Encounters with TJ (3)

− ラス・ベガスの奇跡 再び!! −

前回ラス・ベガスでトムに偶然会った栗崎さんに再び奇跡がおこりました!今度はさらに親しくお話しできたようです。詳しい話は下をご覧ください。栗崎さんご自身も歌手で、古くからの熱烈なTJファン。今年4月には湯川れい子さんのラジオ番組で4週にわたるトム・ジョーンズ特集のスペシャル・ゲストとして招かれ、選曲・解説を担当、湯川さんと毎回約50分トム・トークを繰り広げられました。
もし他にもトム・ジョーンズに会われた方、想い出のある方がいらっしゃいましたら是非 こちら までメールをお願いします。


左から栗崎さんのお母様、大倉 美子さん、トム・ジョーンズ、栗崎博光さん、森崎 眞知子さん
−2000年10月23日 ラスベガスのMGMグランド・ホテルにて−

ロサンゼルス行きの機内、私はとうとう一睡もできませんでした。もうすぐ1年ぶりにMGMでトムのショーが見られると思うと興奮して目がさえてしまうからです。いや、ひょっとして第2のラスベガスの奇跡の予感があったからでしょうか・・・・・。

10月23日、着いた日の晩さっそくハリウッド・シアターでトムのショーを観ました。
「リロード」からの新曲がズラリ。そして何と!懐かしい「With These Hnads」が、新アレンジで歌われたのです。最高でした。
それにステージアクションもさらにパワーアップされているのには驚きました。客席の声援も昨年よりすごいではありませんか。エンディングのダンスも改良されていてさらにカッコ良くなっていました。私は100%満足しました。

まる2日寝ていない私はフラフラになりながら部屋に戻りましたが、今度は眠気よりも強い空腹感が私を襲いました。よし!何か食べてから寝よう。私は仲間を誘い、カジュアルな服装に着替えてホテル内のレストランへ行きました。
今回私はルーシーさんのまねをしてトムの似顔絵を描いて持ってきました。(一応、美大出身なので。)ルーシーさん、まねしてごめんなさい。
必ずしもトムに直接渡そうというのではなく、渡せなかったらホテルの知人にでもことづけようとは思っていましたが、昨年みたいに「奇跡」がいつ起きてもいいようにホテル内にいる時は常に持って歩く決心をしておりました。そんな訳でその時も持って行ったのですが、内心「いくら何でも今回はもう会えることはないだろう」と思っていたのです。

やがてレストランに着き、奥に入って行きました。
もう、終わりだろうか?お客は2〜3組しかいません。
そして、何気なくその中で一番奥のテーブルにいる客を見て私は全身が硬直しました。
ああ!なんと、そこに Tom が座っていたのです!!
私は昨年と同様、腰が抜けそうになり、呆然と立っていると、黒人のボーイさんが来て言いました。
「すみません。もう営業は終わりです。」
でも!しかし!このチャンスを逃してなるものか!私はボーイさんに
「ちょっと待ってください。とりあえずこれを見てください。」
と言って持っていた袋から、私が描いた Tom の似顔絵を取り出しました。すると・・・なぜだ?!急にボーイさんが腹をかかえて笑い出したのです。1分間は笑い転げていました。
「なんでだろう?そんなに似てないのだろうか?」
などと思っているとボーイさんが、
「ちょっと待ってなさい」
と言って、ケラケラ笑いながらトムの所に行くではありませんか。エライことになった。ボーイさんがまだケラケラ笑いながらトムの耳元で何か話しています。しばらくして・・・・ボーイさんがこっちを見てカモン!と合図を送りました。それから、あのトム・ジョーンズがわざわざ立ち上がってくれて私たちの方をふり向きました。私を追い抜いて「How are you?」と言って磁石に引かれるようにスーッと Tom のところに一番に行ったのは、足が悪いはずの70歳を超えた私の母でした。

私たちもトムの近くに行きました。私は持っていったトムに話したいことを書いた、カンニング・ペーパーを見ようと取り出しましたが、手がふるえて字が読めません。しかし驚いたことに!Tom は私たちを憶えていてくれたのです。私は絵を受け取ってもらい、握手してもらいました。女性たちはひとりひとりキスをしてもらいました。約10分間、私たちは話したり、写真を撮ったりしてもらいました。

ついさっきまで激しいステージをしていて疲れているはずのスーパースターがプライベートな時間の邪魔をした私たちにイヤな顔ひとつせず、これ以上ないというくらい優しく接してくれたのです。曲でいうと「You've Got A Friend」 を歌っている時みたいなトムでした。全員心から感動しました。私の母も(もともとファンでしたが)歌手としてだけではなく、トムは人間としても心の広いすばらしい人物だと改めてわかってますます好きになった、と言っていました。

トム、貴重なプライベートな時間の邪魔をして、すみませんでした。そして本当にありがとう。
トムは「ドーモアリガトウ」と日本語で言ってくれました。
そして最後に私に「See you tomorrow!」といいました。 Tomorrow だけじゃなく、私たちは毎晩、合計5回観ました。ある時は2列目、それ以外は4列目で見ました。
ショーはすべて最高でお客の声援も毎晩すごかったです。若い男女のファンがかなり増えていて声援がすごく、今までのファンがむしろ押され気味なのが印象的でした。
この30数年間、世界のスーパースターとして君臨し、今だにファンを増やしながら前進するトム・ジョーンズ。彼は人間としても最高の人でした。
よし!また来年も行くぞ!

2000年11月 栗崎 博光
tomelvis@dream.com
(栗崎ヴォーカル・スタジオ)

メールは Mariまでどうぞ。
最終更新2000年11月30日

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