカラオケに入ってるガイドメロディがないし、歌詞も
覚えなきゃいけません、早い出番だと早起きして声を出して、曲によって
アクションつけて、お客をのせて・・・とえらい違いです。
アクションで本人と近づけるのもいいですが、あなたはあなたです!
いくらかっこよいから真似したって、私たち同業者が見たら「物まねうまいね」
それで終わってしまいます。やっぱり個性出さないとダメです。ほんと
ヴォーカルは「個性」が必要です!あなただって、歴史的名曲を自分の好きな
ヴォーカリストが歌ったらさぞかしかっこいいだろう・・て思った事あるでしょ?
例えばカーペンターズの「SUPER STAR」をセリーヌディオンが歌ってるの
聴いてみたいでしょ?
プロは真似をせずに、自分のカラーも入れて歌うことが出来ます。
個性の強烈な人は何歌わせても、その人の持ち歌に聞こえてくるぐらいですよ。

☆ヴォーカリストは人よりたくさんの水を飲むべし!

ヴォーカリストは絶えず喉が潤ってなければいけません。それには絶えず水分補給を
することが重要です。普通の人は一日にコップ6〜7杯ぐらいの水を摂取すると
言われてます。ヴォーカリストは9〜10杯は飲まなければいけません。ガラガラに
なったら、あなたの声の艶は殆ど無くなると考えてもおかしくはありません。
冬の乾燥した季節は特に気を付けましょう。ある歌い手は部屋に加湿器2台置いて
寝ているらしいです。



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aisha@par.odn.ne.jp


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