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2001年8月27日。 「DISC Cala」をゲットし、その細かい気配りに満足するも値段の高さに今ひとつ腑に落ちないものを感じていたその時、当「CD収納問題 掲示板」にひとつの書き込みが。 「FDRよりもローコストで省スペースで取り扱いも便利なスリーブです。サンプルをお送りします。」 ある種強気とも取れるこの発言に私は大いに興味を持ちました。 書き込みの主はsenior1000さん(当時isletさん)。そしてスリーブは個人的に作ったものだとのこと。 早速私はサンプルを請求し、その使用感を確かめました。 以下はそのレポートです。 |
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![]() [fig.01]
これが郵送されてきたサンプルの内容物。 左から封筒(角形7号)、画像やテキストなどのデータを納めたCD-ROM、「盤事解決!」本体×10、市販の不織布中袋×10、「能書き」と称された開発経緯などを記したペーパー。 |
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さて本題に入る前により内容を深く理解していただくためにsenior1000さんによる「能書き」の内容をご覧頂くことにしましょう。 senior1000さんのCD収納問題への思いがこめられた、とても“熱い”文章です。 どうぞこちらをクリックしてください。 ★ ★ ★
これで「盤事解決!」の概要はご理解いただけたと思います。 それでは次に私の使用レポートをご覧下さい。 |
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![]() [fig.02]
まずこれが「定形外角形7号」封筒です。引かれたラインのところでカットするだけでCDスリーブに早変わり!不織布中袋とあわせて単価11円也。
![]() [fig.03]
左が「盤事解決!」の正体です(右は不織布中袋)。材料は厚さ0.08ミリ(!)のポリエチレン。構造は上の辺があいた“ただの袋”です。
![]() [fig.04]
どのくらい薄いかというと、これが本体10枚を重ねた状態(中袋は入っていない)。これは今までのどのスリーブよりも薄い。
![]() [fig.05]
早速セットしようとまずは裏カードから収納したら・・・あれれ?裏カードが少しS字型に反ってしまいました(手で変形させてるわけじゃありませんよ、念のため)。これがsenior1000さんのいってた寸法の狂いか。
![]() [fig.06]
とりあえずセットしてみました。なるほど特注寸法だけあってまさにピッタリ!寸分の隙もありません。手触りはサラッとしています。
![]() [fig.07]
このCDは国内盤のため和訳のブックレットやキャップなど盛り沢山なせいもあってか、上から見るとふくれてしまっているのがちょっと窮屈そう。
![]() [fig.08]
裏面です。こうして見ると不織布の高さが気になる?
![]() [fig.09]
透明度チェック。特に写真のような黒を多用したジャケはその影響が顕著ですな。
![]() [fig.10]
10枚重ねてみました(表裏で都合20枚)。やはり中央はほぼ真っ白。が、実際はジャケットと我々の眼との間にはポリエチレン1枚しか存在しないんですよね。
![]() [fig.11]
写真で分かるでしょうか。ポリの滑らかさが災いして中味が少し遊びやすくなっています。
![]() [fig.12]
恒例サイズ比較。高さ方向は3者とも互角です。
![]() [fig.13]
幅方向比較(90゜回転)。ここではポリエチレンの薄さの優位性が発揮されて、最も幅が小さくなっています。
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| と、以上「盤事解決!」本体のレポートでした。 |
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| 引き続き、senior1000さんが「能書き」の中で提唱されている、スリーブに移した後の収納についてsenior1000さんから送っていただいた画像を使ってレポートします。 |
![]() [fig.14]
東急ハンズで入手したというアクリルケース。W150×D150×H100で\1080也。
![]() [fig.15]
アクリルケースに「盤事解決!」に移したCDを収納したところ。普通のケースと違うのはCDが縦ではなくてきちんと横に収納できるので、ジャケットが本来の向きでディスプレイできる点。
![]() [fig.16]
エレコム社製マルチメディアケース ハーフサイズ。W156×D156×H86で\280也。
![]() [fig.17]
マルチメディアケースにCDを入れたところ。やはり樹脂製ということで補強桟とエンボス加工が美観を損ねてますねー。
![]() [fig.18]
上の2種類のケースに入れて並べてみた風景。書棚式ラックをご利用の方はこの方法でかなり部屋の印象が変わるのではないでしょうか。
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| 「収納ケース編」は以上です。 |
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・・・ということで「盤事解決!」と収納ケースのレポートでした。 ここで僭越ながら私個人の感想を述べさせていただきます。 ■「盤事解決!」本体について ●まず価格
今までレポートしたスリーブの価格を比較してみましょう。
これは正にsenior1000さんも言っている、構造のシンプルさがもたらすメリットに他なりません。 このことがコストを抑え、かつ薄さも薄く、入れ替え作業をも簡単にしている点はすばらしい。 ●気になること 反対に私が気になったのはポリエチレンという滑らかな材料を使うことによって、中味が滑って出てきてしまいやすい点です。 これはフタがないことも関係してますが、ホコリ対策や外に持ち出す時は別途配慮が必要になるでしょう。 また材料が薄すぎるために耐衝撃性というのも少し気になります。 もちろん「盤事解決!」の開発コンセプトは「シンプルさ」ですし、私が気にしているようなことにいちいち構っていると、結局DISC Calaのような値段になってしまうのでしょう。 やっぱり私のようにたかだか数百枚のCDの処理に困っている人間と、senior1000さんたちのように所有枚数が数千枚単位の方々とでは考え方がちょっと違うんですかねー。 数千枚ともなるとスリーブの単価がかなり大きく響いてきますし、入れ替え作業の手間もバカになりませんしね。 もちろんCDを外に持ち出すことが多いか否か、というのも個人差ですし、入れ替え後の収納の仕方によってもホコリ対策の考え方は変わってきますね。 ■移し替えた後の収納方法について ●「正規置き」
senior1000さんの提唱する収納方法の特筆すべき点は、CDを横、つまり正規の向きに収納する点です。 これはCDの検索を、背文字に頼らずにジャケットに頼るということを意味します。 「自分が買い集めたCDですから、たいていは表面の絵柄でディスクの内容が思い浮かびますよね。 もちろん入れ物が透明ですから、どうしてもオレは背文字が見たいんだ、という強い意志をお持ちの方の要求にもお応えできます。」 とは開発者本人の弁。 お店のアナログ盤売場は正にこの方法で陳列されており、客はジャケットを頼りに目的の盤を探しています。 CDについても大型店など売場に余裕のある店はほとんどこの「正規置き」で陳列しています。 つまり背文字に頼らないということは何も珍しいことではないのですが、なぜかこの収納方法を採用している家庭用CD収納は見かけません。 ●気になる点 ひとつはこのアクリルケースはこれ自体が積層できない点です。 積層するには [fig.18] にあるように別途書棚式収納などが必要になります。つまり、 スリーブ<アクリルケース<書棚式収納 の3重構造になっているわけで、これから新しく収納を買おうという人にとってはアクリルケースの他にさらに書棚式収納の出費が必要になるわけです。 既に書棚式収納をもっている人はいいんでしょうけど・・・。 もうひとつ気になるのは「盤事解決!」はフタがない上に口が上を向いて収納されていることです。 このことにより問題となりそうなのは「ホコリ対策」と「検索性」です。 まあホコリについてはアクリルケースを収納する書棚式収納などに扉があればほとんど防げるとは思います。 ただ検索は、スリーブの上辺に指をかけてめくるのがやりやすいと思うんですが、口が上を向いているとCD一枚当たり2枚のポリをめくらなくてはならず、そう上手く2枚ずつめくれるのだろうか、という点が疑問です。 この点についてご本人のコメントは 「わたしは袋の横の部分(上から3センチくらいのところ)を、主に中指と人指しでめくるようにしております。 アクリルケースの高さが80ミリですから、充分可能なわけですね。」 とのことです。ふむ、あまり問題じゃないのかな。 ■大事なこと ・・・とまあ、私も色々とケチ(というつもりもないんですが)をつけましたが、今回は色々と考えさせられました。
何よりひとつの具体的な回答を実際にモノを作って示したという点が最も評価されるべきだと思います。 私のように市販品をただ批評するだけではなかなか進歩はありませんよね(分かってはいるんだけどね・・・)。 ★ ★ ★
次回レポートは今のところ未定です。 では、またの機会に。 |