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アルバムタイトル/発表年代 |
曲の内容等(ロック兄さんの感想も入ってる!!) |
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1.Brilliant Trees (ブリリアント・トゥリーズ)/ (1984) |
ファーストソロアルバムにしてはやくも現代的なフィーリング溢れる傑作、この当時は”YUKA FUJII”と付き合っていたのでジャケットのフォトは彼女の手によるもの。まだお化粧がほんのりと残っており、髪もちょっと染めていた模様である。参加メンバーはジャパンから弟のデビッド・ジャンセン(drums)とリチャード・バルビエリ(keys)が参加しているのと、坂本教授もゲスト参加している。その他の参加メンバーは、Mark Isham - Trumpet、Jon Hassell - Trumpet、Kenny Wheeler - Flugelhorn、Wayne Braithwaite - Bass 、Holger Czukay - Guitar, French Horn, Voices, Radio, Dictaphone 、Percy Jones - Fretless Bass 、Steve Nye - Synthesizer, Piano, Producer, Engineer, Mixing、Phil Palmer - Guitar 、 このメンバー構成で従来からのジャパン・ファンはショックを隠せなかっただろう・・。それは、今まであまり聞き慣れないホーンが多く挿入されており、エレクトリック一辺倒だったサウンドがアコースティック色を強めているからだ・・。マーク・アイシャムやジョン・ハッセルといったロックではあまりお目にかかれないミュージシャンが顔をそろえている。奇才、ホルガー・シューカイやスティーブ・ナイの名前も見つけることができる。ブランドXのパーシー・ジョーンズも参加していることはあまり知られていない事実かも知れないが、ミック・カーンもフレットレスベースをプレイしていたので、シルヴィアンとしては選択肢の中に入っていたのだろう。(なんせ英国を代表するバカテクベーシストなのだから・・) 曲の内容は、ジャパン風のスタート曲”Pulling Punches”から始まり、シングル・カットされた”Red Guitar”そして、アルバムタイトルの”Brilliant Trees”とその静かなるシルヴィアンの内なる声がささやきかけるのです。その極低音のヴォーカル・スタイルは後期ジャパンで確立されたものだが、ソロになりますます凄みを増して来た様です。 |
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2.Gone to Earth (ゴーン・トゥ・アース) / (1986) |
歴史的ブッキングがなされた記念的アルバムである。キング・クリムゾンとビ・バップ・デラックスが
と合体したのだ・・。その中身は、ギターでロバート・フリップとビル・ネルソンが参加しているからだ!二人で一緒に弾いている曲もあり、こんなブッキングはいままでには成し得なかったことだ!(バンザイ!すごい!)こんな事はもう起こらないだろうとこの時点では思ったものだが・・。(実は起こってしまうのであった、それは・・・1993年の事である・・)他の参加メンバーは、Kenny Wheeler - Flugelhorn 、Harry Beckett - Flugelhorn 、Richard Barbieri - Atmosphere、B.J. Cole - Pedal Steel Guitar, Guitar (Steel)、Mel Collins - Sax (Soprano)、Robert Fripp - Guitar, Frippertronics、Steve Jansen - Bass, Percussion, Drums 、Ian Maidman - Bass 、Steve Nye - Piano, Producer, Engineer, Mixing
Phil Palmer - Guitar (Acoustic)、David Sylvian - Guitar, Keyboards, Vocals, Producer, Mixing Assistant, Atmosphere, Radio 、John Taylor - Piano、と言うもので、ベースがイアン・メイドマンに変わりメル・コリンズのSAXも導入されている。幼少の頃は自閉症ぎみの子供だったというシルヴィアンだが、事故のアイデンティティを確立すべき、内なる魂への旅立ちは未だに集結はしていない様だ。この頃はすでに多数の哲学書や東洋思想にふれ、ロックからは無縁の世界に入りこんでいる訳だが、音楽に対する飽くなき執着心は止まる所をしらない。プログレッシヴ・ロックの重鎮まで引っ張り出してしまうのだから・・。聞き所となる曲は、”Taking the Veil”とシングル・カットされた”Silver Moon”であり、フリップとの共作のアルバムタイトル曲の”Gone to Earth ”もすばらしい。そして、アルバム全体を覆うベールの様な感触は、バルビエリのシンセサイザーとフリップのフリッパトロニクスを駆使したギターサウンドである。そこにフリューゲルホーンが被さり靄や霧はまったく晴れる事はない・・。ドンドン深みにはまっていくのだ・・!貴女も、ここから抜け出せなくなっていくでしょう、シルヴィアン・ミュージックの迷路の中から・・?
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3.Secrets of the Beehive
(シークレット・オブ・ザ・ビーハイブ) / (1987) |
9月(SEPTEMBER)と言う曲から始まるこのアルバムでその歌詞は難解を極めるものとなってくる。「空高く陽は輝き、こだまする笑い声・・・9月がまたやって来た」←理解出来ない・・。こんな感じの歌詞や詩が並ぶのである。ポエムを朗読するバックに音楽が鳴っている様な感触である。それも、ブリティッシュ・ロックとは全くの無縁とも言える中において、40分間にわたり我々を悩まし続ける楽曲は流れていくのである。精神世界の心象風景を絵画的に表現しながら、聞き手の心の中に入り込むその巧妙な手口に乗ってしまうと貴女はもう抜け出せない・・。前作の「Gone to Earth」よりさらに奥深く、這い上がれないのだっ!そのアートとも言える作品を作り出しているのは、Yuka Fujii - Photography 、Brian Gascoigne - Orchestration, String Arrangements 、Steve Jansen - Percussion, Drums 、Steve Nye - Arranger, Producer, Engineer, Mixing
Phil Palmer - Guitar (Acoustic), Slide Guitar 、Ryuichi Sakamoto - Organ, Synthesizer, Piano, Arranger, String Arrangements, Woodwind Arrangement 、David Sylvian - Organ, Synthesizer, Guitar (Acoustic), Piano, Arranger, Vocals, Tape, Mixing Assistant, Assistant Producer、D. Thompson - Double Bass、Nigel Grierson - Photography 、David.Torn - Guitar (Acoustic), Guitar (Electric), Guitar Loops 、
Mark.Isham - Trumpet, Flugelhorn というすばらしいミュージシャンやバックアップの方々である。もう坂本教授はゲストの定番的存在であり、映画「戦場のメリークリスマス」で使われた曲を提供し、それにシルヴィアンが歌詞を付けて歌っているが、別の曲の様に聴こえるから、これまた面白い。特にこの作品で目立つのは、マーク・アイシャムとデビッド・トーンの働きであろう。アイシャムの遠くから聞こえて来るようなトランペットと、トーンの空中遊泳するがごとくフワフワしたギターが作り出すその音は、正にシルヴィアン・ミュージックにピッタリである。(その後のワールドツアーにこの二人が同行する事になるのは、そこにポイントがありり・・) それにしても、9月になるといったいどうなると言うのだろうか???
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4.Live In Theatre 1988 (ライブ・イン・シアター 1988) / (1988) |
この作品は正規盤ではないが、その内容のすばらしさと音質のヨサでここに取り上げる事にした。中身は、Secrets of the Beehive を発表後のワールドツアーのライブ音源なのだが、ラジオ番組のものなのか、ライブとしてアルバムを出すために録音された物なのかは不明である。発売元はイタリアのメイカーの様なのでイタリアでのライブかもしれない?TVからのビデオを見たことがあるが全く同じメンバーだったのでもしかしたら正解かもしれない?全ては闇の中であり、ブートレッグは突如としてこのようなグッド商品を生み出す事がある。参加メンバーは、David.Torn - Guitar、Mark.Isham - Trumpet, Flugelhorn、Steve Jansen - Percussion, Drums 、Richard Barbieri - Synthesizer, Piano、Ian Maidman - Bass 、Robie Aster -Guitar、と言う布陣であり、それまでのアルバムに参加してきたミュージシャンが多く入っている。その完璧な演奏は、こうして世間に知らせるべきである。絶対に埋もれさせてはいけないのである。曲の構成はそれまでのソロ・アルバムからベスト選曲がなされており、シルヴィアンが一環したポリシーの元でアルバム作りをしてきた事が、再確認できるすばらしいものとなっている。いいっすよっ本当に。 |
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5.The First Day (ザ・ファースト・デイ) / (1993) |
正式には、David Sylvian&Robert Frippの作品なのだが、シルヴィアンがプロデュースしているのでここでご紹介する。86年の「Gone to Earth」の所で前振りしていた事がここで本当に成った・・。キング・クリムゾンと、ジャパンの合体である。いや、フリップとシルヴィアンの融合と言ったほうがいいかもしれない。真実は分からないが、ハジメはシルヴィアンがフリップにたいしてアルバム「Gone to Earth」に参加依頼したのだが、その後フリップ側からシルヴィアンへ「キング・クリムゾン」へ正式に加入を依頼されたと言うのだが・・。しかし、シルヴィアンは連名でのこのアルバム制作は了承するも、クリムゾンへの参加は実現には至らなかった・・。(本当の事を知っている方ご一報を・・)参加メンバーは、Ingrid Chavez - Vocals
Trey Gunn - Stick, Vocals 、Marc Anderson - Percussion、David Bottrill - Programming, Producer, Engineer, Sampling, Mixing 、Robert Fripp - Guitar, Producer, Electronics 、Jerry Marotta - Percussion, Drums
David Sylvian - Guitar, Keyboards, Vocals, Producer, Tape, Mixing 、となっており、現クリムゾンのトレイ・ガンが参加している。来日コンサート時は、ドラムスがこれまた現クリムゾンのパット・マステロットがタイコを叩いていたのだっ! 大変密度の濃い曲が次から次と繰り出されており、シルヴィアンの作品の中でも一番ロック色の濃い作品に仕上がっている。やはり、フリップ爺の先見性はさすがである。(ちゃっかりとラストの曲はフリッパトロニクスのものであった!)このアルバムを発表前に日本でも、トレイ・ガンと3人でデモコンサートを行っており、前宣伝もバッチリだったのでシングルヒットも生まれた・・。(フリップ爺は策略家なのだっ!)その後に、ライブ盤も出されているのでこちらもお勧めである。 |
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6.Dead Bees on a Cake
(デッド・ビーズ・オン・ア・ケーキ) / (1999) |
詳しいレヴューは出来ずにいるので、ご了承を・・。これが現在の最新盤でありまして、70年代、80年代を通してデビッド・シルヴィアンがどの様な過程でここまでたどり着いたか伺い知る事はできないが、ロックと言うジャンルでは捉える事はもう考え無いほうが良いかも知れない。参加メンバーもスティーブ・ジャンセンや坂本教授は毎度ながら、ビル・フリーゼルやタブラ奏者のTalvin Singhなる人物も参加している。一体どこまで行くのかこの男は・・?、最近は髪の毛も短く刈り上げ、色もナチュラルなブラウンの様だが・・頭の中は凡人にははかり知れないのであった。細かなチェックをしていくのはこれから聞き込む必要があるので、何年か後に発表される次回作までには私なりに答えが見つかるかもしれない・・?! |