---P.N.Nauelbuta---

ナウエルブータ国立公園
[国立公園制定年]1939
[面積]6,832ha 
[一般情報]ナウエルブータ国立公園は第9州の海岸山脈上にある。基本的にはアラウカリア(チリ松とも呼ばれる。学名Araucaria Aranucana)を保護する目的で国立公園に指定されている。標高は850mから1560mまで。なお、ナウエルブータとは現住民族のマプチェ語で「巨大な虎」をあらわす。
 一番の見所は大鷲岩(Piedra del Aguila)からの景色。天候のいい日は、東はアンデスの山並み、西は海まで見渡せ、周りにはアラウカリアが林立している。
[動物相]キツツキの一種、ふくろうの一種など、70種類以上の鳥が確認されている。また、哺乳類としては有袋類のねずみ、キツネ、プーマ、プドゥ(南米最小の鹿の仲間)などが生育する。
[植物相]1200から1300mの間は、南極ブナ属のコイウェ、コリウェやミチャイ、アラジャンなどが優占する。1300mからは南極ブナ属のレンガが優占し始め、1400m以降は全てがアラウカリア林に変わる。
 また、ラス・トトラス湖の周りの植生も興味深い。
 なお、公園内には15種類以上のラン科の植物が発見されている。11月から12月に花を咲かせる。
[気候]気候は温暖で年間降水量は2000mm以上。降水は冬に集中する。なお、冬には時折降雪を伴う。最低月平均気温は7月の3℃、最高月平均気温は2月の16℃となる。
[文化]これといって記録すべき文化はない。
[アクセス]国立公園は第9州マジェコ県県都アンゴルから35km西に行ったところにある。アンゴルからの道(Vega Blanca経由)の状態はよくはなく、雨季には非常に気をつけなければならない。夏季の日曜のみ、アンゴルからのダイレクトバスがナウエルブータまで運行している。それ以外の場合、アンゴルでタクシーをチャーターしたほうがいいだろう。1台15000ペソ程度だ。
 なお、第8州カニェーテからも道がある。
[宿情報]国立公園内にはキャンプ場(CONAF管轄)しかない。しかし、アンゴルにはホテル、レストランなど沢山ある。
[個人的見解]大鷲岩からの眺めはまさしく絶景だ。チリに来たときに時間が許すならば、ここに行くことを強くお勧めする。

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