BEST

 ここでは、僕の選んだ年間の洋楽ベスト10アルバムを紹介しています。

邦楽、ライブアルバム、ベストアルバムからは選出してません。

2003年ベスト    2002年ベスト    2001年ベスト     2000年ベスト


2004年ベストアルバム

1. THE ORDINARY BOYS / OVER THE COUNTER CULTURE

久しく忘れてた音楽への情熱を甦らせてくれた愛すべきデビューアルバム!若さゆえの衝動、無邪気さ、純粋さを小細工なしの直球ギターサウンドでガムシャラにかき鳴らす姿が太陽のようにまぶしい。屈託無く自分の大好きな音楽を吸い込んで、新しい息吹を吹き込む天性のポップセンス。曲を置き去りにせんばかりの勢いで突っ走りまくるバンドサウンド。そして天馬のように翔け昇るメロディ。全てが最高です。


2. MANIC STREET PREACHERS / LIFEBLOOD

聴くほどに凄みが増してくる作品だ。生と死の儚さを真っ直ぐに見つめ、紡がれる哀しく美しいメロディ。そして曲に命を吹き込むように歌い上げるジェームズのボーカル最近流行のポストパンクのような表面上をなぞっただけのパンクはもう要らない。吠えるだけがロックではない、噛み付くだけがパンクではない。彼らにしか作りえない、血が滾り胸が熱くなるアルバム。


3. JIMMY EAT WORLD / FUTURES

エモというジャンルの枠を軽々と飛び越えた、名作「ブリード・アメリカン」に比べると、畳み掛けるような疾走感は抑え目ながら、完成度では間違いなく最高傑作。1曲1曲が研ぎ澄まされたようなアレンジ、骨太なサウンドと泣きのメロディの絡みは絶品。らはエモに背を向けて、普遍のアメリカンロックとしての道を歩みだした。


4. THE VINES / WINNING DAYS

衝撃度はデビューアルバムに比べると薄まったかもしれないが、メロディのクオリティは前作より上。特にメロウな曲の流れるような旋律は息を飲むほど美しいです。その結果、「静と動」に「美と壊」の表現力が加わったさらに変態なバンドに深化。初期衝動だけでは無い、という確かな実力を感じさせる作品。


5. COURTNEY LOVE / AMERICA'S SWEETHEART

「Hey!!」の掛け声と共にパワフルなリフが炸裂するオープニング「Mono」から脳天吹っ飛ばされる。ソロとなりより一層際立った強烈な個性と、そこいらの男どもをなぎ倒すほど猛烈なボーカルが最高。とにかく聴いてて気持ち良いことこの上ない。スキャンダラスな話題に事欠かないコートニーだが、彼女が優れたソングライターであることはこのアルバムを聴けば一目瞭然。


6. PRODIGY / ALWAYS OUTNUMBERED, NEVER OUTGUNNED

おいおい何年待たせんだよぉ〜!変わってねえ〜、変わってねえ〜。ってうるせえなあ。結局、7年間だれも彼らを超えることはできなかったじゃねえか。確かに進化はしてないかも知れないが、パンクの暴力性とダンスミュージックの快楽性を凝縮してぶち込んだ怪作には違いない。しかもマキシムもキースもいないのにこのカッコよさ。まあ、次見とけってんだ。


7. THE OPEN / THE SILENT HOURS

ガレージバンドの影に隠れてこんなに素晴らしい新人がデビューしてたなんて!レディオヘッド級のエモーショナルなメロディとダヴズを彷彿とさせるグルーヴィなリズム感。こんな大袈裟な例えをしても言いすぎだとは全然思わない、身震いする程素晴らしいです。恐るべし才能、UKギターロック好きは今聴かないと絶対に後悔します。


8. ASH / MELTDOWN

ゴリゴリ押しまくる重厚へビィサウンドには驚いたけど、ティムの甘いボーカルも鉄壁のソングライティングは相変わらずで頼もしさすら感じるほど。さらにシャーロットのコーラスでキラキラ度も倍増。流行とか関係無く、自分の好きな音を好きなようにかき鳴らす無邪気なアッシュが好きです。


9. CLINIC / WINCHESTER CATHEDRAL  

恐らく彼らの作品の中では一番ポップで聴きやすいです。ひたすらストンプビートを刻み続けるドラムと、オルガン・ピアニカの音色は相変わらず幻想的な世界観を醸し出しており、唯一無二。中毒性という言葉がこれほどしっくりくるバンドもいないと思う。


10.THE HIVES / TYRANNOSAURUS HIVES

「ホンモノのバカだこいつら!」とげらげら笑いたくなる快作。初っ端からアクセルベタ踏み状態で飛び出したと思ったら、サイドブレーキ外すの忘れて最後まで暴走。ロックンロールの初期衝動?パンクの破壊衝動?違うよ!真面目に聴いてるのが馬鹿らしくなってくる究極のエンターテイメント作品。


次点

GREEN DAY / AMERICAN IDIOT

GRAHAM COXON / HAPPINESS IN MAGAZINE

HAVEN / ALL FOR A REASON

FRANZ FERDINAND / FRANZ FERDINAND

R.E.M / AROUND THE SUN

THE CHARLATANS / UP AT THE LAKE

U2 / HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB


2004年は飛びぬけて素晴らしい作品は無かった印象がありましたが、その中でもオーディナリーボーイズは鮮烈でした。文句無しに今年一番聴きました。マニックスももちろん素晴らしかったです。新人の中では全くノーマークでしたが、THE OPENが群抜きで良かったです。ただのレディオヘッド以降のバンドでは無く、強烈に今を感じさせるバンドだと思います。

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