日本でのBSE発生から1年以上が経ちました。
牛肉の消費も回復しているようで、今は平静を取り戻したようです。
しかし、私は危惧していることがいくつかあります。
第二のBSEパニックへの懸念事項を ここに記しておきたい。

食の不安は潜在化しています。決して払拭されたわけではありません。
そんな中で以下のことが起きた場合第二のBSEパニックが起きるかもしれない。
関係省庁や企業などへの警告としてここに記しておく。

・vCJD患者の出現
日本では汚染度や各対策を考えると感染する可能性はほぼ皆無といえる。しかし、海外渡航者などで感染者が出現したら?
可能性はゼロではありません。

・清浄国でのBSE発生
現在、対策を取っているのは国産ですが、もし清浄国でBSEが発生したら?
現実問題として日本のような全頭検査はやらないでしょう。日本は大半の牛肉は輸入しています。

これらが起きたとき、再びパニックに陥る可能性は高いと思います。
冷静になった今だからこそ皆が正しい知識、考え方を共有することが大事だと考えます。
この点で危惧するのは役人や生産者団体などの気分の弛緩です。
今が大事!
まだ、気を緩めるときではないことを認識しておくことが重要では?
また、未だに偽装事件を起こす企業が散見される。
(正直、首をかしげる。お前ら、バカか、と。)
危機感をなくしてはいけない!BSEに関しては清浄国となるには最低でも8年、現実問題として10年は復帰できないと考えた方が良い。これは国際ルールなんだから仕方がない。
これに対してボーッと過ごすのであれば絶対に泣きを見ると思いますよ。
例えば企業で金を出し合ってBSEへの正しい知識を啓蒙するNGOでも造るのに協力するとか、大学の研究費を提供するとか出来ることはあるはずです。
今回、BSEパニックを悪化させたのは役人と企業がヘタを打ったからからなんですから、償いの意味を込めて何か行動した方が良いのでは?
それが第二のBSEパニックを防ぐ処方箋になると思います。

最後にいくつか私の考える課題を列記しておく。

・食肉業界のクリーン化(出来れば若い人が声を上げて欲しい。ジジィどもじゃ駄目だ)

・企業(食品・流通・飼料会社や輸入商社)の情報公開

・リスクコミニュケーションへの意欲(特に農水省は駄目すぎる)
これは役人は元より企業・マスコミにも他人事面するな、と言っておきたい。
国はBSEの情報のポータルをさっさと作れ!未だに管轄がどうのとトロいことやってるんじゃない!

・意識改革。これは関係者だけでなく消費者も、だよ。

私は「食の安全」について国が一定程度携わるのは当然にしても、おんぶにだっこは反対だ。
実際問題として、どれだけ予算をつける?湯水のごとく金を使っていいの?人も沢山確保するの?
国が食を統制する方が良いというなら、それでも良いけど。
(人も金も使わず安全だけ確保しろ、なんて出来ないんだから)

国に頼らずやるんであれば自分達でやるしかない。企業も国の顔色を見ながらなんて馬鹿らしくないですか?
国に全てを「丸投げ」するか、自分達の出来ることをやるか。
選択するのはあなたです。

狂牛病関連情報・リンク集へ戻る

homeへ戻る