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OBITUARY, OBLIVEON, THE OBSESSED, OBSESSION, OCTOBER 31, O.L.D., ONSLAUGHT, OPETH, OPPRESSOR, OPPROBRIUM, ORDER FROM CHAOS, THE ORGANIZATION, OUTCASTS, OVERDOSE, OVER KILL, OVERTHROW

OBITUARY / Slowly We Rot(1989)

ご存じ,Death Metalで最も人気の高いバンドの一つ,OBITUARYのデビューアルバム.デビュー前はXECUTIONERと名乗っていたが,同名バンドがいたことを理由にバンド名を変更してのデビューとなった.とにかく,このバンドの最大の個性はJohn Tardyの強烈なVoであろう.正に完璧なdeath voiceである.粘り気のあるリフの多いOBITUARYの音にこの声は非常に良くあっている.リフの音進行はCELTIC FROSTからの影響が強い.

Cause Of Death (1990)

Gにゲストで(?)James Murphyを迎えての2ndアルバム.引きずるような独特のOBITUARYのリフの上に流麗なJames Murphyのソロが乗り,絶妙の出来となっている.個人的にはOBITUARYの作品の中ではこれが良い・・・かな?まあ,ギターソロの分かな.まあ,「必聴」でしょうかね.曲は1stのほうが良いけど.「Circle Of The Tyrants」はCELTIC FROSTのカヴァー.

なお,この頃OBITUARYはATHEISTとツアーをやっていたが,そのツアーバスが事故に遭い(確か,一緒にのっていたんだよな.),AHEISTのRoger Pattersonが亡くなった.同じくKelly Shaeferもかなり大きな怪我をしていたようである.

The End Complete (1992)

もともとバンドの中心的存在の一人であり,曲作りにも深く関わっていたが,1st以降脱退していたAllen West (Gr)が戻ってきた.2ndのでJames Murphyが奏でていたクラシカルなフレーズとは正反対で粘っこくリフにまとわりつくようなsoloを聴かせてくれる.・・・つまり,1stの音に戻った(?)感じである.まあ,Grソロ以外は2ndも路線は全く一緒であったから性格に言うと「戻った」ではなくいつも通りの音である.OBITUARYにはJames Murphyのようなきらびやかなソロは必要なしと思う人には一番良い作品かもしれない.私自身,このアルバムは結構好きである.・・・がこれ以降はあまり興味がない.

World Demise (1994)

んで興味がなくなってしまった4thアルバム.うーん,なんか路線が・・・まるで,SEPLUTURAが死んでいったときのような雰囲気が漂う.このアルバムは全く馴染めなかった.

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OBLIVEON / From This Day Forward (1990)

Official Homepage

カナダのThrash Metalバンドのデビューアルバム.Stephane Picard (Vo & Ba), Martin Gagne (Gr) Pierre Remillard (Gr), Alain Demers (Dr)の4人編成.路線としてはストレートなアバンギャルド系?のThrash Metalである.高音を多用したBaはちょろっと後期DISHARMONIC ORCHESTRA的な雰囲気があったりする.Voは(も)HEXENHAUS(1stのころ)に通じるものがあるが,こちらの方が上かな?特別な派手さはないがかなり面白いし好感の持てるバンドである.ちなみにこのアルバムは200円で購入.十分すぎるほど元の取れる内容であった.

Carnivore Mothermouth(1999)

バンドのMartinの好意によって送ってもらった,自主制作を含めると通算6作目にあたる4thフルレンスアルバム.Bruno Bernier (Vo),Martin Gagne (Gr), Pierre Remillard (Gr & Synths), Stephane Picard (Ba&Vo)Alain Demers(Dr)とVoが加わっている以外のメンバーは当時のままだ.しかしだ.はっきり言おう.私が知っているOBLIVEONの姿は影も形もない.だが,はまる作品である.肝心の音の方は私があまりのめり込めないハズのモダン系のThrashとインダス色も含む.それなのに個人的には十分納得してしまったのはやはり彼らが当時のThrashを知っているからだろうか.大変洗練された無駄のない曲作りは長いバンド活動における余裕とも取れる.同郷のVOI VODにも通じるような異次元空間がそこには広がる.う〜ん,良いよこれ.これは新たなジャンルとして識別されるべきものかもしれない.なお,サンプルの聴きたい方・ジャケットが見たい方はこちら.彼らのオフィシャルページも是非チェックしよう.

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THE OBSESSED / Sunar Bomb (1991)

アメリカのDoom Metalバンド.正直言ってDoom Metalってあんまり好きじゃない.いや,もっと正確に言うならばDoom MetalでなめらかなVoってのが好みではない.CATHEDRALの1stと比べちゃ可哀想だが,これでVoがDirtyだったら,よりいっそう深みが出るのに・・・とつい思ってしまう.まあ,私にはどうでもいい音だな.

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OBSESSION / Methods Of Madness (1987)

アメリカのPower Metalバンド.はっきり覚えていないが3枚ぐらいアルバムを出していたと思う.個人的にはPower Metalってどうでもいいジャンルであり,このアルバムもたいして思い入れなどはない.ただし,ジャーマン系のPower Metalよりはずっとましである.このアルバムはそれなりに有名だと思うが,Power Metalとしてはかなりグレードが高いほうだと思う.なお,VoのMike Vesceraはこのアルバム発表後まもなく日本のLOUDNESSに加入した.

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OCTOBER 31 / The Fire Awaits You (1997)

1stフルレンスアルバム.あのDECEASEDのKing Fowleyが80年代スタイルのHeavy Metalをやりたいとのことで結成された.サウンド的にはオーソドックスなHeavy Metalを基調としたThrash寄りのPower / Speed Metalバンドである.ここでもKingはDrums & Vocalを担当している.しかも,ミドルトーンで歌っている.声質はWARGASMのBob Mayo風で,なかなか様になっている.流石メタルマニアなKingだけあって,ツボを押さえた完成度の高いものに仕上がっている.必要以上に速かったりする余計なおかずが入っていないドラミングは80年代のバンドそのものといった感じ.ギターの音質もアンプの性能まかせに歪ませたような最近のサウンドとは全く違い,良い意味で時代錯誤の懐かしい音である.まあ,Kingの狙い通りになっているのではないだろうか.

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O.L.D. / OLD LADY DRIVERS (1988?)

一風変わった(?)hardcoreを聴かせる.かなりお遊びが入っているが,演奏力はかなり高い.Voは在りし日のMille(=KREATORなんてわざわざ書かなくても良いよね)のような声である.ただし,あんなに格好良くはないが.かなり速い.

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ONSLAUGHT / Power From Hell(1985)

イギリスが産んだ非常にコアなThrash Metalバンド.裏ジャケに堂々と「DEATH METAL」と書かれているのでジャンルはDeath Metalと言いたいのだが,この当時は直線的なThrashに対してこういった呼び方をしていただけで,現在のDeath Metalとは違う.しかし,Voは低音で唸るような歌い方であり当時のThrash Metalの中では異色ではあった.派手さはないが,それなりに聴けるアルバムである.ずっと後になって元Grim RipperのデブをVoに迎えてそれなりに売れたようであるが,,あんなゴミ聴くくらいならこちらを勧める.個人的には好きな音ではないが,これは歴史的にはずせないだろう.

なお,2ndアルバムでは新たなVoとしてSy Keelerを迎え,このアルバムでVoをとっていたPaul MahoneyはBaに転向,BaのJason StallardがGに転向といった変則的なメンバーチェンジを行ったことはあまりにも有名な話.

The Force(1986)

で,Sy KeelerをVoに迎えた2ndアルバム.はっきりいってパワーがずいぶんなくなった.全作はとにかく押しまくっていたのに,本作はダメ.まあ,これ以降はパワーメタルになってしまうからここまでは我慢して聴いてあげていたが.

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OPETH / Morningrise (1997)

スウェーデンのメロディックデスメタルの2nd.基本的にメロデス嫌いなので,気にいるということはなさそうだが,このバンドの救いは他のメロデスよりはアコースティックパートがはるかに聴けるということだ(かなり良い部分も存在するし).しかし,私は別にこんなのをDeath Metalに求めているわけではない.この手のメロデス勢の中では比較的個性のある方だとは思うが,もう一工夫ほしいところだしやっぱり激しさが足りないよ.それに違う曲(1曲目と3曲目)でもあまりに似ているリフとか出てくるとちょっと幻滅.果たして,こいつらは無理にDeathにする必然性があるのだろうか?

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OPPRESSOR / Solstice Of Oppression (1994)

イリノイ州のDeath Metalバンド.Tim King (Ba & Vo, Key), Adam Zadel (Gr), Jim Stopper (Gr), Tom Schofield (Dr)の4人編成.Voはかなりモコモコ声のDeath Voiceであるためパッと見(聴き)はかなりブルータルな印象があるが,DISINCARNATE風味のMORBID ANGELといった感じ.もちろん,本家のレベルには到底及ばないが演奏はまあまあしっかりしている.しかし,このGrのAdam ZadelってJames Murphyがよっぽど好きなんだろうな〜,と誰もが感じるであろう・・・と思えるほど真似している(たまにスケール外すけど・・・).やろうとしている路線は決して悪くないだけに今後に期待できるバンドである.

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ORDER FROM CHAOS / Crushed Infamy (1989)

Wild Rags Rec.からリリースされた5曲入りdemo.Wild Ragsです,89年です,demoです.そう,汚くない要素が微塵も無いとの予想を誰もがするだろう.はい,もちろん期待を裏切ることはありません.まぁ,低音のはち切れんばかりの(いや,はち切れてますが)アンバランスな音でリフは大ざっぱにしか聞き取れない素晴らしさ.しかし,それでも十分に存在感があるところが凄い.ジャンルはこれまた何と言うか変な声のDeath Metal?初期のGrindよりも十分にGrindな演奏.とにかく今聴いてもヤバいぐらい重たい.いや,安重たい.汚いんだが,何か引き込まれる極めてやばい魅力があり,こんなのにハマったら,まともな音楽を聴ける訳が無いと強く思えてしまう治安の悪さは流石Wild Ragsが目を付けるだけのことはある.なお,原盤入手はほぼ不可能であろうが,98年に1st「Stillbirth Machine」とカップリングで奇跡のCD化.人気のあるバンドではないから,それなりに拾えるでしょう.が,ホントに汚いのしか聴けなくなってしまっている人のために普通の人は買わずに残しておきましょう.

Stillbirth Machine (1991)

WWR030,Wild Ragsから出てしまった1stフルレンスアルバム.demoよりもGrind色が強くなった感じであるが,それよりも音質・演奏力がやたらと向上している.まぁ,とはいっても30番台Wild Rags作品なんて所詮音質が良いはずもない.それよりも,このバンドの音圧の(安っぽいけど)重厚さはかなり異常な感じであり,このバンド=このジャンルというくらいの個性だけはとんでもない.ものすごくテクニカルにjazz的なセンスで叩けるのに崩壊して聞こえる(実際にたまに崩壊しているが)ドラミングはかなりのものである.いや,普通に叩いている時はとんでもなく格好良い.それにキレも何もなく治安の悪さだけがあるギターとベースが絡む重低音はホントに鬼です.また,独特の妙な声(ANGKOR WATがオクターブ下げた感じ)は他のバンドにいないタイプで個性的である.何となくずるずると聴いてしまうだけで,これといった押しがあるバンドではないのだが,これぞORDER FROM CHAOSの世界である.ある意味見事.WRRマニアは当然チェック.

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OPPROBRIUM (ex.INCUBUS) / Discerning Force (2000)

ルイジアナ州のDeath寄りThrash Metalバンド.ルイジアナといえば,INCUBUS(?).ということで,このバンドはバンド名こそ違うが,INCUBUSの再結成バンドである.活動休止中にラップバンドのINCUBUSが売れてしまったため,バンド改名を余儀なくされた様子.INCUBUS時代にやっていたSpeedとHeavyさに固執した80年代でいう近代的なthrashというか,death metalを踏襲しているホンモノのサウンド.ただし,INCUBUS時代は殆ど聴かれなかったミドルテンポの曲もあったりする.で,大抵こういうスピードダウンはダメになっていることが多いんだが,このバンドは流石に次元が違う.得意の速い部分での殺傷力は健在でありながら,かつミドルテンポでは,EROSIONやWARPATH的な激heavyな仕上がりになっており,かなり完璧である.演奏も細かなリフワークを中心に非常にcoolであるし,vocalの説得力はかなり増している.アホな音源を多く紹介してしまう傾向がある本ページであるが(苦笑),こういう良心的バンドはできるだけ多くの人に聴いて貰いたい.昔の音のままではなく,進化させながらもモダンにはなっていない,real thrashはこう進化すべきといった教科書的サウンドといえるだろう.懐の深いサウンドの中に,若い”Deathrash”と称されるバンドとの格の違いがはっきりと現れている.これはマスト.

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THE ORGANIZATION / The Organization (1993)

DEATH ANGELのVoのMark Osegueda以外のメンバーがDEATH ANGEL解散後に結成したバンドである.Thrash色殆どなくFunkやFolkを取り入れたHard Rockといった音であり,後期DEATH ANGELの音をよりソフトにした感じである.VoはRob CavastanyとAndy Galeonがとっている.これが,DEATH ANGELのところでも書いたがMarkより遙かに巧く歌い上げているので曲の完成度も当然高い.バラードは泣きである.Robのギターは個人的に大好きである.また,Live音源が入っているが,その演奏力の高さは素晴らしい.DEATH ANGELも初期のうちにMarkがやめてたほうが良かったのかも知れない.これは「必聴」.

Savor The Flavor (1995)

これが2ndアルバム(日本盤出ていたとは知らなかった).路線的には前作とほぼ同じであり,THE ORGANIZATIONとしての音として完全に固定された感が伝わる.つまり,本作はそれまでの流れの中では一番実験的要素のない,落ち着いた作品となっている.かといって面白みがないわけではなく,曲の完成度は非常に高く,とても耳障りの良いサウンドである.特に引き気味のRobのVoとちょっと甘ったるいAndyの声のハーモニーはもの悲しさが漂うギターと非常にマッチしている.これもまたRob Cavestanyの叙情的なギターが大変活かされている作品である.攻撃性のあるサウンドからは縁遠いが寧ろ彼らはこの路線がbestであろう.これも要チェック作品.

RobとAndyはSWARMを結成した.VoはDeath Angel以来,久々にかなり巧くなって帰ってきたMarkが担当している.

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OUTCASTS / Outcasts (1988?)

このバンドは全然知らない(こればっか).New Renaissanceと並ぶB級バンドの宝庫Wild Ragsから発売されているイリノイ州のバンド.音はひねりのないHARDCOREである.とりたてていいところはないが,小気味良い演奏はわりかしいけている.Voは個性に乏しい.まあ,好きな人にはいけるのではなかろうか.私はhardcoreに対して耳が良くできていないのでよくわからないが.

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OVERDOSE / Circus Of Death (1992)

85年にSEPULTURAとのSplitsでデビューを果たしたバンドの,4thアルバム.南米Thrash系の中ではやや別格的なお洒落な方向のサウンド.全体にミドルテンポ部分が目立って今ひとつなんだが,スピーディーに攻めるところは,かなり格好良い.そういう曲は,間違いなくThrash Metalである.ヴォーカルがちょいダーティーながらしっかり歌っており,Power Metalっぽさもある.ギターのリフワークは南米らしからぬ繊細さがあって,普通に美しかったりする.基本的な部分の音圧はかなりのものであり,その部分に関しては,流石南米って感じ.まあ,速い曲がこれだけいけるんだから,全曲それでいってくれ〜という感じだが.なお,ドラムスタイルは特に南米っぽさがないのも,このバンドの南米らしからぬところにもなっているような気がする.Cogumelo選手だからといって,B級を求めてはいけない.あくまでも,メジャーなThrashということで.まあ,中古で豊富に転がっています.

Progress Of Decadense (1993)

通算5作目のアルバム.モダン化が著しく,正直言って燃えない作品.Slow downして以降のSEPULTURA系のサウンド(いわゆるTribal系)とHRをミックスしたような方向性である.てか,SEPULTURAが真似しだしたんだと思うが.ただし,Vocalのせいか,SEPULTURAよりはいけてると思うのは私だけでしょうか?最近のモダンミクスチャー系とかよりは遙かにクオリティー高く面白いことやっています.そういう系が好きな人はチェックする必要アリでしょう.アルバムの後ほどThrashっぽい面白みが出てくる.クオリティーは高いが,こういうのはよその世界です.少なくともOld School Thrash Metal好きが聴いて満足できるものではない.ちなみに,南米最強レーベルCogumeloからのリリースです.中古でもそれなりに落ちてますので気になる人は入手は楽かと.

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OVER KILL / Feel The Fire (1985)

NYを代表するThrash Metalバンド,OVER KILLの1stフルレンスアルバム.元々HardcoreバンドLUBRICUNTSが母体となって結成されたバンドであり,メンバーチェンジも多かったようである.Blitzも元々はGrかなんかで入ったときにVoがいなくってVoに変更になった.ちなみに,ANTHRAXのDan Spitzも在籍していた.後の作品ほど曲がつまらなくなるが,このアルバムはなかなか格好良い.Bobby "Blitz" Ellsworth (Vo), D.D. Verni (Ba), Bobby Gustafson (Gr), Rat Skates (Dr)の四人編成.彼らの作品の中では一番ストレートで良い意味で簡素.2ndで見せた冷たさはさほど感じさせず,よりHeavy Metal的なノリである.Hammerhead等の単純なリフの曲の小気味良いリズムはこのバンドの最大の魅力であった(のに・・・)この作品はなかなか熱い一枚(だったのに・・・).これは必聴としておこう.なお,最近の音は全く聴いたこともなければ聴こうとも思わない.

Taking Over (1987)

これが2ndアルバム.私はこの作品までは割といける.BobbyのVoもより強力になった.しかし,後の作品では「くどい」.曲によって当たり・はずれが大きく,ダメな曲はとことんダメ.「Powersurge」とかは凄く格好良いと思うんだけどな〜.D.D.VerniのBassの音ってRat SkatesのDrに凄く合っていたなあ〜.やっぱり,メンバーチェンジしてからは全然ダメだ.

Fuck You ! (1987)

ライヴ音源を含むEP.このEPはなかなか楽しめる.なお,このEPを最期にDrのRat Skatesは脱退.これはアナログ盤で持っておきたい・・・何故って,そりゃあんた・・・.

Under The Influence (1988)

Drに後任の"Sid" Falckを迎えた3rdフルレンスアルバム.まあまあつまらない作品に仕上がっている.聴く気は起きない.目つきが気持ち悪いD.D. VerniのBassが炸裂しているのが唯一の魅力か?

The Years Of Decay (1989)

このアルバムも実につまらなかったので殆ど聴いてなかったが,今聴き返すとやっぱりつまらない.D.D.のBassだけだな.まあ,最初からそんなに特別なバンドじゃなかったけど,ここまでつまらなくなるとは.

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OVERTHROW / Whithin Suffering (1990)

Canadian Thrash Metalの唯一のアルバム.マジメに良質バンドが多いカナダ,このバンドも当然の如く極めて良質のThrash Metalをやっている.このアルバムのレビューを簡潔に書くならば,「超極上の作品であり,バイブルクラスのthrash album!」ということになる.冒頭からエッジの立ったスピーディーなリフ,それから突如スピードダウンまた激走と,期待感大であり,そのポテンシャルがアルバム全体通して全然落ちない.時折クランチ入る手数の多いギターリフがクールに疾走しまくり,ごく普通に非常に格好良い.曲展開も効果的にぐいぐいツボを突いてきている.路線的には同郷ならばSACRIFICEに一番近い雰囲気の部分もあるが,それに後期HEXX的なスリリングさ,BLOOD FEASTのツタツタ感(判る人には何となく伝わると思うけど,判りにくい表現でごめんなさい)にCYCLONEの1stを足した感じ.曲は創り込みすぎず,シンプルすぎず絶妙な辺りを狙っているため,パーツはさほど目立たないが,technical thrash的演奏である.特にツボ押さえまくっているドラミングはBLOODFEASTをカナリ飛躍的に巧くしたかのような方向性のセンスで,個人的にはヤバいくらい好み.特に無理矢理感がありながらもしっかりとタイミングよく煽ってくるスネアロールとか効果的なライドシンバルとかどれをとってもあまりにthrashのツボを知り尽くしているようなドラミングは丁寧かつ攻撃的で圧巻.ということで,再度書くが,超極上の作品であり,バイブルクラスのthrash album!

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